街を歩いると

親子連れをよく見かける。


そうだよね

今は夏休みやん🍉


自分の子育て時代を思い出すと

ほんまに大変やったなーと思う。


ご飯作りが大変やったねww


給食については
色々意見もあるところだけれど


「毎食作らなくて良い」


は、やはり助かったなというところだ。




そんなことより






私の子育て時代の 大きな出来事は

子供の不登校だった。


長女が突然 学校で倒れ

そこから不登校が始まる。



先生が家に通ってくれたり

スクールカウンセラーと話したり。


私の心のどこかに

「学校に行って欲しい」がある頃は

親子共々 苦しかったと思う。


娘も 追い詰められた感のある時は
とても不安定になっていた。


「お母さん コレ預かって」


と、カッターナイフを
私のところに持って来た時は


最大の🆘だと思い
とても辛かったのを覚えている。



どうなっていくんだろうと
私が不安になればなるほど

子供も辛かったに違いない。


先生が訪ねてこられることも
辛かったかもしれない。


その頃
スクールカウンセラー制度が始まり

「今の状態はこうです」

と、
きっぱり言われたことも
ショックだったけれど 

今になったら 良かったと思う。

カウンセラー曰く


愛情のコップが満ち足りてないだけ。


そこを満たしてあげる事。


お母さんは注いでいると思っても

子供からすれば
足りてないことがある。

お母さんが悪いわけではない。

足りてないだけですと。

満ちてきたら

自ずと また立ち上がり進みますと。



そこから

カウンセラーの指導通りにする事にした。



実は ちょうどその頃


深夜の番組で

大人の育て直しをするというのを観たのだ。


なんというタイミング



大人だけれども

哺乳瓶で飲ませる

オムツを変えるなど


赤ちゃんを育てる様にしてあげる。


それを見た私は

我が子にそんなことさせたくないと思い


カウンセラーにもそれを伝えた。


カウンセラーも

今取り組めば 大丈夫と言ってくれた。


そして まず
子供に触れることから 始めた。

「おはよう」と、
肩に触れながら 声をかける。

それだけだ。


それでも 娘は少しずつ変わっていく。



初めの頃は

触れると ビクッと体を避けたりしていだけれど

そのうち

私の方に 体を寄せてきたり

甘える仕草が見える様になった。


あぁ、甘えたかったんだな。


娘の父親は
1歳半の時 交通事故で亡くなり

私も大怪我をして入院していた。

みんなが悲しみに包まれた中

きっと
幼いながらに気を使い
大人の中で過ごしたに違いない。


夫を亡くして私自身も
自分をキープするのが大変だった頃だ。


その後 4年ほどして 再婚するが
すぐ双子の弟が産まれた。

大人の手は そちらに取られていたと思う頃。


娘はきっと 沢山我慢してたんやろなぁと
触れながら思った。


自分の至らなさで
立ち止まってしまったんだなと思ったら

辛かったけれど

立ち上がらせることが出来るのも
私なんだと

自分を励ましながら 
娘と向き合っていたと思う。


しかし


甘えられる様にはなったけれど

やはり学校へは 行けない悶々とした日々。


そんな時

ある家族との出会いと
一本のビデオテープが

娘と私を 変えて行ったのだった。



続く