2018年12月

たくさんいた看護師の中で
深く胸に残った
病棟で出逢った2人の看護師
 .
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術直後
緊迫したICU担当の看護師
 
分刻みで襲ってくる
痛みの波に苦しむわたしを
世が明けるまでの6時間近く
対応されていました
 
途中、別の患者さん運ばれ
同時に懸命に
向き合われていました
 
わたしは
苦しさと彷徨いながら
薄っすらとしか見えなくとも
その勇敢な姿に
感謝で胸が熱くなった
記憶があります


もうひとりは
交代制であっても
およそ13日間のわたしの入院生活
もっとも多く関わった
広島出身の2年目の看護師
 
いつも笑顔で
いろんな話をしてくださり
 
どこか懐かしく
温かな彼女は

「使命だと思っているんです」と
 
多忙すぎて
夏もお正月ももう2年も
帰省できてないんですよ
1日でもいいから
帰りたいなぁ〜と
 
 
「使命を生きる」とは…
 
どんな自分でも赦し
どんな自分でも受け入れる
覚悟を持って生きる
 
そういうことだと想います
 
 
どうして
一般患者ではなく
がん患者の看護師に
なりたかったのか
 
最後まで聞けなかったな