私と彼はランチに行くことになった。



いつものように会話してたら、彼がいきなり切り出したのだった。



後で話がある。



その一言で私は食事が喉を通らなくなった。



初めてだった・・・・




どんなに喧嘩して距離を置いても・・・


どんなに彼にひどいことをされても・・・



ここまでショックを感じたことはないのに・・・・



直感で別れを感じていた。






私たちは、週末クラブへ行き、喧嘩して平日を迎え、また週末喧嘩する・・・・



そればかり繰り返していた・・・・




周りからみたら、変な関係かもしれない



セックスしないし、クラブでお互いに新しい何かを探している・・・




それはカップルとはいえなかった。




私もそれはわかっていた。。。



けれど、ルイスがいないと不安だった・・・




愛というより依存症の禁断症状がでていたのかもしれない・・・・





それでも私たちは毎日のように会っていた・・・。

帰国後から徐々にすれ違いがおこるようになった。


クラブに一緒に行っても、お互いの友達と行動するようになり



私はいらいらしていた。



彼は、セックスしない私にみぎりをつけて、私と付き合いながら新しい人を探していた・・・。



私は辛かったけど、、、なぜか彼とセックスする気にはならなかたし、、、


自分の気持がわからなかった。




セックスできない相手と付き合ってても意味がないことくらいわかっていた。。。



でも、どうしようもなかった。




彼に依存しすぎた結果だったのかもしれない。






彼はいつもそうだった。 いつも私のせいにした。


一度怒りだすと、帰るまでずっと怒りっぱなしで、何回もデートがめちゃくちゃになった。


喧嘩ばっかりのフランス旅行だったけど、私はそのころからだんだんルイスのことを好きになっていった。


でも、愛しているかはわからなかった・・・・。



いて当たり前の存在・・・・。



半年以上彼氏がいることが久しぶりだったからか?


そう勘違いしていたのかもしれない・・・。





彼はクリスマスシーズンにフランス・パリに帰国するというので、私もついていくことになった。


もちろん航空券はすべてルイスもちだった。



私もそれが当然と思っていた・・・・・。



ルイスの家族は、4人兄弟(妹・ルイス・姉・兄)の6人家族だったが、妹は私に懐いてくれて本当に素敵な家族だった。




パリも本当に綺麗な街で憧れな街に来れてすごくうれしかったけれど・・・


シャンゼリゼ通りでも、ルーブル美術館でも、エッフェル塔でも喧嘩ばかりしていた・・・



ロンドンにむこうにたまたま留学している私の友達がいるから、ロンドンにも行くことになり市内観光をすごく丁寧にしてもらった。



その友達が今度はパリに来るから、ルイスが市内観光をする番なのに、



僕はそんなことしたくない!



と言い始め、いきなり私の前から消えてしまった。


私は友達に謝って全然読めないフランス語の地図を一生懸命見ながら、なんとか彼の家にたどり着いたのだった・・・。