続きです
診察室にもどって。。
往生際の悪いわたくし。。
『先生、どっちがいいと思いますか全摘か部分か。。また悩んじゃう。。でも遺伝性乳癌だったら全摘しておけばって後悔しそうだし。。放射線治療も抗がん剤の後だったというのもあって結構大変だったから。。全摘はすごく嫌だけど、部分も不安がいっぱいで。。』
『どっちとも言えないけど、、遺伝性乳癌調べるなら今日は出来ないから来週以降になって、手術には間に合わないかなと思う。かなり癌が多い家系の人でもそうじゃなかったという人の方が断然多いけどね。BRCAじゃなくても、ほかに何らかの異常遺伝子を持っているかもしれないけど。
でもくぅちゃん家はお母さんも両側だからね、ちょっとおかしいよね。
放射線は左の方が心臓にかかるから大変だったと思う。今回は右だから心臓は気にしなくていいけど、肺にはかかっちゃうかな。1回目は場所的に全摘しても放射線になる可能性があったけど、今回はほぼないと思います。あとは左みたいに綺麗な形に温存できない可能性はあります。全摘すれば後から再建は考えられます。
くぅちゃんは痩せてるから自家再建は難しいかもだけど。。あと放射線をかけると皮が硬くなっちゃうからそのあと全摘になっても再建は難しいと思う。言えるのはそのくらいかなぁ。あとは前日まで悩んでいいですよ』
今回は明確に温存を薦めるという言葉は聞けませんでした。それが先生の答えなのかなと感じました。でも選ぶのは私で、選択肢には部分もありというだけの話のような。。
そして話は変わって、色々回ってる時に、この間のCTとMRIの結果を紙でもらっていこうって思ってたので。。
『先生、この間の結果、コピーほしいです』
『あっMRIでね、ちょっと左の乳房のことかかれちゃってるんだよね。。』
『えーーー何ですか』
途端に暗くなる分かりやすい人。。
『心配するから言わないで終わろうと思ってたんだけどな💦また色々検査したいって言い出すかなと思って💦』
確かにーいつも先生、紙見せながら説明するのに、さっきは画像見ながらだけだったし、遠隔転移とかないですよねの質問に対しても『ないよ』ってさらって終わろうとしてた‼️
所見に書かれていたのは。。。
左乳房C領域(切除したところ)に造影域あり。術後部位と思われますが、再発病変混雑を否定できませんエコー所見と対比を。
|||(-_-;)||||||どよ~ん
『これ部分切除した人には良く書かれてくるから』
『そしたら後は何でフォローするんですか、またCTを短期間で撮るんですかもう私CTとか嫌になっちゃいました』
『でしょエコーでフォローしていくしかないかな。今まで通りでいいと思うよ』
『はい。。』
まぁ今日のところはという感じで。。
そして気になる心電図。。
心疾患、肺疾患の可能性ありの所見
えこちらも
『うーん、そんなに前と変わってないと思うけど、ちょっと波形が高いところあるかなぁ。麻酔科の先生も見るから、麻酔科が循環器内科の先生にもって言うかもしれないけど、僕は良しとします』
めちゃくちゃ微妙。。。
そして、入院決定へ。。
11月27日9時半〜10時に入院
オペ日は28日。その日は3つオペがあるそうで何番目かはまだ分かりません。
全摘なら6日で退院、部分なら4日。
『先生。私今、軽い糖質制限してて、内科の先生にもそれでいいって言われてるので、入院中もお昼は炭水化物オフしたいんですけどいいですか』
『糖尿病食にした方がいいの』
『いえ、それだとカロリーが減っちゃうので、普通食でいいです。でもお昼はご飯ほぼ食べないけど、食欲落ちてるわけじゃないんでってことで。』
『良かった、食事の変更とか面倒なんだよね』
ってかさぁー患者様に面倒とか言う
なんか全体的に今回、先生の対応が2人目の子育て風に感じる1度目はとても優しかったのに。。まぁ長い付き合いで培った私と先生の信頼関係があるからこそということにしておこう。。( ˘ω˘ )
最後に、手術の同意を看護師さんも交えて。。
(通常、イノッチ先生の診察室に看護師さんは立ち会いません)
術式は一応全摘術。
その説明をしながら、先生が看護師さんにも説明。
『今回で、両側乳癌ってことで2度目です。お母さんも最近、2度目で両側乳癌でね、遺伝性を心配してるから、近々それは調べると思います。反対側に乳癌できるのをすごく心配していて、2ヶ月に1回エコーしていたんだけど、見つからなかったんだよね。』
その言葉を聞いて、ちょっと泣きそうになってしまった先生がちゃんと第三者の看護師さんにも2ヶ月ごとにエコーしてたのに見つからなかったって言ってくれたのがなんとなく嬉しかったからです
次回は25日に麻酔科受診と、PCR検査。
先生外来にも寄って最終確認かな
それまでもう少し術式考えようかなと思ってます。