と、その前に・・・。
この日は午前中からお出掛けして京都にまで足を伸ばしておりました。
まず向かった先は烏丸御池にある新風館へ・・・。
ん？
そうです！
かねてからLLM2入りが噂されておりました（笑）京都出身のこの方のインストアイベントへ・・・。
残念ながらLLM2入りはなりませんでした。理由は察して下さい！（笑）新曲はかなり気に入っていたのですが・・・。
でも京都出身アーティストの聖地ともなっている新風館はいいとこでしたね！
同じ京都出身の和紗さんのこの映像が素敵だなぁと思っていたので一度行ってみたかったのです！(*^.^*)
実はこの日は連れが居たのですが、真冬の野外イベントということでもう既にここで凍りついておりました！（笑）私にとっては今年始めの奥華子ちゃんの柏イベントに比べると大したこと無かったですし、野外ライブ達人のマストアイテム、ヒートテックインナーで完全防備でしたしね！（笑）
でもさすがに見かねてどっか温まれる場所はないかと飛び込んだ四条烏丸は魁力屋のこってり背油醤油ラーメンは体の芯までホッコリ、マイウーでした！o(^-^)oライブアフターのメンラーはたまりませんね！(＾～＾)
で、落ち着いたところで河原町へ移動。
お次の目的地は京都高島屋さん。
90年代一番好きだったアーティスト、ZARDのデビュー20周年記念展覧会に立ち寄って来ました。
確か前日の初日は斉田才さんも行かれると呟かれていましたね。クロニクル形式の展示会はとても見応えがあってデビューから各年代の説明文を読んでいるだけで涙が溢れ出てきてしまいます。ZARDはもう普段はあまり聴くことはありませんが、映像コーナーや会場内に流れるヒット曲の数々にあっという間にその時代にタイムスリップさせられる感覚を味わい、改めてZARDが残した楽曲群の偉大さ、音楽の凄さを実感して帰って来ました。
そしてこの日は隣の催事場でバレンタインチョコの即売をやっていましたので、軽く物色（笑）。早く買わなければ・・・（悩）。
京都高島屋を後にして四条大橋近くのレトロな喫茶店で反省会を開いて、大阪へ舞い戻りました。
梅田で連れと別れて、いよいよこの日の最終目的地でありメインイベンターであった心斎橋はアップルストアに向かいました。
20時スタートだったのですが、30分前に到着すればリハも見られるかな？と思っていたのですが、もう終わっていたみたいで残念。
20時を過ぎ真梨恵ちゃんが2階から降りて来られました！(*^.^*)
この日は事前発表通りピアノサポを付けてということで、アカシアオルケスタのキーボーディスト、西村広文さんとのコラボライブとなりました！(^-^)/
いやー、異色のコラボでありとってもレアなスタイル、植田真梨恵with Pianoは最高でしたね～(o^-')b
SETLISTは以下の通りでした。
01. 愛しい今日
02. ハルシネーション
03. シンクロ（新曲）
04. 吠える虎
05. コンセントカー
まずは西村さんのカワイらしくも切ないピアノイントロから去年ブラントンライブでピアノ弾き語り初披露された”愛しい今日”からライブスタート！もちろんCD未収録曲ですが凄いなコレ。超ハイトーンのファルセットを多用した真梨恵ちゃんのヴォーカルがアップルストア店内の空気を一変。凡庸なポップスヴォーカリストには絶対に歌いこなせそうもない曲。世間に氾濫する会いたい系に一石を投じる詩的な心象風景が美しくじわじわと込み上げてくる真梨恵ちゃん流会いたいソング。シンプルなピアノアレンジのままでCD収録して欲しいな。2曲目のハルシネーションも意外でしたが、カッコ良くはまってました。
そして最近新曲あり過ぎて嬉しい悲鳴なのですが、3曲目はまたまた完全未発表の新曲”シンクロ”を披露。こんなにも次々と新曲を出してくるアーティストは私は熊木杏里と植田真梨恵しか知りません。今まさに才能ほとばしるシンガーソングライターの理想像は本物の本物たる所以でありますね。
そう言えば真梨恵ちゃん、『葬るリキッドルーム』発売の時に某所でのインタビューで、こんなこと言ってたなぁ。
――今回の「葬るリキッドルーム」収録曲以外にも、曲は沢山作られたとのことですが、次はこういうもの作りたいというアイディアはありますか？
植田：内緒ですけど、まだ出ていない、いい曲がいっぱいあって。正直すごくいいものですよ（笑）。
いやはや、末恐ろしい娘だよ、まったく・・・(^_^)v
”シンクロ”がこれまたいい！aikoあたりがシングルのカップリングに入れてきそうな愛すべき小曲といった佇まいは西村さんのピアノがブルースアレンジっぽかったので、そう聴こえたのかも。真梨恵ちゃんの地声のヴォーカルはaikoほど縦横無尽に起伏に富むようなところの域には行ってなくて凄みはまだ無いけどそんな片鱗も感じさせる曲でこちらもリリースが楽しみ！(*v.v)｡
4曲目は”吠える虎”は真梨恵ちゃんがよく言う夜一人で寝る前に聴きたい珠玉のピアノバラードで包みこまれるような真梨梨ちゃんの歌声が心に沁入ります。西村さんのクラシカルなピアノ演奏がやはりはまってて素敵でしたね。 あと”シンクロ”と”吠える虎”は真梨恵ちゃんハンドマイクで椅子に腰掛けての歌唱でしたが、これが結構ポイント高しで途中椅子に腰掛けて歌うというのはミュージシャン指数が３割増しになりますので（笑）グッドな試みでしたよ！(o^-')b
ラストはお約束の”コンセントカー”は序盤少しテンポを落としたようなゆったりとした始まりから西村さんのピアノプレイも含めて終盤のドラマティックな盛り上がりが最高でした！
途中MCで”アップルストアさんのライブは緊張するでも楽しい”と言ってましたが、前回のここでの初ライブの時はワンマン直後で異常に緊張して”緊張しすぎて悔しい・・・”と漏らすほど悲壮感漂うような真梨恵ちゃん自身も乗り切れないライブでした。でも今回のライブはあの時とは別人、貫禄すら感じさせるような素晴らしいパフォーマンスでもありましたね！(・ω・)/
とまぁ、最初知った時はピアノ一本の植田真梨恵ってどうなのよ？と思いましたが、新境地開拓という感じで本当に素敵でした！元々楽曲レベルが異常に高くてアレンジで聴かせるような商業音楽とは一線を画す誤魔化しの無い真梨恵ちゃんの名曲群だからこそどんなアレンジでも、どんなスタイルでも遺憾なく真梨恵ちゃんの素晴らしい世界観を描き出してくれるのでしょうね。そしていつか真梨恵ちゃんがメジャーなアーティストになってインストアライブなんかバンバンやっちゃう時が来るかもしれませんが、今回のスタイルが良い試金石になったと思います。
いつも素晴らしいライブを有り難うございます！ますます真梨恵ちゃんの歌世界にはまってしまいました！これからもいろんなスタイルで歌を聴かせてくださいね！(*v.v)｡