マック、セットを「1000種類」に拡充、サイド増やして組み合わせ多岐に
[2015年5月21日(木)11時45分配信]
日本マクドナルドは21日、これまではフライドポテトのみだった
セットのサイドメニューについて、フライドポテトのSかMサイズ、
チキンナゲット(5個入り)、サラダ、スイートコーンの
4つの中から選べるようする。これによりハンバーガーと飲み物、
サイドからなるセットの組み合わせ総数は1000通りになる。
セットメニューの価格は、
ハンバーガー単品価格プラス300円に統一する。
ハンバーガーでは、健康志向に対応し、野菜をふんだんに使った
「ベジタブルチキンバーガー」(単品で340円~370円)、
朝メニューとして「ベジタブルチキンマフィン」
(230円~290円)をレギュラー化する。また、子供向けには、
3種類の野菜を練り込んだチキンパティを使った
「モグモグマック」(200円)を投入する。
価格体系も、これまでの1円単位から10円単位に見直す。
代表的なメニューの「ビッグマック」のセットは
現在の669円から670円に、「てりやきマックバーガー」のセットは
606円から610円に上がるが、すべてのメニューをならすと、
これまでと平均価格は変わらないという。
同社は1月の異物混入問題に加え、画一的なメニューが
飽きられて顧客離れに歯止めがかからない。
品ぞろえの充実で来店客、販売額の回復に務める。
同日、都内で会見したサラ・カサノバ社長は
「お客さまに満足頂くため、必要なことを初心にかえって見直す。
マクドナルドは、お客さまの要望に応じて
変わり続けることを約束する」と述べた。