BL小説 『愛と混乱のレストラン』 (高遠琉加) で、生まれて初めて素敵なオレ様攻めに出合った! | BLに全然まったくまみれてはいない日々について。

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愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫)/高遠 琉加
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ええと。 昨日の記事でワタシ、「オレ様攻めは嫌いです。」 と断言してましたケドも

昨日の今日で、素敵なオレ様攻めを発見してしまいましたこんにちわ☆ニコです。



この清々しいまでの舌の根も乾かないうちに手のひらを返し感が、本当に愛しい、、、。


ああ、なんてワタシって、素直な生き物!

見栄とかプライドとか責任感とかそおいうのまったく無い感じ!

愛おしいとしか言いようがない!



はいはい。

自己弁護及び自己憐憫はこのくらいでOKでしょうか。


でわでわ、さっさと感想イってみまっす♪



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『愛と混乱のレストラン』 高遠琉加/イラスト:麻生海 (ニコ評価 : ★★★★☆
                
                  



《内容紹介。》


赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため
本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人(受け)は

若手シェフ・久我修司(攻め)の引き抜きを試みる。
確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我(攻め)は

理人(受け)の依頼を 「あんたが気に入らない」 と言下に拒否する。

それでも通い続けてくる理人(受け)に久我(攻め)が提示した交換条件は

「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。
しかしある理由から店の再興を失敗できない理人(受け)は、その崖っぷちの選択を呑むことに。
“夢の庭”(Le Jardin des Reves)の実現は果たして――。




《感想。》


あら、コレ、おもしろいです!


コチラの作品は、人様のブログでおススメされているのを拝見してのご購入でした。

やっぱ、人様のおススメするモンに間違いはねえな!




さてさて。

コチラの攻め様、ちょおオレ様なんですよっ!


ウチのブログに足繁く通ってくださっているお嬢さん方には

耳タコだと思いますが、ワタシ、オレ様攻め、嫌いなんです!


攻め様は、優しくないとっ!

ってのが、ワタシの信条、願望。 むしろ、悲願ですらある。


だから、この作品を読み出して、オレ様攻めが出てらして

ガンガンに受けを追い詰めていく様を読みながらワタシが切望していたのは


お願いっ! どうか、どうか、無理矢理だけは、勘弁してっ!!


ってモノでした。




ですがね? このオレ様攻め、オレ様なのに

無理矢理でコトを推し進めようとしない真っ当な人物でした!


あ、ありがたい、、、っ!


もうね、ホント、無理矢理ダケは、無理なんです。

だって、ソレって犯罪ですよ。 本当に。


暴力でコトは進まないと思うんです。

いくらソコに狂おしい程の愛があろうとなかろうと

無理矢理で何かを手に入れようってのは、大きく間違った考え方だと思うんです。


もうね、そおいう考え方がひいては戦争を巻き起こす結果になるんだと思うんですよ。

↑ひ、飛躍しすぎですネ!



このオレ様攻めは、オレ様攻めなダケあって、鼻につく嫌な感じはあるものの

行く末はきっと、素敵な攻め様になるに違いない! と予感させる包容力がただよってます。


うん、イイ感じv


ワタシ、生まれて初めて、オレ様攻めにちょっとトキメキました~ハート




そして、ビジネスBL本としても、なかなか良い作品なんじゃあないかなあと思います。


『長靴をはいた黒猫』 (佐藤ラカン 作/山田ユギ イラスト) って作品もそおなんですが

飲食店で接客をする者にとって、とっても重要な事が書かれています。


根本的であるのに、日々の煩雑な業務に磨耗していく大切なコト。

何の為に自分が働いているのかってコト。

接客に求められているコト。

接客を仕事にする者が忘れてはならないコト。


そしてそれは、つい忘れがちになってしまうコト。



飲食店で接客業をなさっているお嬢さんで

現在、自分の仕事の有り様にいきづまっている方がいらっしゃったとしたら

コチラの2作品をおススメしたいなあ。




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コチラの作品は 『美女と野獣と紳士~愛と混乱のレストラン2~』 に続いているのですが

ソレ、まだ、手に入っていないんです!

ああ、2巻が手に入ってから読もうと思っていたのに

こらえ性の無いワタシはついうっかり読んでしまって、案の定身悶えている!


ああ~ん。

こおなるってコトがわかっていたから、読まずに我慢していたのに~!

ついうっかり、ついうっかり。




なんつうか、反省をいつまでたっても生かせないワタシの生き方が

本当に、愛しい。



※BL小説もくじ。




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そうこうしているうちに、3巻ももうすぐ出ちまうよっ!