先月。

ブ○ク・オフに手配した商品が、

なんの因果か出荷が遅れに遅れ（謝罪メール来た）。

そんな時に限って、

図書館でも予約の本がヴィタ１冊回って来ない週があって。

ん～、タイミング悪い時ってこんなよね～。

まぁ幸いなことに、

最近は「活字中毒」の症状も薄れてますしね。

エロ小説も、再読に耐えうる作品のストックもありますし。

読むに困るこたぁないんですが。

何だろう。

未読のストックがない飢餓感ｗｗｗ。

022 椹野道流さん「モンスターと食卓を」。

いやまぁ「二匹目の最後の晩ごはん」、

狙い目はよく分かるんですけどねぇ。

ナニこのイラっとくる「お店広げっぱなし」感。

あくまでプロローグ、

オタノシミはこれからっつー薄さがねー。

「鬼籍通覧」の新装版リリースもアレですが、

商売っ気が鼻に付くと言ったら

ファンの方に刺し殺されるでしょうか。

消化不良、パない一冊でしたねぇ。

023 中山七里さん「人面瘡探偵」。

わはは。

温〜い「ヨコミゾ」っつーか

薄〜い「火サス」っつーか、

「ジョボっ！」とか言いながら、

ヒジョーに面白く拝読しましたよ。

おとーさん、サスガ。

エンタメかくあるべしっつーカンジでしょうか。

伏せ字にワロタわー。

024 吉田修一さん「逃亡小説集」。

そらまぁ世の中、

「逃げたくなること」もあろうかとは思いますが。

なんつーか感情移入がしにくい「おハナシ」でしたかねぇ。

好きな作家さんだから評価もゲロ甘。

それなりに面白かったです。

（吉田氏の顔が好き←）

025 相沢泉見さん「谷中幽霊料理人お江戸の料理、作ります！」。

うーん、二匹目の「居酒屋ぼったくり」。

このジャンルの粗製乱造感は否めませんが、

ソツなく面白かったですかねぇ。

ＹＡ（ヤングアダルト）の「とっかかり」には

最適かも知れません。

いやぁ、温い地縛霊だこと。

026（012）李丘那岐さん「甘い恋の手ざわり」。

実業家（攻）×元・革職人の小僧（受）

「皮革フェチ」とか「ブラコン」とか、

ツボれば美味しい要素はあるんでしょうが

残念ながらピンと来ず。

甘いっちゃ甘いけど、

好みの甘味ではなかったような。

まぁ「いいおハナシ」ではあるんだけどね～。

027（013）水原とほるさん「恋情の雨音」。

東京の刑事（攻）×特殊能力アリの田舎の薬剤師（受）

やー、この攻氏萌えるわ～。

３０代半ばっつー設定以上にオヤジ臭くて大満足案件ｗｗｗ。

遣らずの雨、か。

表紙絵がまたナイスですなぁ。

落ち着いた、良いラブストーリーでございました。

ファンタジー設定を乱用しないのも好感度、

読後感も良かったな～。

再読案件だわ～い。

028（014）犬居のすけさん「寡黙なシュガーラブ」。

リーマン後輩（攻）×菓子作りが趣味のリーマン（受）

なぜ買ったのか「年下攻」、

あんまり好きじゃないんだよな～

っつー後ろ向きな読み方が災いしたのか、

萌えポを見つけられず流し読み。

ついでに「美味しそうポイント」もナシ。

色恋に火がつくまで、

けっこう読むのがキツかったわいな（寝落ち）。

っつーかパイセン、奥手にもホドがあるんではないか。

029（015）洸さん「探偵の助手には秘密がありすぎる」。

いやま、この洸さんは好きな作家さんなんでね。

軽く攻・受のスペックと粗筋だけで

迷うことなく入手したんですが。

帯にある「クールなハイスペック助手」が、

まさかの「そーゆー設定なら何でもアリやんけ」っつーチカラワザで。

なんじゃそら、と脱力するというね。

微塵も萌えなかったしなー。

作家さんが好みでも「鬼ハズレ」はあるっつー

キホンを再認識させられた１冊でございました。

事故みたいなもんかすら？

読書2020-04。