はい、こんばんわ。オカンですよ。
今日は金曜日。私はといえば、もちろん合コンがある。
今宵はどんな出会いがあるのか、胸が躍りますよ。
ところでおととい、最低な合コンをやっている連中に遭遇した。
私が女だったら、お金払うんでもう帰ります、とでも言い出していただろう。
場所は都内の繁華街。時間は21時過ぎ。
遊んでる風30代前半のサラリーマン4人と20代後半OL風女4人。
話を聞いていると、幹事同士は合コンで知り合い、その派生合コンらしい。
そんな話をしながら乾杯にうつった矢先。
男連中のなかでも後輩なのだろうか、乾杯でおもしろいこと言えと男連中に言われ、何かを言わされ滑らされる。
そしてそれに対し男連中が、おまえつまんねーよーとか、そういった言葉を浴びせる。
「おまえがおもしれーこと言わねーと乾杯できねーだろー」
「すいません!じゃあ、*@△$●&※¥◇×%、乾杯!」
「うわーほんとつまんねーなーおまえー」
・・・
こんなやりとりが延々と続き。結果、乾杯まで2分は要しただろうか。
そんなことをしていたらね、ビールの泡共々、合コンに抱いていた期待も消えますよ。
そして始まった自己紹介。これまた酷かった。一人ひとりの自己紹介が長いこと長いこと。
そして内容が実にくだらなかった。
まず仕事自慢。
「●●って知ってる?あれ、おれがいまやってんだけどさー・・・」
こんな具合。
そして忙しい自慢。
「その●●でさー、お得意がー、躍起になっちゃってー、もうね、振り回されちゃってさー・・・」
ハッキリ言ってどうでもいい一方通行の自己紹介が済んだと思いきや「質問ターイム!」とか言って、まだこいつに話させようとするんですよ。
女が誰も質問しないと、「はい、なんか質問して!」と質問の押し売り。
後輩のときは軽く流されたものの、これが3人分続き、結局男の自己紹介だけで30分は使っていたね。
さて、いよいよ女の自己紹介。
名前、女幹事との繋がり、仕事等々、簡単な自己紹介が済んだところでまたもや驚愕しましたよ。
ある男が「はい、●●ちゃんでーす」と言い出したと思ったら、「ぐいぐーい、ぐいぐーい・・・」と男全員がコールを始めた。
女全員がこれをさせられていた。
おさらいであるが、男は30代前半である。
こんな調子で結局男女の自己紹介が終わるまで1時間を要した。しかしまだまだ終わらない。
男がやおらワインをボトルで注文したと思ったら、ひたすら「かんぱーい」と言いながらグラスをチンチン当てながら飲む。
そして「乾杯は、杯を乾かすんだぞー」とかなんとかって、もはや古のイベサーのようなノリ。
男は女のグラスにワインを注ぎまくり飲ませまくり、自分はあまり飲まないようにしているのがバレバレ。
改めて言うが、男は30代前半である。
いつの間にか乾杯をさせられていた後輩は潰れたのだろうか、姿が見えなくなっていた。
お会計は男持ちだったから良かったが、割り勘だったらもはや事件だったろう。
そして会計をしているとき、男幹事がこう言った。
「はい、二次会行くひとー!この指止ーまれ!」
無論男しかその指に止まる人はなく、女は聞こえぬふりを決め込み、いそいそと帰る準備を整えていた。
そんな合コンを男二人で嘲笑しながら眺めていた、オカンでした。
では、また。


