あの日
わたしは、広告会社にいた
出社するなり
みんなデスクに居ない
テレビに釘付けになり
悲鳴をあげる女性社員
営業はフロアを駆け回り
CM差し替えの指示を出している
異様な光景だった
あの日
NYに住んでいた人々
わたしたちを含む
世界中の人々
どんな想いだったのでしょう
多くの人々が亡くなり
NY、アメリカが
深い深い悲しみと恐怖の中に
悲しい過去
あれから19年 ー
目の前の出来事は
常に変わっていきます
世界中のひとり一人
見るものは違いますが
魂を歓ばせ
楽しく生きていく
これはみな共通です
傷ついた心や悲しみは
けして「報復」ではないのです
伝えていくことで
人と人との繫がりができ
愛が生まれ
そこには「光」があることに
気づくのです
.
.
ビルから出た仕事帰り
目の前には
ぽっ、と温かみのある
東京タワーが
あまりにもきれいで
とてもせつなかったのを
覚えています
今この瞬間を大切に
自分を大切に生きよう
世界平和の祈りを
捧げましょう.。.:*