別人格の妻は、旦那のことは好きでもなんでもないし、それどころか中から見ててむしろ酷い人だ、何でこんな人がいいんだろうと思ってると面と向かって言っていました。

 

でも、初めて外に出て、料理とか出来て楽しい、自分が出来るのが不思議、子どもたちも可愛いとはしゃぎ、Hもしてみたいし、他の人とする訳にもいかないから旦那とでいいわと、言われました。

 

塞ぎ込んでいたのが嘘のような、死にたいなんて一言も言わない、見た目は妻でありながら、本当に他の人のようで不思議でした。

 

Hもちょっと照れた感じで始まり、でも途中からは積極的で初めての感覚でした。

その後、「あの子は本当にどこにも居ない、声かけても出てこない」と言われ、旦那は妻を殺してしまった気持ちになり大きな喪失感で「居なくなったら嫌だよ〜」と大人げもなく泣いてしまいました。彼女はちょっと困った様子で慰めてくれました。

 

旦那が泣いたせいか、次の日の夜、Hの後のまどろんだ時間に主体のコントロールが緩んだのか妻が少しだけ戻ってきました。
旦那は驚いて、「また話せて嬉しい、本当にごめん、戻ってきて欲しい」と訴え、ぎゅっと抱きしめました。
妻は泣いていましたが、「おやすみ」と言って数分でまた消えてしまいました。


現主体の彼女と妻と旦那、

これからどうなっていくのでしょう