ちょっと話を飛ばします。

その間に私は5年付き合った彼氏と向き合い。
別れを告げました。
そしてとても久しぶりにフリーの身となりました。

隆史ちゃんと、ももクロの沖縄ライブへ行きました。
二泊三日で、観光も兼ねてですね。

メンバーは
隆史ちゃん、隆史ちゃんの役所の先輩
悠美ちゃん、ちほちゃんの役所4人のももクロ好きさん+私

その間、隆史ちゃんとメールはずっと続いてました。

一度、その後にメールと電話で私の酔っ払い史上最強にうっとおしかったこと。
でも記憶はあるよってこと隆史ちゃんに告げ。

誠心誠意謝りました。
勝手なことしてごめんなさいと。

隆史ちゃんは、一度、距離を開ける態度をとったにしろ。
でもメールは途切れませんでした。

それには男友達の助言を聞き、返しやすいメールを作ったりしてたのですがw
友達は私がガンガン行ったのは悪くないと。
むしろけっこう気があるように見える。

次は「相手からの既成事実を作れ」と言われました。笑

そして、隙を作れと。あと男性は褒められたら嬉しいから褒めろと。
私はその助言をしっかと刻み込んで。

いざ対面。
やはり気恥ずかしいのか絶対に目は合わさない隆史ちゃん。

空港で朝ご飯になったのですが。
ちょっとだけ二人になる時間がありました。

なので、私は「本当にごめんね」と謝りました。
隆史ちゃんは「うん。分かったからと。」と多くは話しませんでした。

しかし、隆史ちゃんところどころで気があるそぶりをするんですよね。

ももクロちゃんの野外公演はお天気もよく、すごく気持ちよかった。
快晴。
海が見える会場でした。

私はチケットを現地で譲ってもらうことになったので、東京の男性の方と待ち合わせ。
結局、ライブは第一部と第二部があったのですが、一部はその方と一緒にいたのです。
一緒に写真撮ったり、ももクロ愛を聞いたり。けっこう楽しかった。

で、隆史ちゃんとは番号が全然違ったので別行動。
一部が終わった後に待ち合わせ。

こんな人と一緒に楽しんだよーって写真を見せたのですが。
隆史ちゃん、ちょっと妬いてる。
なにそれ嬉しい。

そして、第二部まで時間があったので、二人してビーチに寝転がり。
青い青い空を見上げました。
本当に空が綺麗だった。

それは本当に心に残りました。

そしてももクロ第二部は、せっかく地方まで来たんだから
みんな一緒に見ようと。5人一緒に同じブロックへ。

始まる前にちょっとジャブを。
「隆史ちゃんっていつも背筋すっとしてるよなぁ」
「そうかな?」
「うん。かっこいいと思う」(笑顔)

えくぼは恋の落とし穴。
笑顔はやっぱり有効です。
隆史ちゃんびっくりするくらい分かりやすい反応をしてくれました。

その会場は、ももクロちゃんがトラックに乗って
ぐるっと回るという方式でした。

隆史ちゃんが好きな子(あーりん)が後ろにきたので
隆史ちゃんは後ろへ見に行きました。
私も離れず付いていきました。

すると、ももクロちゃんの中で一番激しい曲「Chai Maxx」が始まりました。
ファンの人も踊りまくる曲です。

それで私が人並みにもまれることを心配してか
隆史ちゃんは腰にそっと手を。
空いてる場所まで誘導してくれたのでした。

そんなことされたらときめく要素しかないんですけどね。笑

そして元の場所に戻って。

ももクロでけっこう終わりの方にする「ツヨクツヨク」って曲があるんですが。
その曲でタオルをみんなタオルを投げるんですが。

その投げた時にけっこう強めの風がふいて。
私の持ってるサイリウムにタオルがひっかかりました。
それで二人で顔を見合わせて笑いました。

楽しかった。

その時、私はこう思いました。
「あ、ここで恋が終わっても悔いはないな」と。

それぐらい楽しかった。

そしてその夜、ほかの人は先に寝てしまったり一歩先に帰途についたりとかで。
隆史ちゃんと私は部屋でさし飲み。

隆史ちゃん、
「告白した時に勘違いさせてしまうような
態度とってごめん」
とか言ってた割に、部屋に入れちゃうんですよね(笑)
本当に嫌なら入れなきゃいいのに。

その日はバレンタインが近く、車の中で義理チョコは渡してたんですが。
私はやっぱり本命チョコが渡したかったので。
隆史ちゃんに、ももクロブロマイドをしのばせて本命チョコを。

「大好きです」って真正面から言ったら
「ありがとう」って隆史ちゃんは少し照れてた。

で、結局チョコをつまみに二人でオリオンビール

「なんか気持ちの切り替えスイッチとかあればいいのになぁ」
「え」
「好きな気持ちはすぐには忘れなさそう。」
「いやきっとスイッチあるって」

みたいな会話を。

なんか進展しなさそうなので、私から仕掛けました。
彼氏と別れたことを話して、隆史ちゃんはびっくりしてました。

横に座ってたので、隆史ちゃんに「ちょっと肩貸して」ともたれかかり
「いやあなた前科あるから」って隆史ちゃんが肩をちょっとすくめる感じにし、
私はそのまま膝枕をされる状態になりました。

そしてふっと上を見ると。
隆史ちゃんもふっと天井を見上げました。

「え。どうしたん?」と聞くと。
「いや昼間見た空が本当にきれいやったなー」と思って。

少し空気がほのぼのしました。

「もうまみちゃん部屋かえりーや」
「いややー」

と言ったら隆史ちゃんが笑って
「まるで姪っ子のようだ」と。

5歳児と一緒の扱いの私。
さすがにショックでした。笑

このあたりで、隆史ちゃんがなんかしらのアクション仕掛けてくれたらいいなーと思ってたのですが。
彼、全然何もしてこないんですね。
友達曰く、「ライオンが寝転がっても手出そうと思わんやろ」とのこと。
けっこう的を得ているw

隆史ちゃん、昼間ずっと運転してくれてたのもあったし
ライブではしゃいで確かに疲れてたので、あんまり部屋にいるのも良くないなーと思って。

「じゃあ寝るわ。おやすみ」とほっぺに軽くちゅーしました。
すると隆史ちゃんは顔は嬉しそうなんですけど
「全然反省してないやん!」と。
「いや前よりだいぶソフトになったやん!」と言い返し
隆史ちゃんは
「いや確かにそうやけど」って苦笑。

「いやでも(そんなことしたら)あかんでー」と言われてしまって
しばらく部屋の出口でうなだれる私。

「だいじょうぶか?」と声をかける隆史ちゃん
「うん・・・じゃあおやすみ」と部屋を出ました。

まぁ、その宿、寝る場所しかないって部屋だったんですね。

洗面所、トイレは別です。

なので、チョコ食べてビール飲んだら
そりゃ洗面所で会いますよね。
若干気まずい。笑

でもそのまま寝るのは嫌だったので。
ゆっくり階段を上がり、隆史ちゃんを来るのを待ちました。

このまま寝たくないって思って。

隆史ちゃんの腕をつかみ
「でもこんなに人を好きになったことないから諦めたくないねん」
(と身長差訳30cmの隆史ちゃんを見上げる)

と。隆史ちゃんすごい困ったような顔してた。

「おやすみ」
というと私は腕を離しました。

そんな感じで沖縄二日間の旅行は終わり。

こっから私が全力で隆史ちゃん引きにかかります。
続きはまた明日。

ーこの話は、現実に起こった出来事ですので、特定はしないでください。

今日の一曲
ツヨクツヨク/mihimaru-gt