先日。

クローズされてるのに、ついクセで。

図書館のサイトを開きましたらね～。

♡お知らせ♡

「蔵書検索サイトがご利用いただけるようになりましたが、新規予約はご利用いただけません」て

……意味ねーじゃん意味ねーじゃんソレ意味ねーじゃん。

（大事なことなんで３度言う）

ま、緊急事態なんでね。

仕方ないっちゃあ仕方ないんだけども。

いっそのこと潔く開館するまで全クローズの方が、

ヨケーな期待をしなくて済むっつーハナシで。

本を読むのは、息をするのと同じこと。

早くもとの「活字まみれ」の生活に戻りたいものです。

150（90）久我有加さん「頬にしたたる恋の雨」。

（攻）瀬島さん・演芸場の主人×（受）落語家から漫才師に転向した芸人

上方漫才のルーツをお勉強しつつ、

席亭の瀬島氏に激しく萌えまくそで

大当たりの１冊でございました。

純文読んでるような気になりましたよ。

イイなぁ「芸人シリーズ」。

大阪弁と舞台設定に二の足だったんですが、

久我さんの文章が闊達なんで違和感なく没入できました。

文体との相性ってあるよなぁ。

151（91）砂原糖子さん「ファンタスマゴリアの夜」。

端的に言えば「すれ違いもの」なんですが。

うん、よく出来てるのよ。

強いて言えば「欠点がないのが欠点」みてぇな。

コレは好みのモンダイなのか、

及第点以上なのに何も残らないというね。

なんかスマン。

ヒジョーにスマン。

「頬にしたたる～」の余韻の中でよんだせいでしょうか？

ちょっと間をおいて再読したいと思います。

152（92）橘かおるさん「夜の獣〜鬼に愛でられる猫〜」。

（攻）鬼×（受）高校生

再会年の差モノ。

オレ的「萌え要素」は搭載されているものの、

今イチ気が乗らずに流し読みスマン。

コレも「芸人シリーズ」の余韻のせいでしょうか？

良く出来たファンタジーなんだけどね～。

読む順番て大事だよなぁ実際。

153（93）月東湊さん「山神様の初恋のつがい」。

（攻）山神さま（狼）・人間嫌い×（受）山奥に暮らす小僧

正統派ファンタジー、

ココロ温まる系のオハナシでしたな。

正直「萌えどころ」は無かったんですが～、

まぁおとぎばなし的な清々しさはありましたね。

５０過ぎのオッサンが読むもんでもないとは思うんだが。

っつーか絵が…。

154（94）久我有加さん「におう桜のあだくらべ」。

若手噺家同士のホニャララ。

でまぁ「芸人シリーズ」っつーことで、

エライこと期待して読み始めたワタクシが

勝手にハードルを上げすぎて悪うございました。

やー、萌えねー萌えねー。

フツーに「オハナシ」としてはアリですけどね、

前に読んだモノよりさらに時代が上がって明治、だったもんね～。

関西弁と相まって更に敷居が高いという。

ヴィタいち感情移入できないまま読了。

155（95）桂生青依さん「SWEET SWEET HOME」。

（攻）青年実業家×（受）攻氏に引き取られる高校生

ほのぼの～。

まぁありがちな「甥っ子を育てるシングル・イケ・オッサン」と、

カレに対する恋心にグルグルする餓鬼っつーＣＰ。

ナンデコレヲカッタンダロウカ

……と自問するほどに萌えるところナシ。

まぁ読後感は悪くなかったですが、

あんまりテンプレな展開に意識遠のくっつーね。

オモシロカッタデス（棒）。

156（96）渡海奈穂さん「かわいくしててね」。

（攻）唯我独尊・マイペースの同僚

×（受）カワイイもの好きなリーマン

いやぁ、この「猫好きなのに猫に好かれない」攻氏が、

なかなかに萌え案件でしたね～。

一緒にシゴトをしたくはないけれど。

空気を読めない男（攻）と読み過ぎる男（受）。

不器用に距離を縮めていく様子は、

なかなか楽しかったですよ。

なんでこんなオトコ（攻）に絆されるのかは、

どんなに行間を読んでも理解不能でしたけども。

そして、ぬこカワエエ。

さて、ひさびさにヒットしましたシリーズもの。

まぁそれぞれ単品のようですが「芸人シリーズ」、

ちょっと追いたいキモチになってまいりました。

危険かすら？

読書2020-21。