もう一冊借りていた本、読み終えました。
NHKアサイチとかに良く出てらっしゃる、産婦人科医高尾美穂先生の著書。
こちらは、産婦人科医だけあって、先日の本よりは、もう少し専門的で詳しく書いてありました。
いつものように、「アフター更年期」「HRTのやめ方」について検索・・。
こちらの先生は、わりといまどきの先生で、HRTも簡単に勧めておられます。
で、そのHRTについての説明で、参考になる箇所があったので、ピックアップしますね。
まず、いまどきのHRTは、やはりメリットも多いので、一生続けることも可能とのことでした。
いつも話しているように、エストロゲンがあるということは、身体自体を若く保つことができるので、成人病、生活習慣病の予防になるし、骨密度減少も抑えられる、などのメリットが大きいから、長く続ける人もいるみたいです。
ただ、ガンの確率については、5年まではやっている人とやっていない人に、差がないが、5年を過ぎると、やはり少し確率が上がるので、くれぐれも、毎年の検診はしっかり受けながら、というスタンス。
そして、気になる「やめどき」についてですが・・。
結論を言うと、いつやめても構わないし、やめてまた調子が悪くなったら、再開もOK。
わりと柔軟に対応できると。
気になっていた、私がセカンドオピニオンの先生に言われた言葉「HRTをやめたらリバウンドが来るのは当たり前。そのリバウンドが落ち着くまでに、さらにまた5年くらいかかる」という話については・・。
このような記載がありました↓
「年齢が進むにつれ、体がエストロゲンの少ない状態に慣れてくると、症状も落ち着くことが多いため、そのタイミングで(HRTを)やめるのもOKです。」と、しっかり書いてあります。
ってことは、やっぱり、私の主治医の話が正しかったってことですね。
主治医には最初(HRT始める時)からそう言われていたんです。
HRTを続けていても、その補充するホルモン量はごくわずか(必要最小限)なので、だんだん体もホルモン少ない状態に慣れてくる。だから、閉経直後より、5年後の方が、やめるのはラクだ、と。
こう言われたことを、先日のセカンドオピニオンの医者に言ったら、「あなたも、その先生も、何言ってるのかわからない」と、まるで人を馬鹿にしたような言い方されたんですが・・・
だから私も、もしかして主治医が間違っていたのかな??って、疑心暗鬼になっていたのですが、高尾先生も、主治医と同じことを言ってらしたので、ちょっと安心しました・・。
ただ、現実にはそうかもしれませんが、私の体自体は、そうじゃなく、閉経直後より今の方が、ホットフラッシュはひどいし、体もしんどいし、やめるにやめれない状態になっているので、私の体が問題ってことなんですよね・・。
つくづく、何をやっても教科書通りには行かない体なので、今に始まったことじゃないですが・・。
その点については、別の意味で、今後の課題。
ちなみに、この本に書いてあったのですが、HRTで補充しているホルモンの量って、生理がちゃんとあった時のわずか1/4くらいなんだそうです。
私はさらにそれを半分とか、1/3とかにして使っていたので(全量使っていた時期もありましたが)、もう本当に最低限の最低限だから、体もだいぶんその量に慣れてきてはいたはずなんですよね・・。
さらに、先日、あるアラカンの方(私より少しお姉さん)のブログで、ちょうど私と同じで、HRTを5年やって卒業した方がいらして、有難いことに、その方と少しやり取りすることができました。(そういう人をずっと探していたのですが、なかなかいらっしゃらなくて、やっと見つけました(>_<))
その方がどうやって卒業されたのか、リバウンドはなかったのか、色々お聞きした結果、その方は(元々は一日何十回とホットフラッシュがあってHRTを始められたそうです。)HRTやめてまあ少しはホットフラッシュは増えたけれど、一日数回程度で、やめてもそんなにひどくならずに治まっていったそうです。(とはいえ、今でもゼロではないらしいが、我慢できる範囲。)
これもやはり、体が5年のうちに、少しずつホルモンの少ない状態に慣れていった結果だと思いますので、やはりセカンドオピニオンの先生より、主治医の言っていたことが正しそうです。
なので、私がなぜいまこんなにリバウンドがひどいのか、その理由はわかりませんが、主治医の話を信じて、少しずつ量を減らしていき、なんとかうまく卒業できるように、もう少し様子を見てみようと思います。。。
長文読んでくださった方、ありがとうございました。