カトマンズへ戻った翌日、
マダムの姪っ子さんの結婚パーティーに
参加させてもらいました。

 

カースト制が残るネパールでは
子供の結婚相手は親が決めることがほとんど。
男の子が産めなければ、第二、第三夫人を
持たれてしまうこともあるという。うーん。

 

人生初のサリー、着付けが分からないので、
教えて欲しいとマダムに言うと、
メイク屋さんを家に呼んでるからって、
一緒に着付けをしてもらうことに。

 

アイライン一つにもこだわりまくるマダム。
こういう時に女性が目一杯のオシャレをして
楽しむ文化は同じで何だか嬉しい

 

会場に行くと、それは美しい花嫁が。
花婿はいつ来るの?って思いきや、
これは花嫁のパーティーで、
2人揃って行うのはまた別にあるという。


結婚にまつわる儀式は何度もあり、

両親はとても忙しく、お金も使うらしい。

続々と人が祝福に訪れ、

トータル500〜600人のゲストだと言うからすごい。
儀式の後は、食べて飲んで喋って踊って。
いつもは早く寝るネパール人も
この日ばかりは遅くまで楽しんでいました。


しかし、民族衣装はやっぱり美しい。
色とりどりのサリーを身に纏った
ネパール人女性は皆、見ててうっとりでした。

 

日本とは似て非なる結婚パーティー、
貴重な体験ができた夜でした。

 

ほんとに綺麗だった花嫁。
数々のギフトを前に儀式が行われます。

パーティー中は、花嫁はこうして座って、次々と来るゲストに挨拶します。

新しいサリーは、

新婦の両親から親族に贈られるのだそう。

しかし綺麗なサリーだわ。

メイクとヘアに2時間もかけたマダム。

儀式。

お祈りの後、次々とお菓子にフルーツ、サリーに宝石などのギフトを受け取ります。

儀式。
ギフトの宝石は、かなり無理矢理花嫁に着けさせます。
儀式。
自分でケーキカットします。拍手が起こりました。

儀式。
自分で切ったケーキを、母親や親族から食べさせられます。
儀式。
新婦の母親がゲストに祝福のおすそ分けのティカ(額の赤いの)をつけてくれます。
会場はカトマンズの中心地にあるかなり大きなバンケット
花嫁はゲストから直接お金を受け取ります。
時間が経つにつれてどんどん人が増えていきます。
揚げ物系のスナックが何時間も出続けた後、
最後は屋内でビュッフェ。
もりもりと頂きました。
こちらに来て初めてアイスクリームを食べました。

お腹いっぱいなのに、酔っ払った?お父さんに
2皿も食べさせられて、ピチピチのサリーのブラウスが破れそうなくらいに。
 
なぜかいつもここだけは頑張るネパール人。

もっと他にやることあると思うのですが...
 
で、最後はダンスタイム♪
なぜか最後まで踊らされました。
ワインにビールにウイスキー。

ネパール人が好きだから赤白ともにワインは甘口でした。