受験が終わったらASかうぞー!

new3DSと一緒にかうぞー!


カイオーガたんとちゅっちゅするぞー!
受験さえ無ければサクッと買って殿堂入りすんするんだちくしょー!

ニックネームまで決めてあるのにー!
 「支配の…杖?」
「マリー様、これは大事にとっておいてください、むしろ大事にしないとダメです!」
魔法店で1枚の鑑定書を覗き込む私達。なぜこうなったのかと言うと、ソニアさんの提案で、グレイスさんに貰った外套を鑑定してもらうついでに私の持っていた2本の杖も見てもらう事になったからである。
「この外套も良品でしたし……グレイス様は一体何者なんでしょう。」
「こんな良いものばっかり貰って良かったのかな?」
もう一本の軽傷治療の杖をぶらぶらさせながら、支配の杖を繁々と眺めて呟く。
「まあ、本人はもう何処かに行ってしまわれたようですし、有り難く頂いてしまいましょう。」
「まあいっか。あ、アップルパイたべよーっと。」
鞄から美味しそうな匂いのアップルパイを取り出して一口かじると、優しい甘さが口の中にふわりと広がった。
「おいしい。ソニアさんも食べる?」
「いえ、私はこれを食べますから。」
ソニアさんはお弁当のサンドイッチを取り出して私に見せた。
「そっか。」
二人でご飯を食べながらパルミアの町をぐるっと回ってみる。ヴェルニースよりも凄く賑わっていて、人もたくさんいる。
「賑やかですねぇ。」
「ソニアさん、あの綺麗な置物は何?水が噴き出してる。」
「あれは噴水ですよ。あまりはしゃいでいると落ちてしまいますよ。」
「大丈夫!」
そう言って噴水の元へ走っていって、水に触れる。冷たくて心地良い。水が夕陽を反射して、赤色に輝いている。
「綺麗だなぁ……。」
美しさに見とれて、うっかり食べかけのアップルパイを噴水の中に落としてしまった。
「あっ!アップルパイが……。」
沈んでいったアップルパイに涙目になっていると噴水の底に落ちた筈のアップルパイがふっと消えた。
「え?」
『食べかけってのが気に入らないけど……まあ良いわ。初めてよ、捧げ物なんて。』
「……だれ、ですか?」
小鳥のさえずりのような美しい声が頭の中に響いてきた。
『私は願いの神。このアップルパイ気に入ったから、ご褒美に何でも1つ願い事を叶えてあげる。』
「!?そ、ソニアさん、何か聞こえた?」
「いいえ?」
願いの神様の声は、私にしか聞こえていないらしい。
「え、えーと……」
『フフフ、何でも良いのよ?』
フカフカのクルミパンやらさくさくのアップルパイやらが頭のなかでぐるぐると回る。
「……!じゃあ、ソニアさんと一緒に広々寝れるようなノースティリスで一番寝心地の良いベッドが欲しいです!」
急に叫んだ私にソニアさんは少し驚いたようで、頻りに私の額に手を当てたりと、私の様子を伺った。
『ベッド、ねぇ。はい。』
ドムッ。
「……えっ」
大きな音を立ててベッドが虚空から現れた。
「これ、貰って良いのかな。」
困惑する私に、ソニアさんがにっこりと微笑む。
「願いの神様に会ったんですね。」
「何でも1つ良いって言うから……。」
「良いじゃないですか、ベッド。」
「……うん!これでゆったり眠れるよ、ソニアさん!」
鞄にベッドをしまうと、流石に鞄がずしりと重くなった。
「幸せな重み……」
「何処でそんな言い回し覚えたんですか。」
呆れ気味なソニアさん。
「……マリー様の記憶も、願ったら戻ってくるのでしょうか。」
「そんなのどうでも良いよ。だって、私は今こうして楽しく生きてるんだし。」
「そう、ですよね。すみません、変なこと言って。」
こうして、私達はまた次の依頼を取りに掲示板を見に行ったのだ。

 洞窟に帰ってくる頃には、私もソニアさんもクタクタになっていた。
「うー、眠いよ……。」
「疲れましたね……。」
あの後、配達の依頼を受けてヴェルニースに戻ったので、実質日帰りのパルミア観光だった。パンを買い足して余ったお金で、魔法の矢の杖を2本買ってみた。早く使いたい。
「さて、ご飯を食べよう!」
「マリー様、さっきヴェルニースで林檎を召し上がっていたじゃないですか。」
「お腹すいたのー!」
ソニアさんは苦笑して、自分の荷物から私にサンドイッチを渡した。
「あれ、良いの?」
「痛む前に、林檎を食べきってしまいたいですからね。」
そう言って、ソニアさんは林檎をかじった。私もサンドイッチを口に運ぶ。
「美味しいね、ソニアさん。」
「ええ。ですが……たまには肉や魚も食べないとバランスが悪いですよね……。」
肉、と聞いて、あの忌々しい緑髪の顔が浮かぶ。
「お肉、かぁ。」
「何処かで売っていると良いんですが。」

 食事も終わった、服も着替えた。あとは…。
「寝るだけーっ!」
部屋の真ん中にドーンと置かれた幸せのベッドとやらに飛び込む。
「ふかふかだー!」
程よく敷き布団が沈みこみ、ふかふかの羽布団で包まれる。油断しているとすぐに寝入ってしまいそうだ。
「よかったですね、マリー様。」
「ソニアさん、こっちで寝ないの?」
ソニアさんは、簡易ベッドの準備をしている最中だった。
「こっちで寝ようよ、暖かいよ?」
「いえっ、そういうわけには……」
「……そうやって言うなら私にも考えあるよ?」
わざと頬を膨らませて言うと、ソニアさんは少し焦ったような顔をした。
「ソニアさんがお布団に入るまで私寝ないからね!」
「マリー様…。」
「ソニアさんは私の仲間なんだから、遠慮なんてしないでよ。」
大事な人、という言葉に、ソニアさんはびっくりした様子だ。
「……わかりました。」
それだけ言うと、ソニアさんは大きなベッドの端の方に横になった。
「ソニアさん、落ちちゃうよ。」
「ですが侍女の身分でマリー様にベタベタとくっつくわけには……」
「ベタベタとくっつけって言ってるんじゃなくて、まだ空いてるスペースがあるんだから寄っていいよって事だよ。せめて枕の真ん中に頭を乗せなよ。」
躊躇いながらも、ソニアさんは少し距離を詰めた。
「えへへ、暖かいね。」
「ええ、とても。」
「よいしょ…っと。」
コロンと寝返りをうち、ソニアさんにぴったりとくっつく。
「マ、マリー様?」
「ソニアさん、これからもよろしくね。まだ10日も一緒にいないけどさ。」
「……勿論、何処までも着いていきますよ。」


井戸にアップルパイは完全にオリジナルです。
でも願いの神様にだって捧げ物あげたいよね!
タイトルの通りです。
都合により買ってはいませんが、買いますよ。ええ。

サファイアは私にとって聖域でありウンヌンカンヌンポケモンに復帰したウンヌンカンヌン
まあ、それは置いておいて……。

初めのポケモンはミズゴロウで、キノココとあと何をつれていこうかなと考えています。

それはそうと、ラグラージって可愛いですよね。愛嬌があって好きですよ。ヌマクローから進化して絶句した時期もあるにはありましたが、ラグラージは私が初めて性的な目で…ウンッウンッポケモナーに目覚め……ゲフンゲフン今では立派な相棒です。今後ともよろしく、ラグラージ。と言っても向こうはドン引きでしょうが。ポケパルレで撫で回したいペロとか言っている人間にも従順なんですから、優しいポケモンなのでしょうね。この調子でつれ歩きも復活してほしいものです。

花の名前はネタが切れてきたのでサファイアは普通に名前をつけていこうかなと。

そういえば冬はタッグフォースでしたね。どうしてこうもほしいゲームが重なるか。

散々ケロマツだダークライだと言っても、やはり原点に帰ってくるものですね。

ここまでかいておいてなんですが、受験生がこの時期に何をやっているのだという話です。はい。
 ノースティリスでの生活が始まって、今日で3日目となった。ヴェルニースで簡単な依頼をこなし、パンを買って帰る。それが習慣になるんだろうなと思っていたが、現実は甘くなかった。
「……護衛か配達の依頼しかない。」
早速つまづいた。簡単な依頼をこなすだけではノースティリスでは生きていけないということか。
「これはパルミア、こっちはダルフィ、これは要人護衛……。うーん、これは期間が短すぎますね…。」
ソニアさんも掲示板の内容をあれこれ吟味して、首を捻っている。
「仕方ありません、観光客の護衛でもしましょう。」
「大丈夫?」
「このパルミア行きのであれば、期間は10日と余裕が有りますし、パルミアへの配達依頼も調度2つ貼ってあります。」
そう言って、ソニアさんは期間が10日以内と12日以内と書かれた依頼を示した。
「3つも一度に受けて大丈夫?」
「ええ、パルミアまでなら10日もかかりませんし、街道を通れば危険なモンスターも出ないでしょう。」
依頼内容を改めて確認すると、観光客の護衛と魔法書の配達、そしてドレスの配達だった。
「大丈夫かな?」
「ええ、それに、この三つをきっちり成功させれば、金貨5000枚ですよ!」
意気込むソニアさん。5000枚……くるみパンが252枚だから……。
「そうと決まったら早くパルミアに行こう!」
頭のなかで大量のくるみパンが積み上がる様子が見えた。これはやるしかない。

 魔法書とドレスを受け取り、お弁当を鞄に仕込み、観光客のグレイスさんを引き連れてヴェルニースを出た。雲ひとつない青空で、絶好の旅行日和だ。
「えーと……ソニアさん、パルミアってどっち?」
「マリー様……東です……。」
私の能天気な質問に、ソニアさんは呆れながらも返事を返してくれる。
「さあ、パルミアにしゅっぱーつ!」
歩き出す私の肩を優しく掴むと、ソニアさんはくるりと私の向きを変えた。
「東はこちらです、マリー様。」
グレイスさんの顔が一瞬青ざめた気がするけど気のせいだね。

 「マリー様!モンスターです!」
街道だと思って安心していたら、どうやらプチの群れに囲まれたようだ。
「マリー様、グレイス様、気を付けてください!」
素早く剣を構えるソニアさん、カッコいい…。
「あわわわわ……。」
慣れていないのか、グレイスさんはわたわたと槍を取り出す。あれ、あの槍よく手入れされてて……。
「邪魔っ!」
「こっ、来ないでくださいぃぃ!!」
早かった。先日貰った魔法棒を取り出すまでもなかった。
「ふぅ、片付きましたか。」
「はうう、どうなることかと。」
二人は鮮やかな剣捌きでたちまち5匹のプチを倒してしまった。ソニアさんに至ってはスカートの裾をパタパタと払う余裕っぷりを見せている。
「えと、そのー……。」
「マリー様、お怪我はありませんか。」
「いや、ないけど、無いけども。」
グレイスさん護衛要らないだろ。と言いかけたが黙っておいた。

 半日程歩き続け、日が暮れて来たので今日は夜営することになった。星も見えるし、雨の心配はなさそうだ。
「ソニアさんに言われた通り、木の枝とか拾ってきたけど、何に使うの?」
「燃やすんですよ。火があるところにはモンスターも寄りにくいですから。」
「旅人の知恵ですね~。」
グレイスさんも暢気に返すが、あんたも旅人じゃないのか。
「モンスターに脅えながら同行者と見張りあってました。」
ある意味強運だなぁ。この人。
「さて、このぐらいあれば充分ですね。」
集めた木くずや木片をまとめて、ソニアさんは小さな小石のようなものを2つ取り出した。
「石じゃ火は付かないよ…。」
「そんなことありませんよ?」
ソニアさんが2つの石をカチカチと打ち鳴らすと、石から光が出た。
「えっ」
石からでた光が木くずに触れると、木くずも一部だけ赤色になる。ソニアさんはその赤い部分にそっと別の木くずをのせて、素早く息を吹き掛ける。するとたちまち木くずは煙と火を上げたのだ。
「わあっ、ソニアさんすごい!」
「手慣れてますね~。」
私とグレイスさんが感嘆の声をあげるのを見て、ソニアさんは困ったように笑った。
「さ、マリー様。今日はもう寝てください。」
「いいの?」
「火は私が見ていますから。」
ソニアさんは寝なくて大丈夫なのかな、と疑問を抱きつつ寝ない理由もないので寝ることにした。

 マリーが寝付いたあと、黙々と火の番をするソニア。そしてその横でグレイスは体育座りをして焚き火を見つめていた。
「グレイス様はお休みにならないのですか?」
「えへへ……目が覚めてしまって。」
「明日に疲れを残さないでくださいね。」
少し呆れたような調子で言うソニアに、グレイスは頭を掻いた。
「そういえば、お二人はどんな関係なんですか?」
「私とマリー様の事ですか?」
「ええ。少し、気になったので。」
ソニアはふう、と小さく溜め息を吐いた。
「……なんてことはありません、ただの主従関係ですよ。」
「そうなんですか。」
それにしては、マリーさんは貴女が友達のように思ってそうですよね、と笑って付け加えたグレイスに、ソニアは目を丸くした。
「……私にそんな資格ありません。」
「資格、ですか?」
「クイーンセドナ号の事故のこと、知ってますか?」
ソニアの問いに、グレイスは首を振る。
「つい最近難破した商船です。私達はその船に乗っていたのですが、船が難破した時に、海へ投げ出されたマリー様を助けられなかったんです。」
「だから、友達になっちゃダメって言うんですか?」
グレイスは目に涙を浮かべながら続けた。
「そんなの間違ってます!マリーさんが友達になりたいと思ってるのに、ソニアさん一人の引け目でマリーさんに何も言わずに拒絶するだなんて、マリーさんが可哀想。」
「ですが……。」
「一度ちゃんとマリーさんと話すべきだと思います!」
涙目のまま、グレイスはソニアの背中をぽむぽむと叩いた。励ましているつもりらしい。
「グレイス様……。」
「それに、ソニアさんは年下なんだから、おもいっきり甘えちゃって良いんですよ?」
その言葉に、ソニアは一瞬固まったあと、わなわなと震えだした。
「……わ、私は17歳だーっ!!」
「ええっ、てっきり13歳くらいだと……」
「そしてマリー様は15歳です!小さいと思ってバカにしないでください!」
「マリーさんは合ってた!」
自分のすぐ傍で勃発した口喧嘩にも気付かず、マリーはすやすやと寝息を立てていた。

 翌朝、目が覚めると、ソニアさんとグレイスさんの間の雰囲気が何となく柔らかくなっているのに気付いた。
「なにかあった?」
「目が冴えてしまったので、少し雑談に付き合って頂いただけです。」
「そうなんだ。」
グレイスさんがソニアさんにグッとガッツポーズをするが、眉ひとつ動かさずにソニアさんは石を投げた。あ、気のせいだこれ。
「と、とりあえず行こうか。」
「そうですね、マリー様。」
今日のソニアさん、なんだか嬉しそう。

 西の空が赤く染まる頃、私達はパルミアに辿り着いた。
「助かりました。ありがとうございます、マリーさん、ソニアさん。」
グレイスさんは深々とお辞儀をすると、お礼に、と青い宝石の嵌まった魔法棒と暖かそうな外套、そして美味しそうなアップルパイを手渡した。そして、依頼の紙にあったよりも少し多目のお金を押し付けるように私の財布に捩じ込んだ。
「お二人とまたどこかで会えたら良いですね。」
「うん。」
「それじゃあ、さようなら。」
何度か振り返りながら、グレイスさんはパルミアの町の中に消えていった。
「さて、あとは配達ですね。」
「うん…。」
「マリー様、そんな悲しげな顔をなさらないで下さい。」
ソニアさんが言うには、寂しいと顔にかいてあるように見えるそうだ。
「たったの一日なのにね。」
「マリー様の心が豊かな証拠ですよ。」
そう言うと、ソニアさんは初めて会った時のように私を抱き締めてくれた。