鎌先温泉に行ったのは、
お墓参りを兼ねてでした。
温泉から車で5分のところに、
こけし村で有名な弥治郎という場所があります。
母方の叔父さんがそこに住んでいます。
兄家族と母が、二泊三日でお墓参りに宮城へ行く。というので、
我が家も行きましょう!ということで出かけました。
「田舎」という言葉がピッタリな、緑が深い場所に
お墓があります。
とんぼやきれいな蝶が飛んでいました。
叔父さんは、曾お爺さんの代から伝わる、
「栄五郎型伝統こけし」を現在も作っています。
栄五郎さんは、私の曾お爺さん。
昭和21年に亡くなられたそうなので、
お写真でしかお顔を知りません。
「郵便学者・内藤陽介氏」のブログには、こんな風に紹介されていました。
>切手に取り上げられているのは、弥次郎系こけしを代表する名工・新山栄五郎 が1942年頃に作ったものです。
1956年の年賀切手に、曾お爺さんのこけしが使われていたそうです。
話には聞いていましたが、初めて見ました!
面白くて優しい叔父さんは、80歳。
でも、力はあるし、細かな作業は完璧だし、
メガネをしなくても細かな絵付けをするんです!(驚)
凄いです さすが名人!!
ホラー映画に出てきそうなのこぎりで、
材料となる木を切っていきます。(怖~)
その木をロクロにはめて削って行き、
絵付けして磨いて、こけしが出来上がります。
最後は、名前を入れます。
叔父さんが可愛いこけしをプレゼントしてくれました。
水木、椿、えんじゅ、など色々な木を使うそうです。
私が貰ったのは、椿の木なのだそうです。
大事に大事にします。
左の写真は、叔父さん。
右は、従兄弟に似てるので従兄弟だと思ったら、
若き日の落合監督でした
こけしを可愛がってくれているそうです。
他にも、有名人の方々やコレクターの方々が
宿泊した旅館にもたくさんのこけしが飾られていました。
もちろん、叔父さんの作品もありました。
叔父さんの家の敷地には、
朝顔もいっぱい咲いていました。
そして、秋の七草のひとつの萩の花が
たわわにしだれていました。
自然がいっぱーいの懐かしい日本が残る叔父さんの家。
久し振りに・・・10年以上振りに訪れましたが、
再会をすっごーく喜んでくれたり、
私も幼い頃、家族でよく訪れていた思い出が蘇り、
懐かしく感じたので、
今度は間を空けずに、来年も来たいと思います。
叔父さんが、ずっとお元気でいますように♪
この伝統の技が、一日でも長く引き継がれますように。
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