2013年はBL小説を読んだ量が例年に比べてめっきり減った、そんな年でした。
なのでいつもはベスト20まで選出しているのですが、今年は15作品です。
そしてここまで 『このBLがやばい!』 と乖離している年もそうそう無いような気がします。
まあ 『このBLがやばい!』 がBL乙女の総意では無いってえのは重々承知の助ではありますが、それにしたって時の流れには全然乗らず、好きな作家さんばっかり読んだそんな2013年のワタシのBL小説の総括ですこんにちわ☆ニコです。
ちなみに大好きな英田サキさんの 『アウトフェイス』 がランクインされていないのは、コチラは2012年の作品ですから!
コチラはもう昨年のマイベストに当然のようにランクインされているのでご心配無く!
・・・まあダレも心配していないと思いますケドも☆
ワタシは読書メーター にて読んだ作品をすべて★0~6で評価しているのですが、毎度毎度このランキングと★の数とは一致しないっていう不思議。
読んだ直後の感想では高得点だったものが、1年の終わりに総括してみるとほとんど記憶に残っていなかったり、逆にそれほど点数が高くなかった作品が意外にも心に残っていたりするので、ほんとワタシが付ける★の数は当てにならねえってハナシです。ええ。
んでもって毎回ニコ的ランキングの度に言っていますが、このランキングは2013年に発売された作品のランキングではなく、ワタシが2013年に読んだBL小説のランキングですので、数年前の作品もフツーに含まれますのでご容赦をー!
※タイトルクリックで個別の感想に飛びますのでよろしければドーゾ♪
※()内はイラストを描かれた方です。
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【2013年ニコ的ランキング☆BL小説トップ15】
1位 『is in you』『off you go』 『ステノグラフィカ』 一穂ミチ(青石ももこ)
*ニコ評価 : ★★★★★★ちょお最高!
このシリーズは本当に素晴らしい!
世間様で大人気の一穂さんはずっと長いことワタシにとって “まーまー” な作家さんでした。
だがしかし!
今年2013年に 『off you go』 を読んで、やっとワタシにも一穂ミチさんの素晴らしさが解った!そして開眼した!
一穂ミチさんは、本当に素晴らしい作家さんだ!!!
いやマジで。
この3冊はもう、震えが来るほどに本当に素晴らしい!
『off you go』 だけ感想があるのでタイトルクリックでどうぞ。
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2位 『ヘブンノウズ』 英田サキ(奈良千春)*ニコ評価:★★★★★★ちょお最高!
すっごいおもしろい!
ほんとワタシ英田サキさん、大好きだ!!!
奈良様のイラストもキレッキレだし、もう最高なシリーズです!!!
そしてコチラは。シリーズ物としての醍醐味が存分に詰まってると思うんだよね!
1巻からずっとスカしていた攻め様が、3巻でものっそヘタレるこの構成!
素 晴 ら し い!!!
脇好きとしては、次巻4巻で本編が終わったあかつきには是非とも薫ちゃんのスピンオフを熱望したい所存でございます♪
英田サキさんが書く当て馬様はいつでもニコツボど真ん中なので相当萌えるっ!!!
薫ちゃあああああああん!!!
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3位 『リバーズエンド』 木原音瀬(小椋ムク)*ニコ評価:★★★★★★ちょお最高!
もうこんなに哀しい攻め様って他にはいないと思うの・・・!
小椋ムクさん作画の 『キャッスルマンゴー』 と併せて最高な作品でした。
これは木原音瀬さんと小椋ムクさんのコラボレーションだからこその素晴らしさだと思う。
木原さんだけじゃあここまでの “優しさ” を描かなかったんじゃないかな?とワタシは思う。
Dramatic CD Collection キャッスルマンゴー
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4位 『豪華客船で恋は始まる11』
『バカンスはキスから始まる』
水上ルイ(蓮川愛) *ニコ評価 : ★★★★★★ちょお最高!
え!?あのニコさんがエンツォを4位に!?
と、ワタシの中で大事件になりそうなこの事実!
えっとまあ他に凄いBL小説がいっぱいあったっつうのもあるし、11巻ダケで見れはまーまーな出来であったので今年の 『豪華客船で恋は始まる』 は4位となりました~♪
去年の10巻がとにかく凄かったから、今年の11巻は安寧な感じで平和な感じで、だがそれもまた良し!
とにかく1年に1回、(今年はEXも出たので2回!)晩夏もしくは初秋にエンツォに会えるってダケで生きている意味があるってもんです!
とにもかくにも大好きなシリーズ!エンツォ、愛してるっ!!!
ドラマCD 豪華客船で恋は始まる2
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5位 『ファンタスマゴリアの夜』 砂原糖子(梨とりこ)*★★★★★★ちょお最高!
ちょおおおおおお萌えた!!!
とにもかくにもワタシはこおいうおハナシが大好きで大好きでどおしようもないっ!
とにかく萌えたっ!!!
卑屈受け~!我慢攻め~!!10年越しの両片想い~!!!
バンバンバンっ!!!
それにしても感想を書く寸前までイったのに、どおして書かなかったんだろうか???
この作品はきっとこの先何度も読み返すと思う。
とにかく萌えた!!!
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6位 『FLESH&BLOOD』
松岡なつき(彩)*ニコ評価:★★★★★★ちょお最高!
フレブラ最高っ!!!
とか叫びながらもまだ19巻までしか狩れてない読んでないの~。
21巻はなんだか凄い展開が待ってるってさっきネタバレちょっと見ちゃった(>_<)
ネタバレ大嫌いなのになにやってんのワタシ!?
王と夜啼鳥(ナイチンゲール) ~FLESH & BLOOD外伝~
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7位 『天国に手が届く』 夕映月子(木下けい子) *ニコ評価 : ★★★★★
夕映月子さんは初めて知った作家さんでした。
余所様のブログでコチラがすごくイイというのを拝見してからずぅぅぅっと探していて、やっと今年出会えたのです。
すっごく良かった!
ものすっごく良かった!
ものすごく気持ちの良いおハナシでした。
山に登りたくなる!
素敵な作家さんに出会えた喜び!それがそれが生きる歓び!!!
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8位 『ナゲキのカナリア-ウタエ』 崎谷はるひ(ねこ田米蔵)*★★★★★
もうさ、崎谷さんを読むと、脳が喜んじゃうのが解るよね!
崎谷さん、大好き!
所々どおかと思うような点がいくつかあるんだケド、やっぱり崎谷さんはおもしろい!
崎谷さん、大好き!
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9位 『愛の蜜に酔え!』 樋口美沙緒(街子マドカ) *ニコ評価 : ★★★★★
王道、最高っ!
前作はまーまーだったのでどおかなと思って読んだ2作目は大好きなタイプの作品でした♪
3作目の 『愛の裁きを受けろ!』 も良かったんだケド、健気受けが可哀想すぎるのがちょっと残念だったかなあ・・・。
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10位 『流星シロップ』『星屑シトロン』かわい有美子(小椋ムク)*★★★★☆
高校生で生徒会でこのキラキラしたタイトル。
「まあワタシは絶対、読まねえな。」
と思っていたんだがしかし!オフオチしてたから!何気なく狩ってみたら!
ちょおおおおワタシ好みだったんでした!!!
そお!
卑屈受けの我慢攻めっ!!!
きゃっほーい!!!
・・・ほんと、食わず嫌いは損するわよね。
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11位 一穂ミチさん3冊 *ニコ評価 : ★★★★☆
『シュガーギルド』(小椋ムク) 『窓の灯とおく』(穂波ゆきね)
『さみしさのレシピ』(北上れん)
そんなワケでようやっと一穂ミチさんに目覚めた2013年。
何冊も読んだけどこの上記3冊が特におもしろかったなあ~。
一穂さんってすごいなあ~。
そして!特筆すべきは! 『窓の灯とおく』 のエロ具合についてだ!
(以下は読書メーターに書いた感想転載。)
そ・れ・よ・り・もっ!
こ、後半のエロは一穂ミチさん史上もっともエロいエロなんじゃないか!?
つうかなんて独創的なエロ!
この様々な愛の形に溢れたBL界で、こおいうプレイつうかスタイルっつうか手法っつうかヤリ方は初めて見た!
む、無限だね!エロってえのはどこまでもエロくなりうるんだって思った!
・・・萌えるかどおかは別として☆
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12位 『ガデンツァ2~青の軌跡番外編』 久能千明(沖麻実也) *★★★★★
以下は読書メーターに書いた感想転載。
お 義 父 さ んっ!!!な、な、な、なんて素敵な人っ!
カイは、この義父と三四郎、まるで対極にいる2人に恋をしているという妙!
もうお義父さんの愛に全部持ってかれた~~~vvv
そして三四郎は相変わらずのブレの無い厄介な男っぷりで、ほんとBL界では稀有な攻め様だとしみじみ思う。こんなにも恋愛脳じゃない攻めって、めずらしいよね。
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13位 『狸といっしょ』
『鼬といっしょ』本宮榎南(三尾じゅん太)*★★★★☆
14位 『ウサギの国のナス』 松雪奈々(神田猫) *ニコ評価 : ★★★★☆
いやコレ、ものすごい奥深いエロな作品なんだと思うの!
人間には計り知れないウサギ族のエロというか!
そんな思いを込めた読書メーターに書いた感想を転載。
かーわーいーいー!良い受け!そしてナイス我慢攻め!
・・・それにしても。このシリーズをまるごと“ウサギ視点”で“人間語訳”で書いたとしたら、相当エロエロになるってコトだよ、ね!?
髭剃りのシーンやウサ耳に触れるシーンや餅つきのシーンは一体どんな感じの変態プレイになっちゃうの!?とか考えちゃう。
きっと、気が遠くなるほどエロいんでしょ!?そ、想像を絶するようなエロなんでしょ!?
- ウサギの王国
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15位 『好きと言えない』 椎崎夕(あさとえいり) *ニコ評価 : ★★★★★ - 好きと言えない
- 見かけると狩っちゃう椎崎夕さん。
- 2013年は10冊近く読んだけど、コチラが一番おもしろかった!
- ってかとにかくニコツボだった!
- 読後随分経った今になってみると、そんなに大絶賛するほどのコトはなかったような気にはなってくるんだが、読んだ時のテンションにガッチリ嵌ったっていうのもあって、ものすごく萌えたんだと思う。
- 椎崎さんの書くお話は全体的に薄暗くて、ややもすると酷い攻め様が出てきたりするので要注意なんだケド、基本的に健気で卑屈な受けが主人公なのでニコツボにハマるんだなあと思う。
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どれもこれも素晴らしい作品ばかりでした。
来年も素敵なBL小説に出会えますように!