出雲大社~鳥取県・三朝温泉~京都☆旅行ブログ
陰陽師・安倍晴明
現在、流行している風水は、この陰陽道から生まれたもの。
江戸城であった皇居は、今でいう陰陽師(風水師)であった天海僧正が
東京を守る為の結界を張ったと言われている場所。
【伝説一】
平安時代に、花山天皇の病の知らせがあり、
安倍晴明がすぐさま朝廷に参内すると、
当時の帝、花山天皇は、「雨になると酷い頭痛がし、
原因が解らず様々な治療にも全く効果がない…。」と訴えた。
晴明は陰陽道をもって、その原因を見通したという。
「花山天皇の前世のどくろが岩の狭間に落ち、はさまって、
雨の時には岩が膨らんで間がつまるので、今生ではこのように痛むのです。」
そこで人を谷に遣わしたところ、晴明の言うとおりであったと伝説はいう。
頭骸骨を丁寧に埋葬すると、以後、花山天皇の頭が痛むことはなかった。
晴明は天皇の信頼を受け、政治の裏舞台で活躍するようになるのである。
【伝説二】
その後も、藤原家の長、藤原道長が、飼い犬が必死に門をくぐるのを止めるので、
清明に占わせたところ、弟子が仕掛けた呪いの術を見破った。という伝説もある。
そんな、すご~い清明さんを祀った神社、
安倍晴明神社に行ってみました
タクシーの運転手さんに、「こちらですよ。」と、言われたけれど、
キョロキョロと思わず探してしまったほど、想像と違っていて、
千年前、陰陽師として京の闇を支配したと言われる安倍晴明を祭った神社は、
意外にも、大通りに面した騒がしい場所に位置し、
そして、こじんまりとされていました。
昔、安倍晴明邸の跡地なのだそうです。
晴れ渡るような青空でした。
一の鳥居をくぐって左手に、一条戻り橋
晴明は、毎晩ココで星の動きを見つめ、占いをしたとか。
参道を抜け細い通りを渡り、
手水場のすぐ隣には、
清明が念力で湧き出させた有名な井戸清明井
現在も尚、御霊水は湧き出続けています。
湧き水の場所は、毎年の恵方を向いています。
パワーがありそうな場所
「恵方に向いているので、動かさないでください」
と、注意書きがあるのに、力自慢で動かそうとしていた
60歳くらいのおじさま!そういうことはやめましょう。
晴明桔梗(☆印)
晴明桔梗とは陰陽道をつかさどる魔よけの印なんだとか。
あちこちに、清明桔梗が目に付きました。
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