慶應義塾の国語の特徴は、有名な話ですが、文学史や知識問題が必ず出題されます。息子が初めて過去問でみたときは、まーったく知識なし、、状態でした(苦笑)


すぐに購入したのが、国語便覧でした。といっても、なにをどう覚えてよいものかちんぷんかんぷんでしたので、学習の仕方としては、過去問で出てきた作者やその作品名をその都度、便覧で確認する→せっかくなので、開いたページに全て目を通す、とゆう流れにしました。


本当は、それらの作品の内容も知って欲しいところでしたが、それは時間的に無理なので、機械的に暗記していました。便覧は、かなり優秀で、日本人たるもの知っておくべき知識があの一冊にぎっしりです。おすすめです✨


あと、便覧にはありませんが、西暦を和暦になおす問題が過去問にあり、見事に今年の入試にでたようです。

西暦◯◯年→明治◯◯年

のようなものです。


読解問題は、論説文、小説文がメインで、古典はほぼでないとのことでしたが、他校もとりあえず受ける予定のあった息子は、古典の勉強もしていました。古典は、テキストで問題を解く、マドンナ古文を見る、といった感じで勉強していました。現代文ほどは時間はかけていませんが、一冊はテキストを終えるくらいの問題数と、マドンナ古文の単語も7割は覚えていたように思います。振り返りで思うことですが、慶應義塾の入試には結局でなかった古典も、勉強したことは決して無駄ではなく、国語は総合力をつけることが、一番大事だったのではと感じています。


論説文、小説文は、総合的な国語力が必要です。特に、「文章を要約する力をつけないといけない」と、息子はよく言ってました。特別な対策というわけではないですが、とにかく、ありとあらゆるタイプの問題を解いていました。そのほとんどは、国立、私立の難関高校の入試問題でした。慶應義塾の国語は、知識問題以外は、オーソドックスな問題ですので、この勉強方法が一番効率的かつ実力をつけられたように思います。


英語、国語と息子の勉強方法を書いてきましたか、結局のところ、二科目とも言語は違えど、読む文章量が一番のポイントだったように思います。がむしゃらに読みまくる時期が必要ということです。その内に、気づけばあれ?前より解けるようになってるかも?と実感するタイミングがきますので、その時に、一度弱点を振り返り、再スタートすれば、さらに実力をあげられるはずです。あとは、慶應義塾への愛は忘れずに。。