「あいは」雑種の小型犬だからなのか、食欲と性欲が人一倍強かったからなのか、高齢になるまで病気一つしない子でした。
でも高齢になってからは、乳腺腫瘍の手術に始まり、緑内障、白内障、耳だれ、子宮からの肉腫の切除手術、等本当にいろいろな病気になりました。
その度に「もうあかんかもしれん…」と泣いたものです。
でも「あい」は毎回必ず元気になり、私は「もしかしたら、あいは死なへんのかもしれん…ずっと長く生きて私が死ぬまで傍にいてくれるのかも…」なんて、ばかな考えを半ば本気で思い始めていました。
20歳を迎える頃から急激に容態は悪くなりました。
ある日家族で映画に行く直前にあいがこけても立ち上がれなくなりました。立ち上がれないのにぐるぐると回転をするんです。
「あかん!すぐに病院に行くで!!」と子供達を納得させ、病院にとんで行きました。
診断は、たぶん脳だと思われるがCTを撮らないと分からないとの事、でもCTを撮るには全身麻酔が必要で、高齢のあいの体では、とても全身麻酔に耐えられるわけがない事は一目瞭然です。
しかたなく、先生は服用するステロイドと、ビタミンを下さいました。
薬を飲んで容態は少し改善したのですが、次に子宮蓄膿症が発症してしまいました。
ステロイドと蓄膿症のお薬はお互いの効果を消してしまうそうです。
綱渡りのような日々が始まりました。
蓄膿症が良くなれば脳の方が悪化する。脳が安定してると蓄膿症が悪化する、で毎日が戦いでした。
でも、亡くなる2週間前に倒れたあいが起き上がれなくなりました。
次はその最後の2週間の事を書きたいと思います。
生前のあいです。本当にかわいい子でした。
緑内障で、片目が委縮しちゃってます。
あいの肉球です、私はこの匂いが大好きでクンクンしてました。
あいが寝てるとみんなお布団でくるんでやってました。
真ん中の娘とあいです。私の大好きな写真です。

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でも高齢になってからは、乳腺腫瘍の手術に始まり、緑内障、白内障、耳だれ、子宮からの肉腫の切除手術、等本当にいろいろな病気になりました。
その度に「もうあかんかもしれん…」と泣いたものです。
でも「あい」は毎回必ず元気になり、私は「もしかしたら、あいは死なへんのかもしれん…ずっと長く生きて私が死ぬまで傍にいてくれるのかも…」なんて、ばかな考えを半ば本気で思い始めていました。
20歳を迎える頃から急激に容態は悪くなりました。
ある日家族で映画に行く直前にあいがこけても立ち上がれなくなりました。立ち上がれないのにぐるぐると回転をするんです。
「あかん!すぐに病院に行くで!!」と子供達を納得させ、病院にとんで行きました。
診断は、たぶん脳だと思われるがCTを撮らないと分からないとの事、でもCTを撮るには全身麻酔が必要で、高齢のあいの体では、とても全身麻酔に耐えられるわけがない事は一目瞭然です。
しかたなく、先生は服用するステロイドと、ビタミンを下さいました。
薬を飲んで容態は少し改善したのですが、次に子宮蓄膿症が発症してしまいました。
ステロイドと蓄膿症のお薬はお互いの効果を消してしまうそうです。
綱渡りのような日々が始まりました。
蓄膿症が良くなれば脳の方が悪化する。脳が安定してると蓄膿症が悪化する、で毎日が戦いでした。
でも、亡くなる2週間前に倒れたあいが起き上がれなくなりました。
次はその最後の2週間の事を書きたいと思います。
生前のあいです。本当にかわいい子でした。





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