IgA腎症疑いから確定、その後から現在までを覚書。

2002年10月
職場の健康診断での尿検査で潜血を指摘される。
前年学校の健診でも同様のことがあり、

再受診するも異常無しだった為、今回も同様だろうと放置。

2003年09月 
前年同様健診での尿検査で潜血を指摘される。

2003年10月
家の近くにあるM医院を受診。
再度尿検査を受け、明らかに異常が認められた為、

血液検査も受診。
膀胱炎ではないかとの見解もあったが、薬を飲んでも治らず、
血液検査の結果でIgA腎症ではないかとの疑いが浮上。
専門外であるとの理由から専門医への受診を勧められる。

2004年02月
専門医受診(個人病院)。
尿検査と血液検査を行うも数値が微妙で病名確定には至らず。
1年間様子見となる。


2005年03月
前回の検査から何事もなく1年経過。
現状を診るため再び検査を受ける。
数値はほぼ横倍。
悪化の傾向も見られず、様子見ということに。

2005年04月
3月末に引いた風邪が原因で肉眼的血尿が出る。
半月足らずで再受診となり、尿検査、血液検査に

蓄尿検査がプラスされる。
結果、腎生検を受けるべきだとの判断が下り、県立病院へ。
個人病院での紹介状を元に県立病院を受診。
月末に腎生検の為入院(4/25入院、27日検査)。

入院については入院記録に詳細。

2005年05月
検査は滞りなく済み、退院(5/1)。
中旬に腎生検の結果が告げられ、IgA腎症と確定(5/16)。
投薬治療開始(コメリアンコーワ50 1日3回1錠)。
※この時に説明はなかったが、後に比較的予後不良群であることが発覚。

2005年06月
投薬治療開始後初の検診。
薬の効果が表れ、狙い通り蛋白が減る。
状態が安定しているとの見解から検診は2ヶ月に1度に。

2005年08月
検査結果は前回と変わらず。
主治医の都合で次回検診が3ヶ月後に伸びる。

2005年11月 
検査結果は相変わらずで変化無し。
検診は3ヶ月ペースで構わないとの判断が下される。

2006年01月 
投薬治療を開始後初めて蛋白が+に転じる。
検診が2ヶ月ペースに戻され、薬も増量される。
(コメリアンコーワ50 1日3回2錠)

2006年05月 
前回の検診より蛋白が-に安定。
検診が3ヶ月ペースに戻される。

2008年07月 
コメリアンコーワをジェネリック薬のタンタリックに切り替える。

2009年02月
病状が安定していることもあり、検診が4ヶ月ペースに。

 

2010年7月

病状が安定しており、腎生検後5年経過も変化が無い為、

個人病院へと転院。
薬がコメリアンコーワ50からコメリアンコーワ100へと変更に。

お薬手帳デビュー。

 

2012年4月

蓄尿検査の結果で蛋白量が0.3g/dayに微増。

腎機能は正常なものの、年齢等を考慮し、

ニューロタンの服用開始。

コメリアンコーワ100をジェネリックのスプラン100に変更。

 

2020年8月

ニューロタンをジェネリックのロサルタンKに変更。

 

2023年9月

会社での健診結果から多発性嚢胞腎の疑いが浮上し、

元かかりつけでセカンドオピニオンを薦められる。

 

2023年10月

元かかりつけでセカンドオピニオンを受ける。

多発性嚢胞腎の疑いは否定され、

IgA腎症について新たな見解(服薬について)が示される。

 

2023年12月

セカンドオピニオンの結果を受け、

コメリアンコーワとニューロタン※の服薬を停止。

(※ジェネリックの入荷が少ない為、先発薬に変更済み)

 

今のところ扁摘、ステロイドパルスの適用無し。
服用薬は一時停止(経過観察中)
食事制限等一切無し。

キャンセルになる可能性もあった定期健診ですが、
予定通り受診。

セカンドオピニオンの結果はドクターが言っていたとおり、
主治医のところに届いていました。

内容としては多発性嚢胞腎を否定することと、現在服用している薬について。
要点だけを記載って感じでした。

いつもなら検査結果と体調について話すと薬を処方して終了なのですが、
今回はセカオピの結果から薬を再考することに。

正直、変わらないだろうなぁと思っていたのですが、
2種類とも服用停止して経過を診ることにびっくり

eGFRについて主治医は低下傾向であり、緊急性は無いものの、
楽観視は出来ないというスタンスだったので、
服用停止はまさかの指示でした。

今後は健診のペースはそのまま維持し、
服薬無しの場合での経過観察となります。

あまりにも・・・な結果となれば、服薬再開となりますが、
そうでなければ1~2年かけての判断となるそう。

コメリアンコーワもニューロタンも基本的には
即日服用停止で問題無いとのことでしたが、
コメリアンについては薬効のこともあり、段階的に減らすことに。

まったく薬が処方されないというのが、2005年の腎生検後、

初となります。
ほぼ20年ですよー!!

我ながらレアな経緯を辿っているなと思わずにはいられませんでした笑い泣き

次回の定期健診は3月。

極端に悪くならなければ良いなと祈るばかりです。

 

既に定期健診後なのですが、順番的にはセカンドオピニオンが
先なのでこちらについて書いていこうと思います。

9月に行った定期健診後、約1週間ほどで紹介状が届き、
そちらを元に紹介先こと元かかりつけに予約を入れました。

子宮筋腫の時とほぼ同じ流れ(同じ病院なので当然)だったので、
特に苦労することも無く、サクッと完了。

紹介状案件のせいか翌週早々には予約が取れたのですが、
初回は経緯説明と検査の予約、2回目に検査と診断といった形に。
大きな病院あるあるですが、1度じゃ終わらないんですよねー。

結果として多発性嚢胞腎ではないとの診断となりました。

検査技師さんにエコー検査をして頂いた後、
診察時にドクターからも追加のエコー検査での診断。
腎臓病あるあるの血液検査と尿検査は
蛋白マイナス、血圧も正常とのことでこちらではパスとなりました。


確かに腎臓に嚢胞が複数あるけれど、多発性嚢胞腎とは明らかに違う。
しいていうならば海綿腎が一番近いかも。
とのことでした。

その後、色々と話をさせて頂いたのですが、

・薬飲んでるの?いつから?なんで?
・12Wおきに通院?頻度高過ぎない?
・そもそも本当にIgA腎症?どこで診断されたの?

とめっちゃ突っ込まれました(笑)

突っ込まれた全部、こちらの病院の時からなんですけどねー。
何なら、IgA腎症の確定診断する腎生検を行ったの、
先生ご自身なんですけどねー。
と思いながら、説明するハメにw

当時の主治医は既に退職(定年退職)されているうえに
カルテはすっからかんの白紙状態なので仕方ないんですが、
ちょっと笑えました。

で、諸々伝えた結果、

・薬要らなくない?自分なら止めて様子見する
・通院頻度を下げて良さそう
・eGFRの低下は年齢相応と考えられる

と思わぬ見解が入ることに。
これ、私が口頭で主治医に説明して通じる??と思っていたら、
「主治医の先生にはお手紙書いておくねー」で終了。

初回に「何で来たの?」と言われたのが嘘のような状況に
狐につままれたような気分で帰路につきました笑い泣き
紹介状を持ってきたのに腎機能が正常値に近いので、
不思議に思われたんだと思いますが、
「言い方―!!」って思ったのはここだけの秘密w


セカオピ前は出戻りを心配していましたが、
結果的に戻る必要は無く、なんならちょっと良い結果?
と思える状況にほっとしました合格

 

 

 

ちなみに紹介状に同封されていた検査結果は大分絞られた

ピンポイントなもの(しかもグラフ状)だったので、

現状を把握してもらうべく、2回目に行った時には

現在のかかりつけでの過去1年分の検査結果と

会社での健康診断結果(過去3年分掲載有り)を持参しました。

 

さらっとしかドクターは見ませんでしたが、

それでもある程度の状況は数値等から掴んで下さった様子だったので、

セカンドオピニオン、サードオピニオンがあるという方は

手持ちの検査結果があれば持参することをお薦めします。