ロンドンひとり暮らし―食べものと雑貨と、ときどき生活―

ロンドンひとり暮らし―食べものと雑貨と、ときどき生活―

基本はロンドン市内で美味しいものを探す、飽くなき挑戦の記録。たまに雑貨と、暮らしについて。

Amebaでブログを始めよう!
帰国まで意外と、あと三ヶ月しかないのよ!!!
…マジか!←自分で言ってびっくり。

一年って長いと思ってたけど、ホントにああっという間だなぁ…。

とはいえ、もう本当にカウントダウンが始まってるので、
とりあえずロンドン内で行き忘れてるとこなかったっけ?!って、
持参のロンドンガイドブック、三冊をバッサバッサめくりまくった、金曜深夜。

そして土曜、ちょっと早起きして行って来ました!!

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ずっと行きたかったお店 " Books for Cooks"!

異国で暮らす、と言うのは「自分」というものをすごく深く、
客観的に見つめ直す機会でもあったんだけど。

あのね、ものすごーーーく良く分かったの。
私、「食」に異常に重きを置いてるわ。

要は、自分が思った以上に食い意地がはっていたということですね(笑)

イギリスに来た当初、女子一人では美味しいレストランへも行きづらく、
手軽なレストランのご飯は常に塩っけが足りず。。。
(自分で足すのがノーマルルール、と知ったのは少し後)

暦は12月、日がものごっつい短くて、3時には既に薄暗かった時期。
しかも上司・先輩は、クリスマス休暇で日本に帰っており。。。

淋しいし暗いし寒いし美味しいものがないの!!
イギリス、好きになれないかもしれない!!と涙目で訴え、
渡英二週間目にして主人を慌てさせる、という事件があったことも、いまでは笑い話(笑)


そんな私がちょーー来たかった、ここ!
ここは何かというと、世界中の料理の本が集まる本屋さんなのです。

例えばフランス料理とか、スペイン料理とか、レシピ知りたいじゃない?
でもたいてい、レシピ本ってその国の言語で書かれてることが多くって、
読めない分からないでも写真は美味しそう!みたいなフラストが溜まる!

しかし、ここは英語で書かれた、世界のレシピ本が所せましと並んでるのです☆☆

そして奥には、そんな様々な料理本からヒントを得て作られたランチが食べれる、カフェが!

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今日の日替わりランチは、トマトとベーコンのチーズマカロニ。

・・・ううーん、なるほど。ソースの味は美味しい!ホントに!
しかしイギリスの良くないところ「常にパスタは茹ですぎ」が出てしまっていました(笑)
ムネン。でもソースは、ホントに美味しかった…。

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カフェ部分にまで進出している、本の数々!!!
やばいすごい心躍る!!!本が私を呼んでる気がする!!


わくわくを抱えたまま、ご飯後すぐに本棚へ!

本の中身はどれも、今まで見たことないアイディアが満載。
例えばオードブルで、小さなフライパンにひと口ステーキを載せて一人ひとりサーブしたり、
クレームブリュレをコップで作らず、スプーンの上で作って簡単なデザートにしたり。

食いしん坊のワタシの、脳のいろんなところでバチバチ音がする!
新しい刺激に、火花が散っているような感覚。

たーのーしーいいいいい!!!

結局一時間うーんうーんと悩んだ挙句、
フランス料理・スペイン料理・イギリス王室のお抱えコックさんの本、
それからベーコン料理専門の本、デザート専門の本、合計五冊を抱えてレジへ。


店員「こんなに沢山!ずいぶんじっくり悩んでたわね!」
私 「これ以上、どれも削れなかったの…」
店員「あなたは料理好きなの、それともシェフなの?」
私 「いえ、単なる料理好きです。しかも、基本は食べるの専門。」



しかし、食いいじが張りすぎて本を削れなかった代償は大きかった。
ぜんぶ袋に詰めてもらったら、あまりに重くて重くて。。。

とりあえず午後の用事を繰り上げて、うちに戻るしかなくなりました(笑)


レシピを選んでる時に思ったけど、
新しい国の新しいレシピは、もう全くもって完成図が浮かばないのね!!

文字だけのレシピ本たくさんあったんだけど、
何が出来上がるかさっぱり分かんなくて、買えなかった。

例えば…フランス料理の本で、
レシピで「Verrine of sweet potato and crab」っていうのあって、
写真が一切ないとするじゃない。

で、おうちでグーグル翻訳すると、
「サツマイモとカニの瓶詰」って出てくるのよ。
なにそれどういう料理?!ってなるじゃないコレ(笑)

まぁ結局、グーグルでイメージ検索して、
要はこんな感じの料理らしい、というのがやっと把握できて、
あーなるほどね、瓶詰ねー、ってちょっと安心したのですが。
http://www.poshtotsblog.com/wp-content/uploads/2013/12/salad-verrines.jpg


とはいえ、文字だけのレシピ本のほうが圧倒的に多かったことと、
そういえばこの国、電子機器とか説明書の類も、殆ど図がないんだよな…って思って、
この国の特性みたいなものが、また改めて見えたような気がしました。
なんでいっつも図解がないんだろうなー、わかりづらくないのかなー。


とはいえ、アイディアとレシピを大量ゲット。
くふふー。いろいろ試すの、ホントに楽しみ!楽しみだっつーの!!
ここのところ、一週間のお天気@ロンドン。

最低気温:平均14度
最高気温:平均22度

……認めたくは無いが、もはや認めざるを得ない!


えー、ロンドンの夏、残念ながら終了です~。


6月の後半~7月終盤に掛けての、美しくも短い夏でした…。

急に日も短くなってきて、なんだか本当にさみしい。
何よりも8月~12月まで、もう連休が一回もないんだよおおおおお

クリスマスにイギリス人があれだけ浮かれて喜ぶ理由が、なんかわかる気がするわ…。


最近は羽根布団にくるまって就寝し、
薄手のコートを羽織って出勤しております。
8月~9月にロンドンにお越しの予定の皆様、マジで風邪引かないよう気をつけて!

写真は今日の夕焼け@Royal festival hall。
さみしいよう。もっと君と一緒に遊びたかったよ、夏のロンドン。
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眠れないから連続更新@iPad!

文字とか一切工夫出来ないけど、
これはこれで手軽だねぇ(≧∇≦)

ところで、たまごのはなしです。
しかも誰も求めていない、たまごばなし二連発。

…需要なさそーーー(笑)!でも話すよ!


イギリスでは基本、卵は生食出来ません。
卵の表面にサルモネラ菌がついてることがあって、
生食すると食中毒を起こす可能性があるんだって。

最近はあんまりそう言う事例もないらしいし、
ちょっと高級なスーパーに売っている「ライオンマーク」のついた卵は安全、とも言われるけど、
やっぱちょっと怖くて、ずっと卵はゆでるか炒めるかしてたの。

で、今日。

ジャパンセンターで、ふと振り返った先に…「生食出来ます、有機たまご」の文字が!!!!

6つで2.5ポンド。高!!
でももはやトキメキが止まらない!!

ソッコーで買ってしまいました。
明日朝は半年ぶりの卵かけご飯だ…!!!
超嬉しい超テンション上がる!

卵かけご飯一つでこんなにテンション上がると
日本にいた頃はどうして予想出来ただろうか?!(笑)

明日の朝が楽しみ過ぎです☆きゃーきゃー!!

とかいいつつ、残ってるたまご(普通の)も使っちゃわなきゃなーって、
そうだチャーハン作ろう先ずは炒り卵だよねどっこいしょーっと割った卵が、
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まさかの人生初・双子たまごーーー!!!!

嬉しさひとしお、黄身の濃い炒り卵チャーハン、頂けました☆

卵に笑い、卵に驚いたから、
8月8日はたまご記念日。

眠れず思わず俵万智。
ええそうとも浮かれ上がっております。

さぁて、寝て起きたらたまごかけご飯だぞう!!←どんだけ嬉しいんだ自分。


うー。
仕事も忙しくなってきて、ホントにパソコンを開く時間がなくなって来たけど、
でも少しでも思ったことを残したいからiPadから更新@ロンドン深夜3時。


日本では結構な量の雨が降ると、
そのあとは空高く、カラッと晴れ渡るじゃない?
ロンドンでも一旦は晴れ渡るんだけど、
その二時間後に、また同じくらいの土砂降りが来るの!
前が煙って見えないぐらいの奴!

けど、またすぐ雨が止むって分かってるから、
なんか、ちっとも憂鬱にならないね。
まさに「たかがひと時の事、止まない雨は無い」って感じなの。

こっちに来てから、「人は人、自分は自分」ということと、
「失敗は怖く無い、恥をかいてこそ学べる」っていうことに
ものすごく意識が向いている気がする。
というか、がっつりと開き直れた気がする(笑)

間違うことを恐れて会議で発言しないと、
そのまま「あみは概ねあの会議にはagreeだったよねー」と捉えられて、それで終わっちゃう。

特に意見がない人に、再度意見を求めることは無い。
当然、そのプロジェクトの中心にはなれない。

赴任してすぐの時は、会議でも全然言葉が出て来なくて、
しかもナチュラルイングリッシュが全然意味が取れなくて、
でも会議終わったあと、議事録を辞書引きながら読んだら、全然自分が意見を言える会議をしていて、
英語が喋れないだけで自分の「機能」を発揮出来ない自分がすっごい悔しくて、
本当はこんなに意見も経験もあるのに、って。

悔しくて寂しくて、色々と試行錯誤しながら「喋る」努力を続けて、
間違えまくっても聞き返されても喋って、
言えなかったり聞けなかった単語はこっそりノートのはじにメモって後で調べたり、
使えそうな言い回しもメモって、知ったかぶって、後で使ってみたり。

その行動の根底はまさに
「人は人、自分は自分」、
「恥がなんだ、失敗なんか怖くない」だった。

…今日、現地スタッフ2名と私の打ち合わせで、
「いやー、言いたいことはよく分かるけど、それ、元々のコンセプトから外れてるよ。
我々が元々目指していたゴールから考えると、以前はさぁ…」と、
必死で持論を繰り広げ主張しているーーもとい、主張「出来ている」自分にふと気づいて、
一瞬、ふと黙り込んでしまうぐらい、嬉しかった。

元々の自分の語学レベルが低すぎるってのももちろんあるけど、
この年になって、目に見えて成長出来たものがある、って言うことが、
心がビリビリと震えるほど、嬉しかったんだよね。

止まない雨は無いし、恥もたったひと時。


今日の夕方に降った豪雨のあとに出た、
真っ赤に染まる夕焼けと虹を見ながら、
よーしまだまだっ、あと四ヶ月頑張るぞっと、気持ちを入れ直しました。

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綺麗でしょ!?道行く人もみんな写真撮ってた!!!

・・・備忘書く暇が本当に無くなってきたぞ!!!


ありがたいことに、週末は土日ほぼ必ずお誘いを貰ったりしつつ、

「小旅行」として、友人とどこかに遊びに出かけているの。


行き先はさまざま。

日本のガイドブックには無いイギリスの片田舎だったり花畑だったり、

あるいは交通の便が悪すぎて、ツアーを使わないと行けない観光名所とかに、

友人の車の運転に便乗して遊びに行ったりとか。


いずれも一人じゃできないこと。本当に本当に有難いことです・・・・!

お友達が居て本当に良かった・・・!


プラス、お花の教室も順調に2回目を修めました☆



忘れてしまわないうちに、この1か月~2か月でやったことで、

まだ書けてないことを超スピーーード!でPlay Back!

(詳しくはまた書く予定!)



5月:

National Trustのスコットニー城跡地。


この雰囲気が好きで、ここで結婚式を挙げるカップルも多いのだとか。
 


またまたNational TrustのAshridge Forest。

ロンドンから電車で1時間で、これだけ深い森があると言う事が驚き。

しかもここ、尋常じゃない広さ!!

実はこの日、危うく遭難しかけました。

無事にふもとまで下りれていやーーー良かった良かった! ←危ない。
 


6月:

有名なBibury(コッツウォルズ)へ!


はちみつ色の壁面に、落ち着いた空気で、良い雰囲気の可愛い街でした。

あとチーズとビールのブリュワリーが有名らしくて、

買い込んで車でひたすら飲んでいました。


ちなみに、イギリスでは1パイント(大グラス1杯分)ぐらいなら、

飲んで運転しても全く問題ないらしい。捕まりもしない。


アルコールへの耐性が強すぎる。いやーー欧米人、マジで凄いな。。。


 


7月:

Judithのフラワーアレンジメントスクールへ!

本当にこの先生の教え方は上手!!!

初めてfoamを使ったアレンジメントをしましたが、

色の使い方がザ・イギリスだなぁ、と。

これを生かしつつ、日本っぽさを加えて、自分なりのアレンジが出来るといいな。


 




Mayfieldの、一面のラベンダー畑へ。本当に香りが強い!

この日に来たセーターが、翌朝になってもずっとラベンダーの香りがしてました!


しかし、一緒に行ったフランス人の子が

「こういうのフランスにもある…」ってぽしょりと呟いていたのが、

個人的に超ツボだった(笑) 知ってるよ知ってるよ!超有名だよね!!


あと、ラベンダーティーとかラベンダービスケットとか売ってたんですが、

ねぇ味見とかって概念ある? って、胸倉を掴みたくなるほど不味かったです。


 



イギリスで最も大規模と言われているハンプトンコート・フラワー・ショーへ。



PIMM'Sという、お酒とサイダーとフルーツで割る、

イギリスの夏と言えば!な飲み物があるので、これ片手に炎天下歩き回ってましたら、

まーーーアルコールも順調に回りまくりまして!

中盤、ヘロッヘロしておりました。何してんだ私。


でもね、口付けたら完全にジュースなのよ…PIMM'S、恐ろしい飲み物!


ガーデニング作品の数々。

たくさんのスポンサーを付けて、デザイナーが作る、というショーです。

ちなみに左は、今年のフラワーショーで「Best Summer Garden」賞を獲ったお庭!

 


でもここに来たおかげで、自分の趣味嗜好がはっきりしました。

私、ガーデニングも好きだけど、アレンジメントのほうが格段に好きだわー。


これが分かった、っていうのは、今後の自分的に大きい気がします。

今後、習うならやっぱりアレンジメントだな。



そしてつい昨日、パワースポットのGlastonburyと、

イギリスの中でも1,2を争うほど美しくて有名な、Wells Cathedralへ。


 

 

特にGlastonbury Torは、ここからイギリスが始まった、広がった、とされていて、

日本の島根とか、出雲大社のような位置づけなのだとか。


 

ちなみに来週は泊りがけでベルギーです。

ますます間に合ってないよう、8月になってしまう…涙!



ちなみに、イギリスはやっっっっと日差しが暑くなってきて、

半袖で歩けるレベルの気温になりました!


短い夏の陽を身体いっぱいに浴びて、全身で楽しもうという

イギリス人含む欧州人の気合を、ヒリヒリと感じる週末です。


んが…実は未だに夜が寒くて、

まだ羽根布団使って寝てます。


7月後半に、考えられる?!日本じゃありえない所業…!!!



いま、国籍を超えて、色々なお友達が出来て、

多種多様な価値観を吸収出来ています。


意見を交わしたり、一緒の時間を過ごすうちに、

日本について、そして世界での立ち位置について、

考えさせられることがすごく多くなってきています。


たぶん、これからの自分が「日本」で生きる上での、

自分の価値観が変わるような気がする。


・・・とはいえ、この辺はあんまりおおっぴらにネット発信するもんじゃないので、

備忘程度にこの辺で留めておくことにして。


仕事も、徐々に大詰めになりつつあります。

私のイギリス生活、残すところ、あと5か月。


走りきっていくぞっっ!!