いやまぁサスガにね、

煩悩価格（１０８円）とかで買った本に

ケチつけるのもアレかとは思いますけどね。

ＢＬ小説方面。

いくら玉石混交、ほぼ石とはいえ。

思わず本を取り落しそうになるクオリティ、

よくそれでリリースしたなコレ、

編集者ってシゴトしてんのか？

……的な作品が散見されまして〜。

中には良く練られたもの、

リーダビリティ激高いもの、

人物造形、心理描写に優れたものもあるんですけどね。

うーむ。

なかなか「アタリ」を引くのは難しい。

世間評価も「腐」の好みだしなぁ。

ビミョーにズレるんだよなぁ〜イラストは顎尖ってるし。

まいっか、中古だし（をい）。

161 椹野道流さん「最後の晩ごはん聖なる夜のロールキャベツ」。

むぅ。コレはどこまで続けるつもりなんだろうか。

ドラマ化のおかげで売れるんであろうが、

少しだけ飽きが来た感も否めず〜。

ドラマのキャストも（ワタクシ的には）違和感があってヴィタ１秒観なかったですが、

この絵も大概だよなぁ特にロイド！

出来るだけイラストを目に入れないようにして、

流す感じで拝読いたしました。

今回はな〜。

「居酒屋ぼったくり」ばりのスロー進行の中、

若干の展開はありましたがさほどの盛り上がりもなく。

店主、夏神くんにのみ萌えるワタクシでございましたよ。

（兄友の刑事くんも微萌）

162 中山七里センセ「ふたたび嗤う淑女」。

うへぇ。

今回の続編も期待を裏切らず、

えげつない面白さでページを繰る手が止まらず～。

((((；ﾟДﾟ)))))))

ありがとうございました。

163 長浦京さん「マーダーズ」。

なんかスンマセン。

返却期限に急かされて、

急いで拝読したせいで消化不良です。

面白いんでしょうけども、

途中で何かを見失ったんでしょうか、

今ひとつピンとこないまま読了しちゃいまして。

人間関係がワヤ～（要・再読）。

164（085）井上ハルヲさん「無明の華」。

攻氏は刑事の木崎くん４７歳設定、

対する受氏は極道の狭山くん３５歳設定。

ワタクシ的には理想的なカポーなんですが。

ま、面白かったですけどね。

安定のリーダビリティで満足しましたケドね。

もっと「ドロドロ」かと思ったら思いのほかアッサリ加減で。

む～、ハードル上げすぎたかすら？

萌えたけどもｗｗｗ。

165（086）みとう鈴梨さん「いじわる社長と料理人」。

２０代やんちゃシェフ（攻）×３０歳若手設定オーナーで社長（受）っつーカップリング。

まぁ絵面も嫌悪感を抱かせるものでなく、

それなり料理の描写も美味しそうで、

萌えないながらも読み進めたんですが。

や～、文章との相性ってあるよね～。

進まねー捗らねー脳に残らねー上滑るー。

ストーリーだけ追ったものの、

もはや内容を微塵も覚えちゃいません。

ってかなんでコレを選んだんだろう（煩悩価格だからか？）。

166（087）神楽日夏さん「ここにいようよ」。

３０代のカメラマン（攻）×２０代の鯛焼き屋さん（受）

萌えポイントはなかったものの、

コチラは読みやすかったですな。

（むしろ萌えは猫）

全体的に長閑な、「癒し」の空気感に満ちてまして～。

舞台の江の島がリアルに思い浮かぶ丁寧な筆致に好印象。

久しぶりに行ってみたくなりました。

あ、鯛焼きも食べたくなったな。

こういう視覚以外を掴む筆力、

けっこう貴重だと思うんだが如何か。

167（088）秀香穂里さん「盤上の標的」。

攻氏はＫ察の管理官（３３歳設定）、

対する受氏は新聞記者（２５歳設定）。

Ｋ察ものＢＬっつーことで事件を追うストーリー、

単純に楽しめましたよエロ抜きでｗｗｗ。

そらまぁＢＬであってミステリじゃないんでねぇ、

安い２時間ドラマ感が拭えないんですが。

そんなものだと思えばねぇ。

粗に目ぇ瞑って、

楽しんだ者勝ちっつーかねー。

168（088）火崎勇さん「カウントダウン！」。

元・大学の助教授（３０）×大企業社長の隠し子（２１）、

遺産相続争いに巻き込まれてホニャララ～

……と、オハナシ的には面白そうかなぁと思って購入したんだろうなぁその時のワタクシ（または送料無料ラインに乗せるための無理矢理セレクトｏｒ火崎さんだったんでイキオイ）。

まぁ３０歳の小僧に萌えなかったのは当然として（え゛？）。

タイトルほど「カウントダウン」感っつーか緊張感なく、

淡々とアッサリとストーリーが収まっちゃって拍子抜けしましてね。

なんだろう、この肩透かし感は。

ガッツリと肉を食いたかったのに「豆腐ハンバーグ」が出たみたいな……って違うか。

なんともまぁ食い足りない１冊でございましたな。

読書2019-17。