ふと思ったんですがー。

最近の雑誌、ことに婦人誌って

「付録で売ってる」的なところありますでしょ。

職場の女子なんかもたまに、

付録目当てで買ってるみたいですし。

「付録だけ売ってくれよ紙束イラネーよ」

っつーご意見は本末転倒なんでさて置き（バッグとか化粧品とかピンで本屋で売れという横道破りをどう説明したものか分からないんでスルーしました）。

図書館はどうしてるんですかねぇ？

……と、ふと疑問。

装備会社を通すとそこでハネられて、

本体のみの納品になるんでしょうか。

書店からの素納品だと職員の役得？

別に何でもいいんですけどね、

ふと気になったもんでゴニョゴニョ。

030　宮田珠己さん「いい感じの石ころを拾いに」。

久々にタマキングのエッセイ。

っつーか「単なる石拾い」で１冊ってムリがあるんじゃなかろうか、

と懸念してたんですけどね。

ヾ(￣▽￣)ﾉ　ん～サスガはタマキン（←）

文体と人となりが好きだと、

大概のことは許せちゃうもんですねぇ。

思いのほか、楽しく拝読しましたよ。

とはいっても「石拾い」に手を出そうとは微塵も思わないが。

031　黒田研二さん「家族パズル」。

やぁ黒田さん、久々読んだわ～。

まさか全力で泣かせに来るとは思わなかったけど、

コッチも擦れまくった読者だからねぇ。

なんつーか温めの短編集、

ハートウォーム・ファミリー・ミステリ、とでも言うんでしょうか。

それなりに面白く拝読しまして。

粒が揃ってないぶん、逆に印象に残る１冊かと。

ちょっと時間を置いて再読したいなぁ。

032　小林聡美さん「聡乃学習」。

大好きな聡ちゃんのエッセイ、

同年代だからもう「徹頭徹尾・膝叩きまくり」ですよ。

分かるわ～分かる。

ホイちゃんのハナシは涙腺がヤヴァかった。

軽妙洒脱な文章で、

天は二物を与えるんだなぁと、やっかみつつｗｗｗ。

033 椹野道流さん「男ふたりで12ヶ月おやつ」。

いやコレ、チュートハンパの極み。

エロのないＢＬ。

一般書籍でリリースする意味が分からない、

見事なまでの「やおい」。

後ろの見返しにＢＬエロ小説のラインナップとか載っちゃってるし〜。

スウィーツのカタログにしても、

絵が少しも美味そうじゃなし。

先輩と後輩の関係がもはや、

エロがないのが不自然っつーね。

ＢＬの読者には食い足りないし、

一般にはキモい人間関係だし、

どっちに向いてるんでしょうかコレは。

単行本の値段分、

楽しめる信者の方にはイイんでしょうけどねー。

034（016）洸さん「運び屋恋愛事情」。

この作家さん、基本的に好きなんですが～。

なんで買ったんだかコレ、

小僧同士のホニャララは萌えどころがなくて。

まぁ「運び屋」っつーシゴトはねぇ、

お仕事小説としては目新しかったんだけども残念賞。

盛大に外した感が否めず。

035（017）榛名悠さん「俺さまケモノと甘々同居中⁉︎」。

悪夢祓い（攻）×家政夫（受）。

まぁ小僧同士なんでＣＰ自体には萌えませんが～、

人外っつーかモフモフ系でイケるかなぁと。

期待して買ったんですが好みではなかったですなぁ残念。

036（018）名倉和希さん「ハッピーボウルで会いましょう」。

不動産会社の専務（攻）×プロボウラー志望の小僧（受）。

そーいや最近、

っつーかこのところしばらく１０年単位で、

ＴＶでボウリングの中継とか観ないスね。

そんなマイナー・スポーツであるところのボウリングが取り上げられていて、

それなりに面白く拝読いたしました。

攻氏が２９歳っつー設定以上にオヤヂ臭がして、

軽く萌えたっつーか。

分かりやすいＢＬでした。

そしてワタクシは秘書の竹橋くんに萌えるという外道でスンマソ。

037（019）真崎ひかるさん「クマのおいしい縁結び」。

肇ちゃん（パン職人・攻）×付喪神の声が聞こえる小僧（受）

いやぁファンタジー、

なかなかに好きなテイストの作品でしたねぇ。

ぬいぐるみに喋らせるなんで、

作者もあとがきで書いてましたけど「あざとい」っつーの。

好きだけども、そーゆーの。

テディベアが結ぶ赤い糸、素敵ですねぇ。

六芦イラストの攻氏は、

将来的に禿げそうでワロスなんですがｗｗｗ。

読書2020-05。