2018年11月

一回目の手術をした
地元の大学病院では
開腹手術のみでした
臓器を失う悲しみに足して
からだに大きな傷をつくるのは
どうしても嫌だった
離婚して
収入源のわたしが
働けなくなるのも
絶対に嫌だった
一回目の手術の後遺症で
吐き気と頭痛が続いて
あんなに寝込むのも
もう嫌だった
早期に仕事復帰したいと
強く想いながら
腹腔鏡下手術ができる
名医を探した
少し遠くてもいいから
あれからたくさん調べ
あちこちの病院へ行きました
信念というか
執念というのか
TVにも出るほどの名医に
わたしは
出逢えたのです
二回目の大手術は
絶対に年内に受けたかった
強く願う理由が
わたしにはあったのです
年が明けると
娘が受験生になるからでした
一年後の高校見学は
絶対に一緒に行く!と
心に誓っていたから