LOVE POINT!

LOVE POINT!

びすこの甘くてほろ苦くてリッチで大人向けで赤ちゃんも読めるかもしれない小説ですこ.
うるう年が不思議でしょうがないこの頃!!

Amebaでブログを始めよう!



最悪って ・ ・ ・




最悪ってないでしょう?!





LOVE POINT!

POINT.2





今の心情を表現するなら、マンガの、ガ―――――ンッッが確実に正解だろう。







「洋介と結構はなれちゃったな~~」




「な、しゃべれねえヤツばっか」




あ!!




なあんだ、そうか、そうか。





隅田と離れちゃったから、最悪ってことね!!







おおおお~~~~




良かったあああああ!!








なんか盗み聞きしながら一喜一憂してる自分・・・





き、きもい ・ ・ ・





裕斗があたしの横を通って、後ろの席にドカッと座った。






カチャンと、イスに携帯のキーホルダーの当たる音が教室に響いた。






そのときアタシは ・ ・ ・


















―――――ニヤけていた。










だって!



だって、だって!!









違うクラスになってから、ほとんど話せなかったし、アイツが教室に入ってくるたびに胸がきゅうってしていたから・・・





だから ・ ・ ・




ドキドキしてるんだ。










「裕斗お、俺トイレ行ってくるわ!!も、もう漏れそう!!!」



隅田があわてて教室を出て行った。



「おーーう ・ ・ ・ 」


裕斗は適当に返事をして、首を鳴らしていた。









 ・ ・ ・ ふ、ふたりきり――?!






「 ・ ・ ・ 」


「 ・ ・ ・ 」







き、きまずい ・ ・ ・ 。











どどっどどうすりゃいいんだこれええええええ!!!








「橋本」




すぐ後ろから声がした。





裕斗が、あたしを呼んだ!!








少子化問題?




いつの時代のことでしょうか?







今この時代は―






そこらじゅう元気いっぱいの子どもたちであふれかえっています!






LOVE POINT!

POINT.1


あたし―橋本ちとせの鼓動は、いつも以上にひどく波打っていた。




塾の座席表をひと目見たときからだった。





アイツが



アイツが



アイツが



アイツが!!





あたしの後ろの席に変わってる!



たてに並んだ四角い2つのマスをみるたび、頬がゆるむ。




ど、どうしよう・・・!!




あの瀬戸内 裕斗があたしの後ろ?!




か、か、髪ッッ!!


あわててクシで髪をとかす。





アイツ・・・



これ見たらどんな顔するかな・・・。




裕斗の笑顔が浮かんだ。


あんな笑顔で、「お、橋本が前じゃん!」とか言われたら ・ ・ ・






し、死ぬぞコラ☆






ひとり妄想しているのが恥ずかしくて、顔を机に伏せた。






ガラッ









「あー面倒くせぇな、なんで勉強なんかしなくちゃなんないんだろなー」



私は顔をあげた。



「な、ホント意味あんのかな」





裕斗と隅田がいつものように、ダルそうに教室に入ってきた。











き、き、き、きたーーーーーッッッ!!!!!!!!!!



あたしはとっさに参考書に目をおとした。





「お?なにこれ座席変わってんじゃん」











・・・み、見たか?



見たのか?!













「うわーーーーー!!!!俺教卓の前だああああああああ!!!!!」





隅田うっせえええええええ!!!



裕斗の声聞こえねえだろうがああああ!!!




「うわ~、俺も最悪」






 ・ ・ ・ 。





今、なんていった ・ ・ ・ ?





さいあく?





裕斗の声が、頭の中をぐるぐるぐるぐると駆け回った―。