事実は小説より奇なり。

今まで色んな恋愛漫画も読んできたけど
その辺にある少女漫画より、私の恋愛の方が面白いと思ってしまうw

さて、続きです。

私と隆史ちゃんが好きなアイドル「ももいろクローバーZ」
これで私と隆史ちゃんは出会い、仲良くなり、幼馴染発覚のきっかけにもなりました。
またシン君とも合コンで盛り上がったきっかけになったのでした。

そんな彼女たち。
なにかショッキングな出来事があったら
「ドンマイ☆」と仲間を励ますのです。

さぁ。隆史ちゃん落としにかかります。笑

前回の雑談を終え、隆史ちゃんとの距離はだいぶ元に戻ってきました。

そして私は隆史ちゃんをちらっと見あげ
含み笑いをして、なんでもないと言いました。

「何?」と彼が聞くので

「いや、なんでもない」と言って。

「気になるから言って」と言われ、前置きをしてから

「いやー隆史ちゃんとキスしてしまったけど、もうキスとか考えられへんわ」

そう言った、彼がショックそうでめっちゃ可愛かった。
「えーそれ俺がまみちゃんにせまったみたいやん」

と頭を抱える彼に

「ドンマイ☆」

「いや・・・ドンマイじゃなくって・・・」と言葉にならない隆史ちゃん。

もうこのあたり、私、隆史ちゃん振る覚悟で言ってますからね。
友達にも相談したけど、
「なんで片思いやのに、そんな自信満々やねん」って突っ込まれましたw

いや、でも脳内で成功のイメージを形作ることは大事ですよ。
私、脳内で結婚式まで進んでましたからね(だいぶ痛い女)

隆史ちゃん、いつも席を立つ人ではないんですが
この日はさすがにショックだったみたいで2回くらいトイレに立ってました。

彼はショックだったでしょうが、私はめっちゃ楽しかったですよ。笑

そして、私が振り回してごめんねってことで会計全部払って。

まだ時間も早かったのでどうしよっかということになりました。
「んーもうお腹いっぱいやし、帰ろっか」と言うと
「珍しいな。この流れやったら2件目いこっかとなるのに」
「そうやな。前はカラオケ行くとか喚いてたのになw
じゃあコーヒー飲みたい」

ということでスタバへ。

追っかけさせたい私は、彼を極力Sに仕立てあげることにしました。
なので、彼が面白がって
「あのカラオケのまみちゃんはすごかったな」「動画で撮っておけばよかった」
って散々からかわれましたが、
私は「もう言わないでー」と極力ふさぎ込んでました。
まぁ確かにあの勢いは、もうしようと思ってもできないけど。笑

コーヒー飲みながら、今までのメールのやり取りとか
最初のテンションお互いおかしかったなとか話しながら
元の何も意識してない友達まで関係を戻しました。
今日の目的達成。
隆史ちゃんもいっぱい笑ってくれたし、私も楽しかった。

そして、私はホームでちょっとした色仕掛け。
と、言っても私は元々色気と縁がないような健康な感じなので
そんな仕掛けられるようなものは持ってないんですが。

男性が女性のどこを見せられたら弱いと思います?
人それぞれ好みはあると思いますが。
女性の白い内太腿は、けっこう男性を刺激させられるらしいです。
本当かどうかの真偽は分かりかねますが。
隆史ちゃんに限ってはけっこう効きましたw

それも人前では隠してて、いざと言うときにばっと見せるのが効果的だと。
それを私は実行しました。

電車を待ってるときに隆史ちゃんと話をしてて。

「そーいや抱きついた時にピンクのセーターめっちゃ毛玉ついたやろ?
ごめんなぁ。私も帰ったらこのショートパンツにびっくりするくらいついてたわ。」

と、ロングコートを着てたのですが。
それが真ん中でばっと開けれるタイプだったので。
ここぞとばかりに生足出したw
もちろん隆史ちゃんにはショートパンツを見せるようにして。
ばっちり目は太腿に釘付け。
男性って悲しいかな単純ですよね。
本能だから仕方ないけどww

そしたら隆史ちゃん、びっくりするようなこと言ってきました。
「なぁ、俺、あの時、理性に負けてた方がよかったんかな?」

えっ。それ反則じゃね?!と心でびっくりしながら
「・・・さぁ。分かんない」と返答。

そこまで言うならさっさと彼女と別れて私と付き合えよw
と心の中では叫んでたんですが、平静を装ってました。私。

やっぱり引いたら追いかけてくるんが常なんですかね。

で、帰りの電車の中で隆史ちゃんが
「バレンタインのお返しなにがいい?」って聞いてきたので
「いや、本気の分はいらんわ。私も食べたし」と返答。

でも私、隆史ちゃんにみんなの前で義理チョコも渡してるんですよね。

「じゃあお菓子とか?」と隆史ちゃん。
「うん。そんなんでいいよー嬉しいし♪」と私は笑いました。
すると隆史ちゃん

「いや、でも欲しいものあるやろ?」と。

私は一瞬戸惑いましたが「ウレロ(DVD)!」と即答。

隆史ちゃんは「意外な答えが返ってきた」と返答w

ウレロはももクロちゃんの曲が使われてるコメディ番組です。
気になる人は検索してみて下さい。面白いですw

私のが降りるのが早いので、隆史ちゃんと笑顔でバイバイして電車を降りる。

私が思ってた以上に隆史ちゃん私のことを気にしてくれてます。
これはもうちょっと頑張ったら本当になんとかなるかもしれない。

帰ってからシン君から電話がかかってきたので、経過報告w

シン君「あーまみさん、それはもう落ちるw」

やっぱ男性目線から見てもその態度は脈ありよね?!
と盛り上がりました。

するとシン君が、ぽつりと。
「電話したのは、東京転勤が決まったからなんだ」と。

私のテンション一気に急降下。
「えぇー寂しい」

「いや僕の方が寂しいよ。関西は4年半いたし」とシン君。

「そうやな。ごめんなw」

「まみさん、二人で晩ご飯食べに行きたいな。」

「あ!行きたい!」

「都合つくのがもう来週の日曜くらいしかなくて。
土曜日にも会うけど、いい?」

「うん!もちろん!」

今、考えると、隆史ちゃんのデートの後にシン君のデート決まるってすごいですねww

シン君は、私の友達の郁子さんが彼氏欲しがってるので
友達を紹介してくれるってことで土曜日に飲もうぜと言っていたのでした。

そんな感じで隆史ちゃんとのデートは終わり。
次会うのは、きっとホワイトデーのプレゼントを渡す口実で会えるでしょう。
その前に隆史ちゃんは、ライブで会えるので、さほど心配はしてなかったんですけどね。
私は。だからこそ強気だったのかもしれません。
いや、変な自信はずっとあったな。笑

次はシンくんとシン君の友達。
私と、私の友達郁子の4人で飲みです。

ここも小さな恋の助奏です。

ーこの話の登場人物は、実在する方々なので、特定はしないで下さい。

今日の一曲
Baby cruising Love/Perfume