この前…ふと見たら…
水色のバスを見ました…
スクールバスに似た形ですが…
スクールバスは基本的に黄色…
一体なんだったんだろう？と不思議なSonokoですｗ
こちらは本当にあちこちでアメリカの国旗を見るわけですが…
日本では祝日くらいですよね？？
歴史とか、右翼左翼がよくわかっていない私…
日本の日の丸って、あまり掲げちゃダメなんでしょうか…？
実は先週の金曜、
半日だっていうのに…
「今日、学区の議会があって、私たちのお給料についても話があるからSonoko出れる？」と同僚に言われまして…
え？
英語わからないのだけど、大丈夫？と思ったのですが…
なにせ同僚たち、車で片道20分、混雑していると30～40分もかけて通ってきているので、ここは私が出るしかないか…
ということで、
board meetingなるものに出てみました…
もう
キョトン
そんな感じｗ
しかも開始時間が6時半とか7時とか、いろいろ情報が交錯してｗｗ
でもネットで調べるとなんでも出てくるんですよねｗ
というわけで6時半に学校まで行ってみました。
今回は娘が通っている方の小学校で行われました。
入り口にはちゃんと警察官の方がいます！！
駐車場にパトカーが停まっている…
いかにもアメリカ！という感じがしましたｗ
この警察官の方は主に学校を担当している人なので、顔見知り。
私がキョロキョロしていると…ｗ
大丈夫だから好きなところに座って～という感じｗ
こんな感じで、学校のカフェテリアで行われました。
パイプ椅子が70脚ほど並べられていて、
私が行った時は実は満員でびっくり！
しかも、今回一緒に参加すると言われていた
paraprofessional、パラプロフェッショナル、
日本語で言うと
『「学習指導員」「特別支援教育支援員」が組み合わさって発展した職業のようだ』
そのように以下のサイトでは書かれています。
私はずっと自分が「サブ」だと思っていたのですが、間違えていました…ｗ
「サブ」は
substitute teacher = 代行教員の事で、
この学区においては1日125ドル、
労働時間は学校が始まってから終わるまでなので、
8時40分から15時10分までの7時間、そこに1時間の休憩があるので実働6時間のようです。
この人たちは登録制で、
先生たちが休暇申請をする際にサブが必要という欄にチェックを入れると、
ポジションがオープンになり、
その日に仕事ができる人が名前を入れるようですが、
病気などの場合は朝に電話が来て、仕事ということもあるようです。
しかも…
カバー範囲はすべて！！
普通に担任の先生の場合もあれば、学校の秘書、受付からなんでもかんでもの仕事もあり！
基本的には教師経験者、リタイアした先生などですが、さすがに私にはできませんｗｗ
しかもプリスクールに配属だと実働4時間…ｗｗ
かと思えば、小6のギャング集団の担任ってこともあるわけで、我らよりお給料が高くないと誰もやりません！！
でも…
他の学区は1日150ドル、180ドルともっと高いんです！！
そして我らパラプロフェッショナル、
（私は何のプロでもないけれどｗｗ）
他の学区は時給が25ドルとか30ドル近い場合もありますが、
この学区は最低時給らしく…
自分の時給を計算しようと思ったのですが、
1日5時間45分の労働まではわかるものの、
そもそも何日働いているのかよくわからず…
学校が休みでもお給料が支払われる日があるようで、
時給がよくわからずで…
でも13ドル程度かなと…
税金とかひかれて11ドルくらい？？
スーパーでも15ドル、
スクールバスドライバーは28ドル！
日本の倍の物価ということで、日本円で価値を考えると700円位なのかなぁ…
しかも…
20年やっている人と、
おそらく私の時給は大差ないようで…
なぜかというと、私はまだ1年前に始めたばかり、
この1年前、コロナ過でどこも人手不足、
なので20年前に始めた人がほとんど昇給をしないと、
いきなり最近始めた私の時給と大差なくなるわけです…
同僚の二人、一人は3年目、もう一人は2年目、
どちらも同じ幼稚園での経験が10年もあるのに、
過去の経験を加味してお給料が決まるわけではないので、私と大差なし…
彼女たちは私に対して何かを言うことは全くありませんが、
逆に私の方が恐縮してしまって…
今日のMtgでは
sidebar agreement について正式に要求するので、数人が意見を言うから、座っているだけでも意味があるので参加してほしい！と言われ…
サイドバー契約とは？
2～3人の交渉チームメンバー（通常は各チームの主席交渉官と証人）の間で行われる話し合いのことです。会話は交渉のテーブルから離れて行われ、オフレコとなる。質問を明確にしたり、情報を共有するために使用されることが多い。
らしいのですが、
もう9月からの新年度の予算が決まっているので、
そこを何とか少しでも昇給するような要求をする…という意味なのかな…？
というわけで…こちらアジェンダですが…
今日、満員だったのは、最初の今年の優秀な先生の表彰、
高校生の議長メンバーからの発表や、何かの表彰があり…
人数がかなりいただけで、それらが終わると一般参加者は15人程度になりましたｗ
我らの同僚たち、
基本的にこの町在住の方たちが現状を話しました。
一人はパラプロフェッショナルからサブへ変更、
その方がお給料がいいから当然ですｗ
私にはできませんが、数年の経験があればもちろんどのポジションもできると思います。
ですが…
もちろん予算が決まっているので、この9月からの昇給は難しく…
3分の1以上はやめてしまう気がしますが…
みんな大学で学びなおして、さらなる上を目指していて、
仕方ないんです…
でも、こういうところがアメリカらしいとういうか…
お給料に不満があっても、日本みたいにやみくもに給料あげろ～！なんて人、いるのかな？ｗｗｗ
いやならやめればいいだけだし、
昇給のためにみんな努力しています！
最近、日本人のTwitterで…
海外に比べたら時給が低すぎるからあげろ！というのを見ましたが…
アメリカは物価が2倍以上です…
それに、物価も賃金も安い日本国内で生きている限りは何も困ることないんだし、
そもそも…
賃金を上げたら物価もあがりますよ…と思いますが、どうなのでしょうか？
あんなに税金も安くて、医療費も安くて、みんながボランティアみたいに無償の奉仕をしてくれる国はないですｗ
とはいえ…
ちょっと考えれば、すべてのものの国内自給率が低いわけで、国際競争力がないということは致命的なわけで…
中国、韓国に比べれば、
国家としても、個人としても、かなりハングリー精神がない！なさすぎる！
そんなところが日本の心配なところです…
と…
話はそれましたが…
初の学区の議会、
町の議会も一度くらいは出てみたいなぁ～と思っていますが、
本当に英語がわからないｗｗ
今回も同僚が2時間の議会が終わったころ、どうだった？とメッセージを送ってくれたのですが…
「先生たちには感謝してる、みたいなことは言っていたけれど、具体的な話にはならなかったみたい。詳しくは〇〇さんに聞いて！」と返信…ｗ
概ね理解は合っていたようですが…
お給料があがるのはいつの事やら…
ところで、この議会は人事異動の話も多かったのですが、
先生は6万ドル前後、
今は1ドル140円越えと円安なので、840万円相当ですが…
体感的には日本でいうところの350万円くらいな気がします…
なんと中高の校長先生が変わるのですが、135,000ドル、1,900万円近くですが…
これも体感的には600万円程度なのかなと…
あら、前の校長先生どうしたの？と思ったら、
次の仕事が見つかったから転職！なんだそうですｗｗ
2年半だったようです…
なんてこったｗ
私のいる小学校の校長先生は、
他への引き抜きも何度もあったようですが、とどまってくれています
正直言って、かなり仕事は大変だと…
しかもコロナもありましたし、
教職はお金の問題ではなく、やはり仕事に熱意がないと続けられないものだと思いました。
だからと言って、報酬が安くていいわけがありません。
（無償奉仕反対！！ by みくり・逃げ恥ｗ）
子供の教育はその国の未来を左右する大切な仕事です。
公務員の実際に手足を動かす人々（つまりお偉いさんじゃない人ｗ）
お給料が安すぎる気がするので、もっと税金を上げたらいいのに…と思うのですが、どうなのでしょか？
その国を正常に動かすのに、公務員の予算は税金のどのくらいが適切なのか？
日本の保育園…、無償化してもいいですが、
人の命を預けるわけですから、それなりに報酬を払ってあげてほしいです。
日本の高校は義務教育じゃないんだから、無償化とか必要ないと思いますが…
無償化するなら義務教育にしたらいいのに…と思うのは私だけでしょうか…？？
アメリカは高校までが義務教育の為、
いい学区は不動産が高騰するわけですが…
私立学校に公的資金って投入されているのでしょうか？
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Do private schools in the US get government funding?
Private schools typically supplement their tuition revenue by pursuing donations and other private funds. Constitution Prohibits State Funding for Private Schools. The Constitution specifically prohibits the state from funding schools that are outside of the public school system.
私立学校は通常、寄付やその他の私的資金を追求することで授業料収入を補っています。憲法は、私立学校への国の資金援助を禁じている。憲法は、国が公立学校以外の学校に資金を提供することを明確に禁じています。
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だから授業料が高いのか？？？
私の近所の私立高校は年間15,000～25,000ドルと授業料が安いほうですが
（それでも200～350万円）
私学に税金を使わないんですね～（たぶんｗ）
なぜ日本は私立高校に税金投入するのでしょうか？？？
という感じで…
学校で働いて感じたもろもろ…
私的には…
お給料は確かに４～５万ドルないと生活できない…わけですが…
そもそも英語ができないんじゃ仕方ない…！ってなわけで、
アメリカで生きていきたいなら、英語が優先課題なわけですが…
どうしてエンジンかからないんだろうなぁ～
あ…最後におまけが…
なんと…議長が、娘が一番仲良くしてもらっているクラスの子のママだったんです！
びっくり！！
聡明な人だなぁとは思っていましたが…
3人も子供がいて、ベビーシッターに預けてきたんだそうです！
あぁ、子供はやっぱり親の背中をみて育つんだな…と納得しましたｗ
