頭の奥に差し込んでくる

 

低くて重みのある その声は

 

息苦しく せつないほどに 私の鼓動をわし掴みにする

 

 

 

 

知らないでしょ?

 

口数の少ないあなたの言葉が

 

密やかに 私の身体を熱くさせている事なんて

 

 

 

 

 

気付いてないでしょ?

 

携帯からささやかれる言葉が

 

狂おしいほどに 「逢いたい」 と 私を眠れなくさせている事なんて

 

 

 

 

 

いつだって ポーカーフェイスで

 

愛の言葉なんて その口からは漏れてこないけれど

 

私も そんな素振りなんて見せないけれど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢中にさせ とりこにさせ

 

耳たぶを 甘噛みされたように

 

私を 身体の芯までとろけさせるのは

 

 

 

 

あなたの その声だけだわ

 

 

Toshiyuki