わたしが生まれた日は
龍の日でした
生まれた朝方の空には
龍が大歓迎
 
 
物心ついたとき
実家の和室にはすでに
神さまがいらっしゃいました
 
和室=神さまの部屋
 
和室に入ると
一瞬にして空気が変わること
 
いつも緊張感があったのを
小さいながらに覚えています
 
当時は、床の間に
わりと大きな神棚が
祀られていたのです
 
 
榊のお水替えの
お手伝いをして
 
ちいさな手を合わせ
神さまとおしゃべり
 
お友だちが遊びに来ると
 
「ここは、神さまのおへやだからね」
 
「うちには、神さまがいるんだよ」
 
そんなふうにいつも
言っていたのを覚えています
 
いつしからか
家族や友だちとの会話には
 
神さまがそう言ってたよとか
神さまの言うとおりに
しないとダメだよ
なんて言うようになりましたね
 
神さまとは
常に一心同体でした