ゴメス 不可解 鳴尾浜に変更して打撃練習 2軍関係者もほとんど知らず
[2014年3月5日 5時33分配信]
右膝裏痛で別メニュー調整を続ける阪神の新外国人、
マウロ・ゴメス内野手(29)が4日、
沖縄・宜野座キャンプで故障して以降、
閉ざしていた重い口を開いた。
「ヒザは徐々に良くなっている。今は治療を
受けているし(試合は)準備できたときだね」。
5日に患部の再検査を受ける予定で
「異常はないと思う」と根拠のない自信を見せた。
この日は、前日までの甲子園球場に隣接する
室内練習場ではなく鳴尾浜の室内練習場で
オマリー打撃コーチ補佐相手に打撃練習を
行ったもよう。「(打撃も)すごく良かった」と
うつむき加減で淡々と言葉を並べた。
オマリーコーチ補佐は「ヒザ、ベター。バッティング、
チョットダケネ。メイビー、ジュップン」と付け加えた。
和田監督は前日3日に「開幕4番」のリミットを
15日のDeNA戦(横浜)に設定した。残り10日で
どこまで状態を上げられるかに注目が集まる。
ただ、2月10日に来日して以降、屋外練習も
満足にできていないだけに、不安が先行する。
そもそも、なぜ練習場所を鳴尾浜に
変更したのかも不明。ゴメス自身は
「特に理由はない」と話すにとどめたが、
グラウンドに出てくることはなくファームの
残留組とも接触せず。2軍関係者の
ほとんどが助っ人が鳴尾浜に来たことさえ
知らなかった。すっきりしない行動が続くG砲。
すべての疑惑を晴らすには、一日も早く
グラウンドで暴れ回るしかないようだ。