リブログさせていただきます
いつも色々な知識をありがとうございます

前向きに生きていれば状況がよくなったり科学の進歩や世の中の変化で今は難しいと思っている事を諦めないで済むようになると信じています

すっかり間が空いてしまいました。

2016年に手術をした虫垂ガンの定期検診で再発の告知と共に腹膜偽粘液腫の病名を告げられたのが2019年3月。

手術をしたのが2019年7月。

そして今、術後1年を超えてとりあえず元気に過ごしております。


前回のブログの後、2月と5月と3ヶ月ごとに検診があり今回はその4ヶ月後の9月に血液検査とMRI。
ありがたいことに今回も再発はなしという事でした。

次回は半年後の3月で良いとのこと。
検診の間隔が伸びていくのはそれだけ安定してきているということだと思いひたすら嬉しいです。


腹膜偽粘液腫としての検診の他に、乳腺の検診が3ヶ月ごとにあり、また腸が急に不調になった時のための東京での受け入れ先としての病院も検診のあとは報告に行っています。

それから最近は脚の付け根の具合が悪く整形外科のリハビリを週一で。
2ヶ月に一度は血圧の薬を貰いに内科へ。
時々アレルギーとドライアイの為に眼科へ。
とまあなんだかんだ病院巡りみたいな生活です。


専業主婦で、昨年の手術の後はそれまで行っていた習い事もすべて辞めてしまい、そのままコロナ生活になったので、今は基本的には買い物と通院くらいしか出かけていません。

食後はすぐに仰向けに転がらないと胃が重苦しいですし、腸の調子が良くない日は頻繁にトイレに行きます。
これも家にいるから簡単にできること。

以前のように習い事をしたりお友達と出かけたりするとしたら、その辺がネックになりそうです。
殆どの知人には病気の事は話していませんが私とはコロナに対する怖がり方も違うと思いますし。

考えてみると、気持ちとしては術前の自分に戻っているつもりなんですが、実際には色々と変わっているんですよね。

体は大きな傷が出来たし疲れやすいし食べられる量も以前より減りました。
体重は術後は10キロ近く落ちました(臓器も沢山取ってるのでその分も合わせて)がそこから3〜4キロ戻って現在です。


それでも、食べたいものを食べ、お酒もちょっと飲み(元々弱い)、無理ない程度にストレッチ運動をし、これで再発がなければ楽しい生活を送っていますのでこのままこのままと願っています。

ほぼ引きこもり生活ですが、家にいるのが好きなのでストレスをあまり感じていないかも。
出かけて行かなくてもSNSやLINEで友達と連絡し合える世の中になっているのはありがたいことです。



ちょっと早いですがデパートやInstagramではもうクリスマスの雰囲気が漂い始めていますね。
我が家はサンクスギビングがおわってからカボチャを片付けるので来週クリスマスツリーを出します。
いやはや1年速かった。


で、今年を振り返ってみて一番焦ったことを思い出すと、病気の告知や手術も勿論精神的に大変でしたが物理的に一番ピンチだったのは合併症の処置の後でした。



全身麻酔の手術では気道確保の為麻酔がかかった後に喉に管を入れられます。
この管が喉の声帯の小さな関節を脱臼させてしまうことが稀にあるそうです。

これが起きると声帯がきちんと閉じることができなくなり空気が漏れて掠れた声になってしまいます。
息漏れして二〜三秒しか続けて話すことができず話しても掠れて聞き取りにくいのです。
嗄声(させい)といいます。
私はこれになりました。

数日で自然治癒することも多くあるのですがわたしの場合2週間経っても治りませんでした。
それで再度全身麻酔をして声帯を触り脱臼を治す手術をすることを勧められました。

ただこの処置は勘でやることになるので上手くいくかどうかは保証できないとのことでした。
声帯をいじる為全身麻酔で寝ているので「じゃ試しに声を出してみてください」と確認することができないんですね。
でもトライしないと一生この声。
やって下さいと言うしかないです。

以前他の病院で受けた手術の時も硬膜外麻酔で失敗して髄液が漏れるということが起こり術中と術後にブラッドパッチという治療を受けました。
治るまでは頭痛がするし起き上がれないし…
私の場合病気の手術そのものより付随する処置で何かが起こるタイプのようです(って納得してませんけど笑)

全身麻酔ではあるものの処置自体は大そうなものではなく、その為に東京から夫に来てもらうのも躊躇われたので家族は呼ばずに手術を受けました。
主治医(外科)のM先生に聞くと術後2時間くらいの安静との事でしたので大したことないなと思っていました。

麻酔から覚めるとなんとなく声が出るような気がしました。
実際処置は上手くいって声は時間をかけて戻ってきて今は元通りです。
良かった〜!先生ありがとうございました!


ただ

看護師さんから4時間の安静を言い渡されました。
麻酔の先生からの指示だそうです。
M先生からは2時間と聞いてたのに長いわ〜。
腕からはたっぷり点滴がされています。

しばらくすると

「おトイレに行きたい…」

簡単な手術だからか???バルーンの処置がされていなかったのでした。
術前におトイレは済ませたのですが点滴の水分は摂っているわけで…
4時間の安静とかもたないわけで…

我慢しきれず看護師さんを呼んだのですがその夜担当の若い男性の看護師さんに

「4時間の安静だから起き上がるのは絶対ダメです。
何かあったら病院に責任があるのでそれは困るので。」

と言われ寝たまま尿瓶にするしかないと言われてしまいました。

さすがに彼も気を使って

「女性の看護師の方がいいですよね?探してきます」

と言って部屋を出ていきましたがこの病院は夜間は看護師がほぼ若い男性なのです。

おばちゃんである私はもう諦めて傷でも体でも見せていますが若い女性ならいくら相手がプロでも恥ずかしいだろうなと思います。
もしかしたら若い女性は女性の看護師さんが担当してくれているのかもしれませんが(だったらいいな)

暫くして先輩の女性の看護師さんを連れてきてくれました(ラッキー!)が彼女は

「もう二時間半経ってるのよね。
ちょっとなら起きても大丈夫」

と4時間の安静を主張する彼に言うと

「起き上がれますか?トイレでしたいですよね?」

と言ってくれ地獄に仏〜

個室なのですぐ横にトイレがありやっとの事で限界近くまで我慢した身を解放できました。
こういう時はベテランの方の方の融通がありがたかったです。

いやー辛かった!
あの時女性の看護師さんが見つからなかったら若い男性に尿瓶をあててもらって仰向けに寝たままの排尿になったのだろうかと思うといくらおばさんでもつらい。

術中から点滴しながら長時間の安静ならバルーン処置をしてもらわなくてはもたないと思います。
なんでされなかったのかわかりませんが、わざわざその処置をするまでもないと思われたのかな?
だとしたら起きてトイレくらいなら大丈夫というベテラン看護師さんの判断が正解だったのかもしれません。


メインの手術の後のICUでの安静も辛かったけど一番のピンチはこの時でした。
今は笑い話になってよかったけどあの時はほんとに泣きそうだったなあ。