信念の話。 | 富岡えりかの『現実★クリエイション』

富岡えりかの『現実★クリエイション』

33歳バツイチ、小学生二児ママ、元社長ERIKAのブログです(*´꒳`*)今は整骨院で患者さんにマンツーマンでヨガを教えています!


「東大に受かることを目標として今まで頑張ってきたけど、いざ受かっちゃったらそこでなんか満足しちゃって、結局やめてフリーターなんすよね、俺。」

私は高校生の頃から、
夢が「社長」になる事だった。

専門学校進学も、なんとなくその道ならいつか社長になれるんじゃないか?というやんわりとした期待から決めた。

入学したばかり、自己紹介の席で、
「社長になりたくてブライダル科に入学しましたぁ」と言い放った私の印象は、今だに当時のクラスメイトにも、先生にも、 深く印象付いているようである。

しかし私は専門学校卒業後、某一流アパレル会社に運良く就職を果たしたのにも関わらず、わずか一年で退職。妊娠。結婚。
夢を置き去りにして、ひたすら女として生き急いでいました!としか言いようがない。

そして、結婚から4年後。
主婦にも子育てにもすっかり飽きていた私が始めたのが、ママサークル「ブリランテマードレ 通称ブリママ」の立ち上げだった。

ママサークルとして始めたが、目的はビジネスをやる事。
趣味や特技を持っているママに先生としてレッスンを開催してもらい、生徒として参加するママに参加費を支払ってもらう。
そこに対するスケジュール調整と場所の手配、そして集客をするのがブリママの仕事だ。

サークル時代の活動は、ビジネスとは程遠すぎて、いつの間にか周りから「地域支援をする団体」として認知されるようになっていた。

私自身も、
ママになっても、もっと楽しもうよ!
ママ達が楽しめる世界を提供したい!
気が付いたらそんな思いで、団体を動かしていた。

活動を続ける上で、だんだん思いが発展し、子連れで働ける環境作りがしたいとか、そういう方向に進み出した頃には、
団体に対する世の中からの認識も、ママサークルから子育て支援団体という、少ししっかりした認識に変わったと思う。

そして、その活動は行政機関にも認められ、補助事業の運営まで任されるようになったのだ。


これが、今まで私がやってきた事。

さて、ここから先は、現在そして未来の話しをしようと思う。

冒頭に書いた、東大生の話し。
誰もが一度はこのような話しを聞いたことがあるのではないかと思う。

実は今、私自身がその状況に限りなく近いのではないかと、少々焦りを感じているのだ。

私の夢は、社長になる事。
ただ、その先の夢が、私にはまだ無い。

しかし、その夢が現実に変わるのは、もう時間の問題なのである。
なぜなら私は、どうやったら社長になれるのかの方法論を、もうしっかり理解しているのだ。
東大に、ひたすら一生懸命勉強すれば入れる事を理解しているように。

夢の叶え方を理解したと同時に、
その先にまだまだ長い道が続いている事を知る。

ゴールだと思っていた「社長」というラインが、人生においてはただの通り道の出来事でしかない事を知る。
結婚がゴールではない事と、同じように。

そこから先は、未知でしかない。
社長なんて、なってみたら大したものじゃないかもしれない。
10年以上温めていた夢だが、期待はずれかもしれない。

その先の意味をしっかり見つけていかなければ、おそらく無意味だ。

私は今、その現実とぶち当たっている。
自分と向き合うしかないこの孤独に、ひたすら耐えて、それでもその道を選ぶのかと自分に問い続けている。

その先に信念を持つことが出来るのか。
私という人間の先に創る、法人という人格に、いかに意味を持たせる事ができるのか。

せっかくなので、時間をかけて考えようじゃないか。

そんな事を思いながら眠る事にしよう。
また来週も、素晴らしい一週間になるように願いながら…。