皆さん、こんにちは!
山に行ってますか?
4年前から山の魅力に気付いてしまった主婦の私。
そして今回は、主人のバケットリストの1つ「ツールドモンブラン」に一緒にチャレンジしてきました。(2019年8/20〜27)
細かいハイキングコースのデータなどは、他の方や専門書にお任せして、このブログで女性ならではの疑問だった事&そんなにアスリートでない女性ならではの感じた事などを書きたいと思います。
<まず私のプロフィール>
50歳ちょっと手前の女性
週4〜5日の30分のジョギング & 30分の筋トレ
たまに2時間位の軽いハイキングをする
登山経験は3年
3300〜4420メートルの山に登山経験有り(10回以上)
高度には弱くはない方です
山の平坦&下りは得意ですが、傾斜の少しきつい登りにはとても弱いのが難点。
(5-10歩進んで10秒止まってしまう変なリズム)
元々アスリート気質では無く、全くやらないよりは体力はあるって程度の私です。
でも、私のたった1つの強みは「ギブアップは無い」だけです。
今回のブログの内容は、
荷物
食べ物
コース選び
洗濯
現金
トイレ
日数
ホテル&ロッジ
ハイキング中の注意
水
[荷物]
<バック>
バックの大きさは、主人と私共にサイズ26
チューブで水がしっかり飲めるタイプです。
(腰でしっかりと支えられるタイプが良いです。肩だけだとかなり負担がかかって痛くなります。)

<ポール>
<サングラス>
<キャップ>
<着替えは3組>
8月後半でしたが、太陽が出ると結構暑くなりました。(ボトムスは、短パン2枚 & フルレングスのスポーツレギンス1枚)
1日が終わると汗でかなり汚れるので、簡単に洗えてすぐ乾く物がお勧めです。
そして、洗濯は意外に乾かないです。
ボトムスは私は諦めて2日同じ物を履いてました(笑)気にならないぐらいの環境になるので。
<寝る時用の着替え1組>
寝る時は綺麗に寝たいです。
<靴下3組>
意外と一晩では乾かないので、リュックのサイドに洗濯バサミで止めて下げて歩いたら、直ぐに乾きました。靴下なら恥ずかしく無いですよね。

<下着>
下着の上はスポーツブラを2枚、下は日数分。
確実に乾きやすさ重視で選ぶのが良いと思います。
<ポンチョ風レインコート>
バックパックを背負ったまま被れるのがお勧めです。
山の天気は変わり易く、一日一回は雨が降ると言われてます。防水のジャンパーやパンツより、ぱっと着れて扱いやすいポンチョの方が便利なようでした。
私達の時は一日目がかなりの土砂降りで、その後は7日間ほど良い晴れでしたが。
<洗面道具>
小さい入れ物に入れ替えて日数分。
ホテルでもロッジでもシャンプー&リンスは期待しない方が良いと思います。使えば軽くなるし、最後に容器ごと捨てることもできるので。
化粧品などなるべく小さくするのがお勧めです。
<常備薬(痛み止め、風邪薬、下痢止め、睡眠薬など)>
私は足首が少し痛くなってしまい、痛み止め薬にかなり助けられました。そして、寝てないで歩くのはとてもきついので、軽い睡眠薬でぐっすり寝るのをお勧めします。疲れて寝るだろうって考えてましたが、意外と眠りが浅い日があったりして、薬に助けられました。
<湿布薬・塗り薬>
肩、脚が1日終わると痛いです。
<絆創膏>
大小のサイズがあればベスト。
<上着>
薄手のダウンジャケット、フリースジャケット、アウトドア用ジャケットなど。
早朝&夕方は結構寒くなります。
登山中も高度が高くなると、雲の中を歩く時もあるので、さっと出せてパッと羽織れる物は必須です。
<膝のサポーター>
必須です!
下り坂は石だらけなので、かなり膝に負担がかかります。
他のハイカーに「いいね、それ!」と羨ましがられました。そして現地では結構高いらしいです。
<ヘッドライト>
今回は使いませんでしたが、万が一の状況の為にもあると心強いです。
<ビーチサンダル>
ロッジなどはハイキングシューズでの出入りは禁止でした。
常備されてるサンダルを履く人もいますが、自分のビーサンがあれば問題なし。
ホテル宿泊の日はそのままでレストランに行っても、場所によるかも知れませんが、特に何も違和感なかったと思います。
<プロテインバーなど>
私は8日間のハイキングで5本食べました。
時間が無い時、雨の時、レストランが無い時、自分好みの食べ物は必須です。
所々の街にスーパーはありますが、チョコたっぷりのお菓子系のバーばかりでした。
ソイバーやカロリーメイトなどあると助かります。
<キャンディー>
人の好みですが、私はきつくなると飴を舐めて気分を紛らしてました。糖分を一瞬で取れる事でも便利でした。
<ウェットティッシュ>
<日焼け止めクリーム>
恐ろしく焼けます!
<携帯浄水器>
所々にファウンテン(水道の蛇口)があります。
全く気にしなければもちろんそのまま飲めますが、お腹を壊す可能性がある人はお勧めのアイテムです。やはりフィルターを通したお水の方が美味しいかったです。
私は流石に川の水は飲みませんが、非常事態の時には助かると思います。
<ポカリスエットなど清涼飲料水の粉 & ボトル>
8時間以上歩くと、水だけでは血液のバランスが悪くなる気がして、塩分糖分のバランスのとれた飲み物は疲れを軽減するだけで無くて、熱中症の対策にもなるっという持論です。
<ポケットティッシュ>
トイレに紙が無い時もあるので一応の為。
<小さいタオル>
ロッジはドミトリーに泊まったらタオルが無かったです。
小さくて良いと思いますが、シャワーの時は一人一枚をお勧めです。
<洗濯バサミ>
洗濯を干す時は必要です。
<洗濯洗剤>
<瞬間接着剤>
ワンペアだけのハイキングシューズがもし壊れたら、もう歩けませんよね?!
他のハイカーの方がシューズのソールが剥がれてしまい、リフトで街に降りて靴を買ってまた戻って来たと言ってました。
私は使わずに済みましたが、小さい物なのであると便利だと思います。
<充電器>
部屋やロッジのコンセントの数が少ない場所があるので、同時に2個できるタイプが役に立ちました。
<荷物に関するオススメ>
・荷物はジップロックに個別に入れると便利です。
朝パッと詰められて、もし雨が降っても濡れずに済みます。洋服などは圧縮出来るので、リュックの中にも詰めやすいです。
・ロッジによってシーツを持参するようにとありますが、いりませんでした。
私達も捨ててもいいシーツを持って行きましたが、荷物になるだけでした。
せっかく持って行ったので、最後の日のロッジのドミトリーで使って廃棄しましたが、他の方達は誰も持ってきてないようでした。
荷物になる事を考えると、私は要らないと思います。
<自分が思った不必要な物>
行く前にリサーチして他の方のブログに書かれてたけど、荷物を軽くしたい方は入らないと思う物です。
・シーツ(無くても大丈夫です)
・寝袋(ホテルなど予約をする方がベストです)
・トランプ & 本など (場所取るだけで出番はない
ような)
・変えのシューズ(荷物は軽いに限ります)
とにかく荷物は軽ければ軽いほど良いです。
必要な物だけを必要な分だけがベストだと思います。どうしても着替えなど譲れない事がある人は、荷物をホテルに送るサービスを利用するのも良いと思います。
車や馬が運んでました。
[食べ物]
<街のホテル>
街に宿泊の日は思いっきりレストランで美味しい食事、スイーツを食べる事をお勧めです。
いくら食べて絶対に太らないから!
歩き続けて4日目でスッと痩せます!!
<ロッジ>
ロッジでの食事は、席も時間も決められてて、まさに大人の給食タイムです。
初対面の人達と英語で話しながらの食事は、日本人にはキツイかも知れませんが、これもツールドモンブランの楽しみの1つだと思って楽しんで下さい。
お互いにハイキングの情報交換したりして面白かったです。
英語は話せるにこした事は無いですが、みんながそれぞれ外国人で、かなりの割合で母国語では無い人もいるので、殻を破って身振り手振りで話しても、良い思い出になると思います。
ハイカーは山ではみんな良い人達!です。



<ロッジでのランチボックス>
私達は2回頼みました。
2人で一個だけ、あとは持参のパワーバー&ミックスナッツで大丈夫でした。素晴らしく美味しいわけでは無いですが、これも旅の楽しい経験だと思います。ゆで卵、サンドウィッチ、チキンパテ&フランスパン、チーズなどです。

<山の中のレストラン>
専門書にもレストランなどの情報は載ってるので、タイミングがあったら是非食べて良いと思います。
最高の景色でチーズたっぷりオムレツ、パスタ、フルーツタルトは格別の味でした。
ワイン&ビールで乾杯してるハイカーがいっぱい。楽しむって大事ですよね。


<スーパーマーケット>
Les Contamines、Courmayeur、Champexなど街に行くとスーパーがあるので、途中で必要になった物を買えます。
私はナッツ&ドライフルーツのスナックを買って、小腹が空いた時にかなり楽しみました。
歯磨き粉なども揃ってました。
[コース選び]
私達のプランは
Day 1: Les Houches - Les Contamines
15km / 5.5hrs
Chalet Hotel GAI Soleil (個室)

Day 2: Les Contamines - Mottets
20km / 8~8.5hrs (近道を使った場合)
Rifuge des Mottets (個室)

Day 3: Mottets - Courmayeur
23km / 8~8.5hrs
Hotel les Jumeaux Courmayeur (個室)

Day 4: Courmayeur - Val Ferret
18km / 6hrs
Chalet val Ferret (個室)

Day 5: Val Ferret - Champex
27km / 9.5hrs
Au Vieux Champex (個室)

Day 6: Champex - Trient
14km / 4.5~5hrs (楽)
16km / 6.5hrs (難)
Hotel la Grande Ourse (個室)

Day 7: Trient - Tre le Champ
13km / 5.5hrs
Auberge la Boerne (大部屋)

Day 8: Tre le Champ - Les Houches
21km / 10~11hrs


主人がハイキングコースをしっかり調べて予定を立ててくれたので、私から細かいアドバイスは出来ませんが、ツールドモンブランのオフィシャルロードに大部分は沿って歩いて、大して道に迷わず、安全に達成出来ました。
途中にいくつかのポイントで、「キツイけどもっと絶景が見えるコース」などあるので、自分の体力を考慮して行くのも良いと思います。
私達もいくつか絶景コースに行きました。
今回のプランは「一周きっちり自分の足で歩く!」が一番の目標だったので、バスやリフトを乗りませんでしたが、各人が目標やプランを決めたら良いと思います。
10-12日間ゆっくり歩く人
一周はしなくて一部のみハイキングする人
リフトやバスを使ってゆったりしたい人
途中のホテルに荷物を送ってもらって、自分はなるべく身軽に歩く人など、それぞれ色んなプランを他のハイヤー達は実行してました。
[洗濯]
とにかく想像以上に洗濯は乾かない状況でした。
早くロッジに着いたら、他のハイヤーに見習って洗濯を干した方が良いと思います。
私は洗って、よく絞って、ドライヤーで可能な限り水分を飛ばして、部屋で一夜干して、それでも微妙な時はそのままリュックに入れて、次のホテルで干すという感じでした。ドライヤーの力は侮れませんでした(笑)
普段は潔癖の私でも、旅を続けると結構どうでもよくなってきたような?
天気が凄く良い日は、少し湿ってるボトムスも履いてたら、1〜2時間でカラッと乾燥してました。
人間、小さい事にくよくよしなくなるってこういう事なんだ〜って感じました。
[現金]
フランス🇫🇷イタリア🇮🇹スイス🇨🇭を横断するので、ユーロ&スイスフラン が必要になるます。
Mottetsの様な山の中にあるロッジはもちろんwifiが無いのでカードは使えないので、しっかり現金を用意します。
それ以外のホテル&ロッジなどはカードで支払いができました。
でも、途中の山の中のレストランなどは万が一の為の現金支払いが出来るように、準備をお勧めします。
スイスフランも必要です。
ユーロで払ってもお釣りが無いという事もありましたし、さっとスマートに終わらせるにはある程度の現金も必要でした。
ちょっと多めで丁度良いかもしれません。
[トイレ]
女性はトイレって気になすよね?
先ず、だいたいが大丈夫です。
専門書にも書いてありますが、トイレの場所が多少あります。レストランにはもちろんあるし、パブリックトイレもたまにあるので。
それに、ずっと歩いて汗かいてると大丈夫なんです。不思議ですよね。
でも心配なのが、お腹を壊して下痢になった時は大変だと思うので、心配の方は下痢止め薬を持参した方が良いと思います。
反対に便秘なんてウェルカムです。
毎日8時間ぐらいの有酸素運動してるので、あれって思うくらいお腹は直ぐに軽くなるので。
[日数]
私のお勧めはハイキングの前日&終了後の2日はゆっくり時間を過ごすです。
私達はスイスのジュネーブ空港からバスでシャモニーのホテルに行き2泊、丸一日をシャモニーで過ごして、ハイキングをスタートして、シャモニーの同じホテルに戻って、翌日から他の国に旅行に行きました。
前日は翌日からのハイキングの為に時差ボケ&体調を整えるのに効果的でした。
シャモニーは、レストラン&デザート屋さんが沢山あるので楽しめます。
ハイキング終了後の翌朝に直ぐにホテルを出てジュネーブに行ってしまったのですが、出来れば翌日はコインランドリーで洗濯して、ゆっくり寝て休んだ方が、その後の観光旅行も楽しめるのではないかと思います。
もちろん、それぞれの休暇の予定もあると思いますが。
[ホテル &ロッジ]
私達の場合はシャモニーでしたが、最初と最後のホテルは同じホテルがお勧めです。
スーツケースを無料で預かってくれるからです。
他のハイヤーの方で同じホテルが取れずに、荷物を違う場所で預けてましたが、面倒だと言ってました。
そして、ホテルはもちろん個室ですが、ロッジも出来るだけ個室がお勧めです。
バストイレがシェアでも、自分の部屋があるだけで全く違くなります。
私達は最後の日が已む無くドミトリーでしたが、人のいびきや、寝返りの度のベットの軋む音、人の行き来に想像以上にゆっくり出来なかったです。
一生に一度の経験だと思うと、これも面白い経験だと思えましたが、個室がある方が断然に良いです。


[ハイキング中の注意]
本とポールサインだけでは時々、「あれっ?これどっち?」と迷ってしまう箇所がましたが、迷ったらそこから動かないで、周りの岩にツールドモンブランのマークや、それの代理のマーク(スイスなら赤白のライン、ある所では黄色のラインなど)を探してみましょう。分からず歩いて2時間以上無駄にしたっていう人もいるらしいです。
サインも何も無い場合は、基本は真っ直ぐに行くのが正解でした。
他にもハイカーがいるので、休憩がてら待って様子見もありだと思います(苦笑)
あと、歩くのに必死になりすぎないように!
後ろを振り返って景色を見たり、写真を撮ったり、たまには座ってみてください。
夕方までに到着すれば良いや!の開き直りの気持ちでいると、一層楽しく感じられます。

途中で断崖をハシゴで登る所が6-7本ありますが、軽く高所恐怖症の私ですが出来ました。
そのハシゴを登らない遠回りのコースがありますが、私は結果楽しかったです。
ある意味ハシゴもこのハイキングのメインイベントの1つでした。普通では出来ない事だから。
荷物を背負ってのハシゴ登りなので、後ろへの重量に怖く感じますが、ハシゴはガッチリした作りなので、しっかり握って焦らずに進むのみです!

[水]
持ち物の欄でも書きましたが、コース中のファウンテンでお水は入れられます。
ホテル &ロッジで夜や朝にお水を入れて貰って、途中でも入れる事が出来るのですが、ある所では全く給水出きる所が無いので、注意してみておく方が良いと思います。
例えば、Tre le Champ -Les Houchesの途中の道はファウンテンもレストランも無く、水が無くなってしまい苦しかったです。
水切れはけっこう辛いです。
[最後に]
今回のチャレンジは私にとって、プライスレスな経験になりました。
沢山の人に出会い、この半世紀弱の人生で初めての経験に驚き、根性がちょっとだけまたついたような気がします。
優雅にレストランでワインの時間も楽しいけど、
汗をかいて汚れながらも、自分の目標に全力で頑張る事の方が素敵だなって思えました。
またその後のワインは何倍も美味しかったです。
そして、同じ気持ちでいる人と喜びを分かち合う事も実に充実しました。
アスリートではない私が、山の下り坂では「アルプスの少女ハイジ」、登り坂では「ど根性カエル」を口ずさみながら、このツールドモンブランを達成出来たので、皆さんもきっと出来ます。
私達夫婦の辛い時の合言葉を最後に、「この一歩は確実にゴールに向かってるから」でした。
今は次の山はどれにしようか考え中です。
有り難うございました。Good luck!
