先行帰国します | 世界のどこに住んでも、これが私!と言い切れる幸せな生き方【東京/オンライン】

世界のどこに住んでも、これが私!と言い切れる幸せな生き方【東京/オンライン】

「私このままでいいのかな」から「これが私!」へ。
一人で頑張るまじめさんが、
どんな転機が起こっても
自信を持ってしなやかに、
ラクに生きられるようになるヒントをお届け。

対話を通して本質を選び取り、
あなただけの自分軸を作るお手伝いをしています。

こんにちは。
メキシコ在住
駐在妻+メンタルコーチの清江です。

私事で恐縮ですが、
お知らせがございます。

4月初めに
私だけ
先行帰国することに決めました。

理由は、
住んでいる街の治安の悪化です。
私は2016年8月から
グアナファト州のCという街で暮らしていますが、
住み始めてから、
年々、治安が悪化していると感じています。

正直、
3年半暮らしてみて、
家から一歩外に出たら、
気を張り続ける生活に疲れてきたのは、
事実です。

その上で、

この街で
今起こっている事件は、
ピストルで脅されての車両強盗が多いのですが、
これ以外の事件も、もちろんあります)
時間帯、場所、頻度、
いずれも、
自己防衛できる範囲を超えたと、
と判断しました。


夫とは何度も話し合いました。

言い出したのは夫の方で、
私が迷いながらも決めたのも、
夫の発言のおかげでした。

「今は、いつ何に巻き込まれても不思議ではない環境。もう十分頑張った。この上、もし家族(私)に何かあったら、後悔すると思う。」

今はただ、
残念で、
悲しいです。

メキシコは好きなのに、
みんな良くしてくれるのに、
治安を理由に帰国するということ。

いわば戦場に、夫をひとりで置いていくこと。

決めた後も、
これでいいのか?
と何度も、ぐるぐると、考えました。

泣きました。

でも、
私たち夫婦としては、
限界でした。

「夫と一緒に暮らす」
ただそれだけのために、
仕事を辞め、いろんなものを捨てて、メキシコに来ました。
しかし、その願いも、一旦手放すことになりました。

家族揃って異動や帰国をする。
それは、とても幸せなことなのだと、知りました。

住んでみないと、
経験しないと、
分からないことがあるんですよね。

それゆえ、
ご家族ごとに、
それぞれの決断があり、
それでいいと思っています。


今月に入ってから、
駐在仲間や
スペイン語の先生、
コーチングのクライアントさんたちに
お伝えしているのですが

特に同じ街で暮らしている方たちは、
そのご苦労と頑張りがよくわかるので、
言いづらいですし、
申し訳ない気持ちにもなりました。

残される方が、きっと、つらい。

それなのに、
仲良しの友人たちから労ってもらえたり、
普段そんなに交流がない方とも、
本音でメッセージができたりして、
涙、涙の数週間でした。

最後まで
私は周りの方に支えられています。
ありがとうございます。


4月初めに、東京に戻ります。

急展開の帰国ゆえ、日本での活動は未定です。
これから気持ちを切り替えて、
一歩一歩、立ち上げてまいります。


最後に、
いつもこのブログをご覧くださっている皆様、
ありがとうございます。

皆さまのおかげで、
3年以上、書き続けることができました。

メキシコからお届けできるのは
あと2ヶ月ほどですが、
引き続き、お付き合い頂けたら嬉しいです。


2020年1月22日
天赦日+一粒万倍日の吉日に

清江


プロフィール

お問い合わせフォーム

Instagram