今日は入所後初めての休日。

TVは入所後まったく見ていなかったのですが、
どうしても「天皇の料理番」最終回が見たくて、
21時、TVのある食堂に行ったら、
どうやら届を出しておかないと見られなかったらしく、あえなく断念(>_<)


部屋でパソコンに向かっています。


到着した翌日、無事に入所式を終えました。

国家を歌う間、ちょっと身震いがするほど、緊張感に溢れていました。



朝は、こんな清々しい朝焼けで、5時頃起きます。


山の上に位置するので、

湿度も少なく、爽やかな日が続きます。



入所式の日のランチは立食での懇親会でした。

もちろんノンアルですけどね!


172名の派遣予定訓練生を班で分け、
規律ある共同生活をしています。

「受け身の人にとってはここは刑務所、
 自主性のある人にとってはパラダイス」
所長のお言葉、その通りだと思います。


各係を決める際も、消極的なじゃんけんでなく、
進んでみんなが自分から挙手し、決まるメンバーばかり。

主体性、積極性で成り立っている、素晴らしい組織です。


いよいよ語学のクラスも始まり、

毎日復習予習に追われているため、

寝るまでは、ゆっくりする時間はほぼありません。

日曜日だけは休日。

休日と言っても、朝の集いがないだけで、

8:00までにご飯を食べ終わらないといけないので、
ちゃんと早起きして、語学のお勉強に勤しみました。


1日中、山の上に缶詰めもしんどいので、
夕方、運動がてら一番近くのコンビニ、といっても徒歩30分、
下界に降り、久々に娑婆に。

山を下りると、そこは温泉街。


温泉入って、ビール飲みたいな~って言いながら、
炭酸片手に山に戻りました。




同じ班の体育でモンゴル派遣のCちゃんが
今週、誕生日だというので、
みんな少ない荷物から色々集めてお祝いをしました。

23歳、しかし若い!!


1日の課業をこなすだけで必死の私に対して、
エネルギーにあふれる若者は、
時間さえあれば、体育館で運動したり、敷地内を走ったり、楽器を弾いたり...


気力はあれど、なにせ体力差に圧倒される毎日です。


様々な分野に長けた人が集まっているので、
今日は鍼灸マッサージでケニアに派遣予定の方に、
各任国でコミュニケーション手段にもなる
腕・肩のマッサージの講座を開いてもらいました。


アフリカでは障害者は
生まれた時に捨てられてしまったり、
そうなった時点で家族に見放されてしまう人が多い中、
視覚障害者学校で鍼灸マッサージを教えることで、
自立支援するというのが彼の任務内容だそう。


実際に彼は4代目、1代目からの地道な活動のおかげで
今、アフリカで初めてマッサージ師として、
1人、全盲の方が自立して働けているそうです。


何の道具もお金も必要ない、
ただ、技術だけで世界の誰かの手助けになる。
だからその為にはるばるケニアまでいく青年。


ちょっと感動しましたが、
きっと一人一人の話をじっくり聞いたら
全員がこんな熱い思いを持っているんだろうな~。


毎日こんな刺激と感動を頂きながら、
さあ、明日からまた1週間頑張っていきましょう!