前回は、特に虫歯についてでした。
今回は、歯周病について書いてみようかと。
簡単にカラダのシステムについて。
腕に傷とかできた場合、出血します。
それは傷口からばい菌がカラダの中に侵入してきた所で赤血球が白血球を運んで、ばい菌を白血球がやっつけて血小板が傷口を固めてカサブタを作り、カラダの中にばい菌が入って来ないようにするという、カラダの免疫システム。
歯周病菌は、嫌気性…空気が嫌いなので歯と歯ぐきの間…いわゆる歯周ポケットの中に侵入します。
歯周ポケットも、カラダの中ですよね。
なので、侵入してきた歯周病菌をやっつけようとして血が集まって来ます。
血が集まると、腫れます。
で歯周ポケットの中で歯周病菌対白血球の、終わらない戦争が勃発。何故終わらないかというと、戦いは歯医者さんに行って専用の器具などで歯ぐきの中のお掃除をしてもらわない限り続くからです。
歯周ポケットは汚れが入って溝が深くなると、歯ブラシの毛先が届かないので自分の歯みがきでは取り除くことが出来ません。
テレビのCMでよく歯周ポケットの中に毛先を入れてってやってますが、歯ブラシが入るのがせいぜい2〜3ミリ。4ミリ以下の深い部分になってくると、全然届きません。
戦いは続き、歯周病菌と戦って死んだ白血球が膿となります。そしてカラダの免疫システムは何とかばい菌をやっつけようとして破骨細胞という援軍を送ります。
字の如く、骨を破壊する細胞です。
歯を支えている周りの顎の骨をばい菌と一緒に破壊しようと…溶かしていきます。
支えている骨が溶けていくので、歯はグラグラ。
この戦争は終わりが近付きます。歯が抜けて…
更に隣の歯も巻き込んで第二次大戦勃発。
放置すればするほど歯は無くなっていきます。
気付いた時には全体に広がって、もう入れ歯とかインプラントとか…
歯が無くなったら、入れ歯で良いじゃん!て方はほとんどの方が後悔されてます。
もっと歯を大事にすれば良かったと。
やっぱり、自分の歯に勝る物は無いと。
何故歯周病は放置してしまうのでしょうか?
それは、痛みが無いから。
初期から出血しますが、少々血が出ても痛く無いからいいやって、放置。
気付かないうちにどんどん骨が溶けてグラグラしてきてやっと歯医者さんで最近噛みにくい、ご飯が食べにくいと来られます。
大体手遅れでもう歯を抜かないと無理。
歯周病はペリオというので、Pと呼んでます。
悪さするチカラが強いタチの悪い歯周病菌もいます。
状態によって軽度、中等度、重度と分けてます。
歯周病の1番恐ろしいのは、無症状って事だと私は思います。
虫歯だったら、しみたり痛みが症状として出ますので割と早く歯医者さんに来てもらえるので処置が出来て治せますけどね。
とにかく歯だけは、ほっといて悪くなるだけで良くなる事は絶対にありません。
ご自分の考え方1つで、ご自分の今後が変わってきます。
少しでも気になることがあればどうか早めに歯医者さんに行って下さい。
次回は、歯磨き粉などについて。
