去年、大学生のころから勝っていたミニチュアダックスを亡くしました。
この子ははじめ、当時つきあっていた主人が一人暮らしが寂しくて飼い始めた子でした。
でも部活の合宿などで留守にすろことも多く、心配だから私が譲り受け、飼うことになりました。
実家では犬を飼ったことがありますが室内犬は始めてのこと。
勝手に子犬を引き取ってきた私を家族は責めました。
でも、大好きな彼の犬。
手放したくはありませんでしたし、絶対飼うといって譲りませんでした。
夜は私の部屋で一緒に寝て、昼間留守にする時はおばあちゃんにみてもらい、スクスクと大きくなりました。
それから4年後、彼と結婚することになりましたが、おばあちゃんが犬を連れて行くことに反対しました。
環境を何度も変えるのは良くないと。
嫁ぎ先は県内でしたが、頻繁に実家に帰ることもできず、私が妊娠中は構ってやることも控えていました。
私が嫁いでからはおばあちゃんと寝食を共に過ごし、祖父が亡くなった時もおばあちゃんの支えになっていました。
そんな子が
ある晩、おばあちゃんの夢に出たんです。
どんどんどんどん遠くへ行ってしまう。
いくら呼んでも止まってくれず、とうとう見失ってしまいました。
その日の朝、玄関の階段脇で冷たくなっていました。
おばあちゃんの部屋の見える位置で。
最後の挨拶に来たんだね。
お世話になったからって、律儀な子だね。
そう、家族で慰め合いました。
愛犬の死から3日後。
私の夢にも来てくれたんです。
庭の門から、泥だらけで。
必死に探し回って、やっと到着したのがわかる姿でした。
私のまわりを元気に走りまわって遊んだ後、引き留める私を振り切り、また門から出ていきました。
嫁いでから、なかなか構ってやることも出来なかったのに、覚えていてくれた。
わざわざ挨拶しに来てくれた。
3日もかけて、探してくれた。
私の方が君からたくさんの愛をもらったよ。
ありがとう。
構ってあげられなくてごめん。
環境を変え、つれ回してごめん。
車嫌いにさせてごめん。
たくさんの思い出をありがとう。
忘れないよ、ずっと。