オリックス・ペーニャ、150メートル弾連発!ブルペンの屋根破壊
[2014年2月8日(土)11時17分配信]
オリックスに加入した
ウィリーモー・ぺーニャ外野手(32)
=前ソフトバンク=が7日、
フリー打撃で驚愕の150メートル弾を放った。
左翼後方のブルペンを4度も直撃し、屋根に
穴を開ける“破壊弾”に、森脇浩司監督(53)は
「50本くらいそんなホームランを見たいね」
と4番候補の活躍に期待をかけた。
ブルペンで見学していたファンが悲鳴をあげた。
オリックス自慢の投手陣がピッチングを
披露している最中、後方からまさかの被弾。
『ガゴン! ガゴン!』。ぺーニャの
場外150メートル弾が4度ブルペンを直撃だ。
うち1発は屋根を破壊した。
「ブルペンを破壊してしまった経験はないよ…。
シーズン中もこれくらいの
バッティングができればいいね」
怪力助っ人は肩をすぼめ、いたずらっぽい
笑みを浮かべた。宮古島市民球場は
中堅122メートル、両翼97.6メートルで、
左翼後方には15メートルの防球ネットを
っている。この日は左翼方向に吹く
追い風だったこともあり、そのネットも
飛び越える特大弾となった。球団関係者は
「ここでこれだけ飛ばしたのは
見たことないですね」と苦笑いだ。
ちょうどそのとき投球練習をしていた西は
「びっくりしましたよ。でも頼もしいですね」
と新助っ人の怪力を歓迎。同じく投球中だった
D2位・東明大貴投手(富士重工)は
「怖かった…」。一歩間違えればまさかの
事態になっていただけに青ざめていた。
森脇監督も「すごいよね」と規格外の
パワーに脱帽。「50本くらいそんな
本塁打を打って欲しい」と期待した。
昨季ソフトバンクでは右ひざ痛で
手術したこともあり、55試合で打率.233、
1本塁打、16打点に終わった。しかし右ひざも
完治。指揮官もこの日、復活を確信した。
不動の4番だった李大浩がソフトバンクに加入し、
入れ替わる形で入団したぺーニャ。
たな4番として、李大浩に負けない活躍を
予感させるに十分な1日になった。