今回のブログは、

アメリカ移住とはあまり関係なく…、

私が思うことをただひたすら書いただけです…

 

8月15日だから書いた記事です。

ちょっとはずかしいけれど、自分が「伝えたいこと」と言う

カテゴリーにしてみました。

 

 

75回目の終戦の日を迎えた今日、

テレビでもいくつか、戦争に関する番組がありました。

 

1945年8月15日正午、

満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと拡大し15年にも及んだ戦争に、

昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えました。

 

これで戦争が終わったわけではなく、

今でも多くの人がその苦しみから逃れられるずにいます。

 

1945年3月10日 東京大空襲 死者数 10万人

1945年8月6日  広島への原爆投下 死者数 14万人

1945年8月9日  長崎への原爆投下 死者数 7万人

 

一瞬にして、「なんでもない日常」が消えてしまう・・・

 

戦争で犠牲になった方の数はもちろんこれだけではありません。

普通の生活を送ることがどれだけ幸せなことなのか、

戦争を体験しなければわからないとしたら、

そんな悲しいことはありません。

 

戦争を体験したことがない私達が、

戦争を理解することはできません。

 

いくら話を聞いて、悲惨な映像を見たとしても、

景色、音、におい、熱さを実際に体験しなければ、

心の底から戦争を憎むことはできないと思います。

 

それでも、少しでも、戦争は二度としてはならない、

そう思う気持ちがあるのならば、

それを発信して、

たった一人の人にしか伝わらなかったとしても、

それでも、自分の大切な人、一人にでも伝えていけば、

いつか戦争がなくなるかもしれない…

 

そんな風に思っています。

 

 

 

もう20年以上も前だと思いますが、

おじいちゃんに戦争の話を聞いたことがあります。

体にたくさん鉄砲玉が残っていたこともあり、

思い出したくないのか、何も話してくれませんでしたが、

フィリピンに行って戦ったそうです。

 

おばあちゃんには何も聞くチャンスがなく…

 

 

アメリカのホストファーザーについて…

さすがに戦争の話をきりだせるほどの英語力もなかったので、

いつかは聞いてみたいと思いつつ、まだ何も聞くことはできていません。

 

でも、東京に来たことがある、と言うので??と思っていたら、

どうやらベトナム戦争の時に、

東京を経由したと言うことのようでした。

 

そして男二人、女二人の兄弟の中で、唯一大学を出ているのは、

ホストファーザーだけなのですが、

戦争に行ったため、GI Bill (復員軍人援護法)に基づき、

学費の援助を受けたためだとホストマザーが言っていました。

 

いつか聞いてみたいと思いつつ、

そんな英語力がつく日は来るのだろうか…

 

 

そして、私のつたない英語で、

オンライン英会話のフィリピン人の30代女性の先生二人に、

戦争について、先月話を聞きました。

日本のことをどう思っているかと…

 

フィリピンは333年もスペインの植民地でしたが、

1898年、アメリカの植民地となり、

第二次世界大戦で、日米決戦の地となり、

100万人以上の人が亡くなったと言われていることを思うと、

どれだけ日本のことを恨んでいるのかと思っていましたが、

二人とも、過去の話だと言っていました。

もちろんいいことではないけれど、

だからと言って、今も憎しみを持っているわけではないと…

 

もちろん、直接戦争を知らない年代だからと言うこともあると思いますが、

忘れてはならない、

でも、だからと言って、

いつまでも憎しみを持ち続けるのではなく、

同じ過ちを犯すことなく、

前に進んで行けたらと思いました。

 

 

 

いつか、家族で広島に行けるかなぁ・・・

私は自分の子供にだけは、

戦争について考えるきっかけを与えたいと思っています。

 

どうも、主人も広島に行ったことがないようなので、

うさぎ島(大久野島)をエサに(うさぎ大好きだから)

一緒に行けたらと思っています。

 

きれいな海、

かわいいうさぎ達、

おどろおどろしい建物…

 

 

どのタイミングでもいいので、

必ず行けますように。

 

いや、行きます!