一段落です
昨年の春頃に新たに通い始めた病院で、
「進行性核上麻痺」という難病と診断され
ずっと先生に勧められていた入院に踏み切ったのは、昨年の12月1日
たった2ヶ月足らずの入院生活でした
ずっと家に帰りたがっていた父、
友引を挟んだせいで一晩自宅へ帰れました
寒い雨の一日でした
棺に入った父を見て
蘭蘭は、いつもと違う声で
低く短く、3回だけ吠えました
お父さんの事、わかったのかな
「お父さんはいい人だったから、お葬式は絶対晴れるよ」
と言った母の言葉通り、
お通夜もお葬式も、そして今日も快晴
7~8年前に父が書いた書面があり
親族だけで行った葬儀の会場で
額に入れて、皆さんに見て頂きました
もしも……
いくつかの事が違っていたら
まだきっと病院で寝ていたと思います
病院ではいつも苦しそうな
全身に力が入っているような顔だったのが
連絡を受けて病院に駆け付けた時、
今までで一番穏やかで安からで
眠っているような顔だったので
悲しかったけれど、納得もしました
今は…まだ入院しているような感覚かなぁ
母も感傷的な人ではないので
メソメソせず、二人と一頭で暮らしています
蘭蘭は、お留守番しなくて良くなって
母と喧嘩したり癒したりしてくれています
お利口だったね