十数年振りににウェストサイドを
観たら新たな発見があった今日この頃


今の気持ちを
勢いで書きます




(私のスケジュール的に夫と予定を合わせられるのは今日くらいだったので)





リメイクされているため
セリフや歌うシーンなど
描写は新しくなってはいるけど

懐かしさは感じつつ新たな発見もあって
当時 等身大のマリアと同じくらいの年齢(10代くらい)で
観た時とはまた違った気持ちや解釈で観てました

マリア本当に可愛い!
そして昔から私はアニータが好きだ!
新作のウェストサイドで
更に彼女が好きになったな💃

そして昔の映画をこのタイミングで
リメイクされて上演された意味や意図って何だろう?
って考えた

61年版は
当時では色んな意味でギリギリでスレスレの
内容だっただろうし

プエルトリコ人も白人系の人達が
肌の色を塗ったり
声も吹き替えられていたりしていたり
どうしても白人主義なところはあったよね
(◯ィズニーもそうだしね🥺)

2022年 現代では例の騒動で
二極化してきたこの時代に
色んな意図があるんじゃないかって思ったのと

分断や争いって
いつの時代も正義と正義のぶつかり合いであり
昔の作品だけどこのテーマは現代でも共通することが言えるよね

時代背景は1950年代後半のNYマンハッタン西部

移民であるプエルトリコ人達の迫害や
それに対する争いも描かれていたけど

移民問題って海外だけに限らず
私達日本人も実は当事者とも言える

何故なら大きな括りで言うと
私の夫も日本へ移民してきた外国人ということもあり

夫だけでなく
夫の家系の人達からも

日本へ移民として来た話なども
聴いたこともあったから
(義母から内戦の話も聴いたことがあり)

外国人が生まれ育った土地でない国で
差別や迫害を受けてきたら

自分の家族や友人達に
付き合うことも結婚することも
同じ国の者同士としろ!ってことになる気持ちもわかる

私は幸いな事に
良い義両親にも恵まれたので

外国人(日本人)である私を
受け入れてもらえたけど

もし夫の家系ではなく
日本人から差別をされたり
虐げられていた事に対して
負の感情を抱いている
移民の外国人の家系の人との恋愛だとしたら
このウエストサイドと似たような事が起きていたワケなのです

(そう考えると今は亡き祖母の初婚相手が外国人だったらしいので、相当苦労したんだろうな、って祖母の事も思い出すし、孫娘が苦労しないようにと、祖母に守られてる様な気もする…)

だから
今の時代でも国際的にみても
家系の人達から許されない恋愛を
している人達もいるのも知ってる

日本人を全員一緒くたにする訳では無いけど
私達 日本人も移民の外国人に対して
加害者になりかねないんだよね

私自身も
今の環境でなかったら
気づかない事が沢山あった

ウエストサイドは
若い男女の恋愛模様も描かれているけど
色んな解釈ができる作品だよね

そしてコメディ大好きな夫から観終わった後に

「Reginaは本当に重くて暗い作品ばかり観るよね」
「もっとハッピーハッピーな映画だと思ってたよ😩」

(予告が『America』の曲だから尚更w)
…って言われましたw






私の思考回路が重くて深くて暗いものばかりなのは
今に始まったことでは無いんだけどね…🙄笑

だけど私は夫と結婚しなかったら

海外と日本の見方は
今の様に感じてなかっただろうし

外国人の家系と結婚することで
自分の既成概念が
当たり前ではないって事にも

沢山気付かさせてもらうことも沢山あった

そんな経験がなかったら

今日
10数年振りに
久しぶりに観たウェストサイドの
リメイク版を観ても

感じ方は違ってたかも知れない

夫よ
いつも色んな気付きのきっかけをくれたり
私の好みに付き合ってくれてありがとう❤︎


しかもウェストサイドは

桐朋学園時代の課題だった作品だから

個人的には色んな意味で思い入れがあるの🥺

(横山先生のヴェローナ物語も含めて)

ウェストサイドの話をし始めたらキリがないけど

ウェストサイドだけに限らず

本当に幼少期からミュージカルや映画や

沢山の素敵な名作に出会ってそこから演じて

色んな苦楽もあったけど

だからこそ今の自分があって

私の人生の一部にこの作品に

多感な年齢の時に出会えて

そして時を経て今またこの作品と再会できて

本当に本当に良かったよね🥺💖✨

(ちなみに夫曰く
「シラノも同じ結末になりそうな予感がする…😩
違うの観に行かない?w」と言ってる😂💖笑


※以下ネタバレ注意

61年版のウェストサイドと
22年版のウェストサイドの
それぞれの違いがあったけど

今回の22年版ドク(女性)は
61年版のアニータを演じていらっしゃった
現在90歳のリタ・モレノさんが
出演されていたと終わった後に知って
なんだか感慨深かった🥺

アニータが
仕事柄 服を仕立てているという設定というのもあるんだろうけど
マリアの心情の変化が衣装の色にも現れていたし

私の大好きなシーンの一つでもある
『America』のシーンでも
プエルトリコ人🇵🇷達の鮮やかな衣装の色も
ミュージカル映画っぽくて好きだったな💃
 

夫から

「何でアニータはジェット団に嘘をついたの?」

って言われたけど

私的に、嘘をつくのは
そりゃ当たり前だよね、って思ってたけど、

そうじゃない感性もあるんだなってことに
気付かされた😳

感覚人間なので
語彙表現の無さから

彼に分かりやすく説明するのが
難しかったよ😂

だって人間って色んな感情を内包しているから
感覚的に解るけど

言語化するのって難しかった😂

誰か、何でアニータは嘘をついたのかって
説明できる人 教えてください😂💖笑

 
この作品も語れば終わらない😂💖