じつは先日、ものすごいイケメン男子と出会う機会がありまして。



それはもう、

イケメンレベルで言ったら、圧倒的に過去最高峰の完成度でして。



彫刻かモデルかみたいな造形美でして。


 

2人でご飯に出かけて、彼は誕生日のお祝いまでしてくれたんだけど。

 


なんとなく縁が薄くなってしまいました。

 


っていうのもさ、

 


私が「ゲームに勝つ」ことに執着しなかったからだと思ってる。



 

今までの私だったら、自分が相手を好きになるかどうかはさておき、



「このモテ男を絶対その気にさせてみたいムキームキー」と、戦闘モードをオンにしていたと思うんだけど、

 


今回は、


 

「見た目も良いし、人間的にも良さそうな人だけど、そこまでピンとは来ないかな、いまいち乗り気になれないな」

 


っていう自分の直感を優先させたのです。


 

で、相手もそれを察したんだと思う。相手が察したってことを、私が察したから。(笑)

 

 

「ゲームに勝ちたい」って、自分軸であるように見えて、じつは全然そうじゃないです。

 


自分の軸がないから、自分で自分を愛することができないから、


 

「相手からの評価=勝ち戦」によって、私の価値をなんとか担保しようとしてる。

 


だから、「勝って上がる」ために、自分の本音は一旦脇によけておき、


 

男性がその気になる振る舞いを徹底して愛を得ようとする。

 


それでやっとその時だけは、自分のことを認めてあげられる。

 

 

でも今回は、そうはならなかった。

 


そりゃあ女心として、



「彼が私を気に入ってくれたら嬉しいな」って気持ちが全くなかったと言ったら嘘になる!



でも、「自分の気持ち>彼の気持ち」



になったゆうこと。


 

それに、恋愛なんてうまく行こうと行くまいと、好きの度合いが高かろうと低かろうと、ひとつの深くて親密な人間関係である以上は疲れるものだし、



仮にも婚外恋愛になるし。。。



それをまた繰り返すガッツが私にあるかって言ったら、



「あー……もういいです」



と、心がそう言っている。もう勘弁してくれゲローゲローって。


 

やれやれ。たくさんの男性関係を通して、

 


ひとつの学びが終了したのだなぁと、しみじみ思いました。



 

それとべつの理由としては、


 

このところ毎日が充実し始めたので、


 

恋愛だけが生きがいじゃなくなったのです。


 

今は、自分自身との対話を通して得た愛をみんなにシェアしたいと思っている。


 

ひとりでも多くの人に、愛の意識に目覚めてもらいたいと思っている。

 


もちろん、私自身もまだ学びの途中で、


 

これから先、大いにすっ転ぶこともあるんだろうけどさ。


 

そういう大志(と呼ぶのは大げさか)を抱いたとき、


 

いちばん大事なことが、



「目先の恋愛ゲームを勝って上がる」とか、そういうことじゃなくなっていく。



必然的に特定の個人のことを考える時間も減ってくし。



 そんなこんなで、



「他者からの愛を渇望しなくなった自分」



に気づかせてくれたから、



このイケメンくんには本当に感謝しているよードキドキドキドキ

 

 

 ま、一回くらい寝てもいいですけどね。