米国は日本と違い州法と国法があるので、金融システムもだいぶ違います

例えば州法を基に設立される銀行と国法を基に設立される銀行があるとの事

これを

「二重銀行制度」

といいます

従って監督機関も国法銀行は

「通貨監督庁」

州法銀行は各州の

「銀行局」

が監督します

中央銀行は

「連邦準備制度（FRB）」

といいます。日本のように銀行という名称はつきません

米国は銀行による産業支配を嫌がる歴史的背景（1934年の金融恐慌）があるので、

本店のみ或いは少数の支店しか認めないようです

日本と大違いですね

ですから、米国は「間接金融」で資金を調達するより、「直接金融」で資金を調達するのが主流になったそうです

「ゴールドマンドマンサックス」とか「メリルリンチ」とかで有名な投資銀行ですね

ちなみに米国の投資銀行は証券業に分類されるようです

日本の銀行に分類される分野を米国と比較すると

「商業銀行」

と呼ぶようです

有名な商業銀行は

バンクオフアメリカとかシテイバンク

とかです

※1

12講は「EU」の金融システムです

EUは各国の連合体ですから、各国の利害をお乗り越えて通貨統合するので、英国なんかは離脱してしまいましたね

調和を保つのが大変です

EUの経済通貨統合とは、EU域内に単一市場を形成し通貨を統合することによって経済通貨同盟を形成することとの事

具体的には

①域内資本移動の自由化

②金融サービスの自由化

③欧州銀行制度・単一通貨制度への移行

とのことです。

英国の「マルク」はドルの前は世界の統一通貨でしたから、英国が離脱したのはプライドが許せなかったのかもしれません

詳細は↓から

イギリスはなぜEU離脱したいのか？1分で理解出来るブレクジット問題の流れ - FX@外為比較ランキング|2022年版2016年のイギリス国民投票からはじまったイギリスのEU離脱問題。そもそもイギリスはなぜEU離脱したいのでしょうか。EU離脱による日本への影響は？ブレクジット問題についてはじまりから直近まで一連の流れをまとめ、分かりやすく解説します。

www.mfro.net

アジア統一通貨で円がなくなるのは、釈然としませんからね

では、お疲れさまでした

（画像引用元）

ウオール街復活の光と影　　規制の大打撃を受けるより

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金融論B「第1１講 米国の金融システム 第12講 EUの金融システム」

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