またまた人間工学の話。


部屋や建物のレイアウトをするにはまず、人間の作業能力や

生理、心理学的な特性を知っておかなくてはなりません。


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人間はゆとりの空間を必要とします。

心理的なゆとりを考慮した位置のレイアウトをするために

それぞれの特性をみると



女性は後ろや横に人が居ると落ち着かず嫌がる

のに対し、男性は前方に他人が居るのを嫌うそうです。(笑)


会議や食事の場、ホテルのロビー、駅の待合室、などでは

プライバシーが保てるように他人と離れて座ったり

背中合わせに座席を占めたりするんです。

何人かの人が1つの空間の中で時間を過ごすときは

目的に応じて「集まりの形」を想定します。



人間が無意識のうちに好んでとどまりたがる位置があります。

ロビー、レストラン、ロングシートなどでは

中央部分より壁側から埋まります。

これを「隅の効果」と呼びます。

これって動物園でも見られる傾向みたいです、人間も動物なんですね…(笑)

VMDに関係ない?
そんな事ありません。
店にもよりますが、お客様のくつろぎラウンジ作る場合、顧客の方は仲間やスタッフと交流したい場合が多いです。新規の方は、ちょっと警戒してます。
ステレオタイプを考慮しながら休憩スペースも作りたいですね。

次は、距離感の話をします。