2019年1月
まだ記憶に新しい
去年のことだ
その局面に立たされたのは
わたしではなく…
娘だった
わたしの病理検査結果に
家族で喜んだ翌日のできごと
学校から携帯に
着信が入った
学校からの着信は
なんとなく心臓に悪い
年末まで元気に
一緒に笑い合っていた友達
年明け一週間ばかり
欠席しており
みんな気にしていた
「○○さんが、亡くなりまして…」
え?はい?
先生、いまなんて?
衝撃すぎて
もう一度聞こうと思ったが
もう一度聞きたくなかった
複数人、体調に変化があり
別部屋で
スクールカウンセラーが
ついておりますとのことだった
娘はしっかり
最後まで授業を聞き
部活までして帰ってきた
本当なら学校まで
迎えに行きたかったが
術後半月も経ってない身体
痛み治まらないときだ
真っ赤に目を腫らせ
ゆっくりゆっくり
一点を見つめて
泣きながら歩いて帰ってきた娘を
玄関先で強く抱きしめた
悲しいね、、辛いね、、
それ以上
なにも言わなかった
なにも言えなかった
ただ、ただ
抱きしめて互いに泣いた
ママの病気で
「生きる」ということ
「死ぬ」ということ
誰よりも一番に直面していた
しばらく娘からは
目が離せない状態だった
娘から突然出たことば
わたしも死んで
○○ちゃんのとこへ行きたい
多感な時期の
大切な人の死
大きすぎた