分厚い上下巻ですのに、読み出したら止まらなくなり、あっという間に読了。
久しぶりに夜更かししました^^
海外生活をしたことがある人、
海外生活に憧れている人、
家族の中に強烈キャラがいて困っている人、
自分の振る舞いをいつも客観的にみてしまう人、
若さや美しさを失って自信をなくしている人、
人生うまくいっているように見えて、実はモヤモヤを抱えている人・・・
老若男女、みんなに読んでほしいですが、
男性の方が、心に刺さるかも。
私の心には、「多様性」という言葉が、なんども出てきました。
素直に、でも傷口がヒリヒリと痛むような感覚で、魂に訴えてくる作品でした。
ハッキリと映像が見えてくるのに、どこまでも文学的でした。
最終章のタイトルに、まいりました。
「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」