亡くなる2週間前にあいは起き上がれなくなりました。
高齢でしたが、年の割に元気に歩いていたあいが、歩けなくなったのです。
歩けなくなったら、食べなくなったら一気に弱るって、聞いてたので、「うそや…」って思いました。
「今日はたまたま調子悪いし立てへんけど、明日は立つわ!」って思いたかったんです。
でも、立てないのと同時に、あいは大きなそして、すごく切ない声で1時間おきに鳴くようになりました。
耳をふさぎたくなるような辛い声だったので、子供達も「かわいそう…」とどうしてやっていいのかわからない様子でした。
この日から3日と空けずに病院に通うようになるのですが、「病院では痛い様子ではないので、なにか伝えたい事があるので」は、との事でした。
あいは、ある程度歳をとってからは、滅多に鳴かない子でした、だから私は「今まで鳴かなかった分思い切り鳴いてるんや、いいよ、いっぱい声きかせてな」って、鳴いている間はずっと赤ちゃんみたいに抱っこして、揺らしてやってました。
食欲だけは、どんな病気をしても落ちなかったあいがご飯を食べなくなりました、大好きなチーズも…お肉を焼いて細切れにつぶしたものも…何も…
病院で、「食べなくなったら、もって3日でしょう…」と言われました。
歯をくいしばって口を開けないあいに、なんとか食べさせたくて、注射器で口の横からペーストをドロドロにしたものをなんとか入れて食べさせました。
夜も1時間おきに鳴くので、1階で寝ている主人が鳴いたらとんとんしてやってました。
「寝た切りになっても、かまわないから、生きて傍にいて欲しい!」という想いと、「こんなに辛い声で鳴くあいが、かわいそうで楽にしてやりたい…」という想いでこの2週間は本当に気持ちがぐちゃぐちゃでした。
仕事を即効でかたずけ、全ての用事をキャンセルして、できるだけ家にいました。
わが家は、長女が部活でテニス、次女がシンクロで週5日夜遅くまで練習、末っ子の長男はサッカー、主人は仕事で帰りが遅い日が多く、家族全員が揃う時間が少なくて…
その日はお昼に点滴をしてもらったので、少し安心してました。
夜9時頃に真ん中がシンクロから主人と一緒に戻って、ご飯を食べ終わった時でした。
また鳴き始めたあいを長女が抱っこしていたのですが、鳴きやまないので私に渡してしばらくしてからです。
急にあいの息が止まったようになり、びっくりして主人を呼んで、「どうしよう!!あいが!!!」て叫びました!
主人が抱っこしても、首がぐらぐらして、「あかん!!下に寝かせよう!!」って。
お布団に下ろすと、あいは口を開けて、動かなくなりました。
信じられず、「いやや!!おいていかんといて!!」て何度も叫んだような気がします。
まるで家族全員が揃うのを待っていたかのように、あいは全員に看取られて亡くなりました…あい21歳2010年9月13日21時45分でした。
自分の気持ちを整理する為にも、全てを書きたかったので、長くなりましたが、最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
もし、介護を今されている方、これからされる方おられましたら、質問くださればなんでもお答しますので、コメントしてくださいね。
次は亡くなってからの事を書きたいと思います。
亡くなる前日のあいです。痩せてます…
最近アロマを登場させてなかったので☆



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高齢でしたが、年の割に元気に歩いていたあいが、歩けなくなったのです。
歩けなくなったら、食べなくなったら一気に弱るって、聞いてたので、「うそや…」って思いました。
「今日はたまたま調子悪いし立てへんけど、明日は立つわ!」って思いたかったんです。
でも、立てないのと同時に、あいは大きなそして、すごく切ない声で1時間おきに鳴くようになりました。
耳をふさぎたくなるような辛い声だったので、子供達も「かわいそう…」とどうしてやっていいのかわからない様子でした。
この日から3日と空けずに病院に通うようになるのですが、「病院では痛い様子ではないので、なにか伝えたい事があるので」は、との事でした。
あいは、ある程度歳をとってからは、滅多に鳴かない子でした、だから私は「今まで鳴かなかった分思い切り鳴いてるんや、いいよ、いっぱい声きかせてな」って、鳴いている間はずっと赤ちゃんみたいに抱っこして、揺らしてやってました。
食欲だけは、どんな病気をしても落ちなかったあいがご飯を食べなくなりました、大好きなチーズも…お肉を焼いて細切れにつぶしたものも…何も…
病院で、「食べなくなったら、もって3日でしょう…」と言われました。
歯をくいしばって口を開けないあいに、なんとか食べさせたくて、注射器で口の横からペーストをドロドロにしたものをなんとか入れて食べさせました。
夜も1時間おきに鳴くので、1階で寝ている主人が鳴いたらとんとんしてやってました。
「寝た切りになっても、かまわないから、生きて傍にいて欲しい!」という想いと、「こんなに辛い声で鳴くあいが、かわいそうで楽にしてやりたい…」という想いでこの2週間は本当に気持ちがぐちゃぐちゃでした。
仕事を即効でかたずけ、全ての用事をキャンセルして、できるだけ家にいました。
わが家は、長女が部活でテニス、次女がシンクロで週5日夜遅くまで練習、末っ子の長男はサッカー、主人は仕事で帰りが遅い日が多く、家族全員が揃う時間が少なくて…
その日はお昼に点滴をしてもらったので、少し安心してました。
夜9時頃に真ん中がシンクロから主人と一緒に戻って、ご飯を食べ終わった時でした。
また鳴き始めたあいを長女が抱っこしていたのですが、鳴きやまないので私に渡してしばらくしてからです。
急にあいの息が止まったようになり、びっくりして主人を呼んで、「どうしよう!!あいが!!!」て叫びました!
主人が抱っこしても、首がぐらぐらして、「あかん!!下に寝かせよう!!」って。
お布団に下ろすと、あいは口を開けて、動かなくなりました。
信じられず、「いやや!!おいていかんといて!!」て何度も叫んだような気がします。
まるで家族全員が揃うのを待っていたかのように、あいは全員に看取られて亡くなりました…あい21歳2010年9月13日21時45分でした。
自分の気持ちを整理する為にも、全てを書きたかったので、長くなりましたが、最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございます。
もし、介護を今されている方、これからされる方おられましたら、質問くださればなんでもお答しますので、コメントしてくださいね。
次は亡くなってからの事を書きたいと思います。





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