先日、政府がグリーン成長戦略とやらを決めたってニュースがありました。
〈以下日経新聞抜粋〉
国内では現在ほとんど普及していない洋上風力は40年までに最大4500万キロワットの導入を目指す。原子力発電所45基分に相当し、再生エネ先進国であるドイツをしのぐ規模となる。風車は部品数が多く裾野が広い。産業育成へ40年に国内調達率を60%にする目標も打ち出した。現状では国内に風車は製造拠点がない。
日本って土地少ないしー、海に囲まれてるしー、海に発電施設設置したらいいやん〜
って、単純な発想になりますよね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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駄菓子菓子!
ちょっと調べたら違った〜![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
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1.日本は遠浅ではない。
2.偏西風のような風が安定的に吹かない。
とにかく1が大問題!!
これによって欧州なんかとは比べものにならないぐらいコストがかかります。
土地が狭い↓
陸上風力 < 洋上風力
平均運転費は操業年数に応じて年率約2.8%するが、洋上風力発電事業では約5.5%と大幅に増加。
また、陸上より早く故障するので早期にメンテ費用が発生。稼働率も落ちやすい。
海が遠浅でない↓
浅い海 < 深い海
運転費用は、深い海の方が約60%も高い。
深い海↓
固定式 < 浮体式
深すぎる海では足場を固定するのが困難なので、浮体式を利用する。これは固定式の約2倍のコストがかかる。
⇒経年ごとに費用が増加することを考えると、10年後には市場の電力価格を上回る可能性が出てくる。要は赤字になるってこと。
初期費用をこの短い期間で回収できんのかって話です。
先週、福島に設置してある浮体式風力発電基が不採算のため撤去が決まったばかり。
これ民主党が600億かけて設置したのに、撤去にまた50億かかるんだって。
古くなればなるほどコストかかって、稼働率も下がるなら撤去もしゃーないわ。
今後、低コストの部品調達が国内で出来るようになれば、この産業育つかな〜
今は部品もほぼ海外だしねぇ。
自動車産業がEV化で部品のサプライチェーンが倒産の危機を迎える中、2万点にもおよぶ風車の部品の国産化は活路になるやもしれん🤔
本気で政府がそういう企業を支援するなら、風車部品を手掛け始める銘柄は将来性あるかも。
洋上風力発電関連って出遅れ銘柄多いのよ。
不採算だから株も買われないのかなんなのか?
なんか東北電力の株がダダ下がってるのもわかる気したー
運営側じゃなくて、建設側なら資金入ってくるんかな〜
あとはモメンタム次第や。
打診買いしとくかな![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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